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  • 2012/05/31

    全日本男子|2012ロンドン五輪予選


    31日、明日1日から行われる「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)男子大会の公式記者会見が都内ホテルで行われ、全日本男子・植田辰哉監督はじめ、出場8チームの監督が勢ぞろいし、それぞれが意気込みを語った。

    植田監督は会見の席上で、「昨年の東日本大震災、津波を目の前にし、バレーボールを続けるかどうかのモチベーションが下がったというのもあったが、今年戦うにあたって、昨年のいろいろな反省を元にチームを作るということからスタートした。オフェンスとディフェンスのバランスがとても重要だと思う。そして、昨年被害にあった方々、日本中の方々に勇気を与えられる試合をしなければならないと思うし、2大会連続の五輪出場は絶対の条件だと思う。気持ちをしっかり持って、五輪の出場権を獲りたいと思う」と、未曾有の大震災からの復興を目指す日本のためにも、五輪の出場権を獲ることを約束。

    また、明日の第1戦で対戦するセルビアについては「キャリアある両センターがいるし、オポジットも若くて勢いがある。両ウィングも高さもパワー、速さがあり難しい試合になる」と警戒する一方、先日のワールドリーグで惜敗したことを受け「浜松でのリベンジをしないといけないし難しい試合になるとは思うが、しっかり戦って勝って、次の試合に繋げていきたいと思う」と、リベンジ勝利をステップに、五輪出場権の獲得を誓った。

    なお、明日の大会1日目は、第1試合のオーストラリア−ベネズエラ戦(11時開始)を皮切りに、プエルトリコ−中国(13時30分開始予定)、イラン−韓国(16時開始予定)、日本−セルビア(19時5分開始予定)の4試合が行われる。

    この日の監督の会見でのコメントは以下の通り。

    【出場チームの監督コメント】

    ●日本/植田辰哉監督
    「昨年の東日本大震災、津波を目の前にし、バレーボールを続けるかどうかのモチベーションが下がったというのもあったが、今年戦うにあたって、昨年のいろいろな反省を元にチームを作るということからスタートした。オフェンスとディフェンスのバランスがとても重要だと思う。そして、昨年被害にあった方々、日本中の方々に勇気を与えられる試合をしなければならないと思うし、2大会連続の五輪出場は絶対の条件だと思う。気持ちをしっかり持って、五輪の出場権を獲りたいと思う。(明日開幕だが)女子が開幕してそうとうプレッシャーがかかり、心理的にも苦しい時期が続いてきたが、ここにきて選手たちの表情を見ても、やりきったというか盛り上がってきて、明日のセルビア戦に向けて私も期待している。(セルビアは)キャリアある両センターがいるし、オポジットも若くて勢いがある。両ウィングも高さもパワー、速さがあり難しい試合になる。(先日のワールドリーグの)浜松でのリベンジをしないといけないし難しい試合になるとは思うが、しっかり戦って勝って、次の試合に繋げていきたいと思う。(これからの戦いで選手に期待することは)ベストのプレーをしていけば、そんなに上から打たれることもない。私たちが取り組んできたブロックとディグのトータル的なディフェンスをしっかりやっていきたい。また、ホームでの応援をいただき勢いに乗っていきながら、最終的に五輪切符まで結びつけていきたいと思う。(7試合の中での一番のポイントは)対戦相手で安全なチームがひとつもないし、すべての試合がカギになる。予想がつきません。だからこそ準備してきたし、覚悟を持って戦いたいと思います」

    ●オーストラリア/ジョン・ウリアルテ監督
    「私たちはとても若いチームではありますが、今回五輪出場権を獲得するためにやってきました。これまでよいチームを築き上げるため、何年もかけて努力してきました。私は自分のチームを誇りに思っていますし、若いチームですが経験も豊富です。頑張って戦っていきたいと思います」

    ●中国/周建安監督
    「OQTへの参加は光栄です。この大会に向けて長い間準備をしてきた。いる選手も国内の優秀な選手ばかりなので、普段どおりの力を発揮できればと思う。いい結果に繋げていきたい」

    ●イラン/ジュリオ・ベラスコ監督
    「ご存知の通り、イランは五輪に出場したことはありません。今回、夢へ到達することは、イランにとって大変大きな意味があると思います。今回は前回の経験を生かして戦えればチャンスは大いにある。難しい大会になるが、(五輪の)残りの席はある。勝利へ向けたメンタリティを持って戦いたい。イランよりも有名で強いチームはあるが、私たちの選手たち全力で戦うことを望んでいる。大きなモチベーションを持ち、ファイティングスピリットも旺盛な選手が多いので、全員がベストを尽くすと思う。夢をかなえられるように、みんなで頑張っていきたい」

    ●韓国/パク・ギウォン監督
    「私たちはここに来るまであまり練習の時間がなかった。国内リーグが長く続き、終わった後に召集し、トレーニングを重ねてきた。ケガ人も多いが、全員がロンドンを目指し、一丸となって頑張りたいと思う」

    ●プエルトリコ/カルロス・カルドナ監督
    「この大会に参加できてうれしく思う。今のチームでぜひ五輪へ行きたい。若い選手が多いが、やる気は人一倍ある。良い結果を残したいと思う」

    ●セルビア/イゴル・コラコビッチ監督
    「もちろんロンドンへ行きたい。今の状況では厳しいし、厳しい試合も毎日続くと思うが、チームの希望はロンドンへ行くことです」

    ●ベネズエラ/ロベルト・ガルシア監督
    「我々は若いチームで、他の国はとても高いレベルのチームが揃っているが、目標は五輪に行くことなので頑張りたい。(南米選手権に出場した3選手が不在だが)今回は若い選手を揃えてきた。3名はケガなどで連れてきていません。今回のチームは2012年の五輪よりも、2016年の五輪を目標に頑張っていこうと思い、連れてきました」
  • 2012/05/31

    全日本男子|2012ロンドン五輪予選


    31日、日本バレーボール協会(JVA)は、明日1日に開幕する「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)の男子大会に出場する全日本男子チームの12名を発表した。

    今回は、5月16日に発表されたエントリーメンバー20名から12名を選出。昨年のワールドカップメンバーからは、キャプテンの宇佐美大輔(パナソニック)、エース福澤達哉(パナソニック)をはじめ、石島雄介、松本慶彦(堺)、山村宏太(サントリー)、米山裕太(東レ)ら9選手が選ばれ、右足首のケガで心配されていた清水邦広(パナソニック)も無事に名を連ねた。

    また、ワールドカップメンバーでは、阿部裕太(東レ)や八子大輔(JT)、鈴木寛史(サントリー)らが外れた一方、セッターの近藤茂、ミドルブロッカーの富松崇彰、ウィングスパイカーの越谷章という東レ所属の3選手が、12名に滑り込んだ。

    選考に際し植田監督は「毎年チームを作るにあたり、チームの中で役割がはっきり見えているときは結果が出ている。(大事な)攻守のバランスをイメージできる、この12人が日本の中ではベストだと信じています。清水は日に日に回復している。思った以上に速いスピードで回復して、ゲームにも出られるし、活躍できると思う」と、自信に満ち溢れた表情で12名の選考理由を発表。

    また選手たちは、会場となる東京体育館でおよそ1時間、ゲーム形式の練習などで汗を流した。宇佐美は「ライトや雰囲気など、会場になれるために乱打やゲーム形式でやりました。みんな明日へ向けたいい調整ができたと思う。落ちたメンバーのためにも自分たちが切符を獲らなければいけない。そういう意味では気持ちは一つになっている。下を向かず、前を向いて戦っていけるチームだと思う」と手ごたえを口にし、明日のセルビア戦へ向けて、意気込みを見せた。

    なお、出場選手12名は以下の通り。

    【男子OQT出場選手】※左から背番号、名前、所属、ポジション

    ※左から背番号、名前、所属、ポジション

    3 永野 健(パナソニック)リベロ
    4 近藤 茂(東レ)セッター
    5 宇佐美大輔(パナソニック)セッター
    7 山本隆弘(パナソニック)ウィングスパイカー
    9 富松崇彰(東レ)ミドルブロッカー
    11 松本慶彦(堺)ミドルブロッカー
    12 山村宏太(サントリー)ミドルブロッカー
    13 清水邦広(パナソニック)ウィングスパイカー
    14 福澤達哉(パナソニック)ウィングスパイカー
    16 石島雄介(堺)ウィングスパイカー
    18 米山裕太(東レ)ウィングスパイカー
    19 越谷 章(東レ)ウィングスパイカー
  • 全日本男子|2012ロンドン五輪予選【男子OQT】植田監督ほか主な選手のコメント

    2012/05/31

    全日本男子|2012ロンドン五輪予選

    【公開練習後の主な選手のコメント】

    ●宇佐美大輔
    「や ることはやってきましたし、今日の練習もみんないい感じで動けているし、レシーブもしつこく出来ていた。いい状態だと思います。(今日の練習は)会場が初 めてなので、ライトや雰囲気など、会場になれるために乱打やゲーム形式でやりました。みんな明日へ向けたいい調整ができたと思う。(セルビアは)オポジッ トのサーブが強烈な印象。でもあのサーブも何とかできると思うし、ブロックもそこまで組織だっていないし、空いているゾーンもある。サーブレシーブから キッチリ1本でサイドアウトを切っていけば、こちらに優位な展開になると思う。我慢して1点1点を取っていければ自分たちの形に持っていけると思う。12 人しかベンチ入りできないが、落ちたメンバーのためにも自分たちが切符を獲らなければいけない。そういう意味では気持ちは一つになっている。下を向かず、 前を向いて戦っていけるチームだと思う。(キャプテンとして)いいとき、悪いときはあると思うが、ボク自身が前を向いて毅然とした態度でいかないといけな い。常に気合が入った顔でプレーしていければ、みんなついてきてくれると思うので、そういう態度をとっていきたいと思います。今大会は楽なゲームは一つも ない。どんな場面も前を向き、チームが一つになって戦えれば乗り切れると思っています」

    ●福澤達哉
    「チームとしてはやるべきこと はやってきた。あとは気持ちをしっかり入れて、なんとしても五輪へ行くんだという強い気持ちを持って一戦一戦やりたいと思う。(今日の練習は)ここで技術 が飛躍的に伸びることはないので、セッターとの細かいコンビやジャンプ、スイングの感覚など、細かいところを確認するイメージでやりました。(セルビア戦 は今年2度目になるが)一度やった相手で、互いにどんなバレーをしてくるかわかると思いますが、一番の大きなポイントはサーブ。相手のセンター線は高く、 決定力も高いので、いかに崩してアウトサイドの選手に打たせるかが大きなポイントになる。前回は抑えられるところは抑えられたので、コースなどをもう一回 分析してブロックでしっかり仕留めたいと思う。(要注意の選手は)前回は右利きのオポジット(アタナシエビッチ)にやられた。乱れたボールを決められる と、相手も楽で勢いに乗る。乱れたときにボールが集まる選手をキッチリ抑えることが大事になる。それを一番意識してブロックとレシーブの関係をしっかり 作って攻略したい。(この10日間は)全部が接戦になる。そのとき左右されるのは、選手がどれだけ五輪へ向けた強い気持ちを持っているか。一人で背負って も大きなプレッシャーに勝てないし、全員が苦しいときほど互いの目を見て、一丸で戦うことが大事になると思います」

    ●清水邦広
    「いよいよ、目標であり夢(の五輪)へ向けたOQTがはじまる。自分自身いろいろあったが、明日からの試合に出場できるようになり、ワクワクして、なおか つ気合を入れて戦いたい。(右足のケガは)全然大丈夫。手術をしてから急ピッチでここまできた。マイナスからのスタートでしたが、今はボールの感覚も戻り 状態もよくなってきた。ここまできたら気持ちで何とかして、絶対勝つ気持ちで試合に臨みたい。(セルビア戦は)ワールドリーグ(の試合を)を外から見てい て、粗いチームだと思うし、サーブで攻めていったら勝機はある。センターは強いが、両サイドも低くミスもあるので隙をついていきたい。(これからの10日 間は)連戦で、辛いときも出てくると思うので、みんなで顔見て、見つめ合って、前を向いて戦っていきたいと思います」

    ●植田辰哉監督(選考について)
    「(今回の12名は)毎年チームを作るにあたり、チームの中で役割がはっきり見えているときは結果が出ている。去 年は故障者も出て、メンタル面の問題もありそれができなかった。そういうことを踏まえ、攻守のバランスをイメージできる、日本の中ではこの12人がベスト だと信じています。(メンバー選考は)セッター近藤は、最後まで阿部と悩んだ。前回選んだときよりも組み立てや(アタッカーの)使い方がよくなっている。 宇佐美と違うタイプのセッターだと思います。越谷はジャンプ力も戻り、サーブ力も強くなった。そして何より守備が安定している。オフェンスとディフェンス のバランスがいいチームになったと思う。清水は日に日によくなっている。ドクターストップがかかっていたり、今までやってきた選手と比較して劣る場合は選 ぶべきではないが、思ったより早く回復し、米国の選手たちとの練習試合をする中でも清水らしいプレーも出てきた。ゲームにも出られるし、活躍できると思 う。(ミドルブロッカーの3人は)日本のミドルブロッカーは小さいが、その中で動けて、打てて、止められる選手ということで選びました」
  • 2012/05/31

    V・プレミア

    V・プレミアリーグ女子のJTマーヴェラスは、元全日本のウィングスパイカー坂下麻衣子、セッター橋本直子、ミドルブロッカー加藤千尋、そしてセルビア代表でもエースアタッカーとして活躍するヨバナ・ブラコチェビッチの4選手の退部を発表した。坂下、橋本、加藤は5月31日付でJTを退社。ブラコチェビッチは契約満了に伴い帰国している。

    坂下は、武庫川女子大から2007年にJTへ入部し、2007/08年V・プレミアリーグでは新人賞を獲得。2010年からはチームの主将に就き、2010/11V・プレミアリーグ優勝や、11年、12年の黒鷲旗連覇などにも貢献した。また、2009年には全日本女子メンバーに選出され、ワールドグランプリ、ワールドグランドチャンピオンズカップに出場している。

    橋本は、久光製薬、エンゲルホルム(スウェーデン)を経て、2010年7月にJTに入団。今年の黒鷲旗では正セッター竹下佳江不在の中でチームを引っ張り、チームを優勝に導いた。加藤は今シーズン、故障で欠場した大友愛に代わる正センターとして活躍。大友の穴を埋めた。

    先日のOQTにもセルビア代表キャプテン、エースアタッカーとして出場したブラコチェビッチは、広東恒大(中国)から今シーズンJTへ入団し、強打のオポジットとして活躍。リーグ戦では21試合に出場し、7位の328点をマークしていた。
  • 2012/05/31

    V・プレミア

    31日、V・プレミアリーグ男子の堺ブレイザーズは、ウィングスパイカー名田篤史が、5月31日をもって現役を引退することを発表した。なお今後は、6月1日付で新日本製鐵株式会社へ復職する。

    名田は同志社大から2007年に堺へ入団。2009年には全日本メンバー(B代表)に選出され、東アジア競技大会へ出場し2位に貢献した。
  • 2012/05/30

    V・プレミア

    30日、V・プレミアリーグ女子の久光製薬スプリングスは、大東雅史監督の退団と、それに伴い中田久美コーチの新監督就任を発表した。

    大東監督は、同チームのコーチを経て2010年に監督就任。指揮を執った2シーズンは、それぞれ四強入りし、3位、2位の成績を残していた。

    また中田新監督は、1980年に史上最年少の15歳1ヵ月で全日本代表入りし、セッターとしてロサンゼルス、ソウル、バルセロナの3度のオリンピックをはじめ、85、89、91年のワールドカップなどに出場するなど、長きに渡って全日本の中心選手として活躍。選手引退後は、イタリアセリエAのヴィチェンツァ、ノヴァラでアシスタントコーチや、全日本女子バレーボールユースチームのコーチを歴任した。そして昨年9月からは久光製薬のコーチに就任。主にセッターの育成指導にあたっていた。

    このたびの監督就任について中田新監督は「1年間コーチをさせていただき、このチームは若くてポテンシャルが高いメンバーが多いと感じています。この伸び盛りのチームを率いて初めての監督ができることに喜びを感じています。大東監督が基盤を作ったこのチームを継承し、世界と戦える選手の育成とより魅力的で強いチームづくりをおこなっていきたいと思います」と、チームのホームページに、意気込みを寄せている。


  • V・プレミア|V・チャレンジ仙台、3選手の退団と渡邊彩の入団を発表

    2012/05/28

    V・プレミア|V・チャレンジ

    V・チャレンジリーグ女子の仙台ベルフィーユは、ミドルブロッカーの高橋潤子、リベロ三浦知愛、ウィングスパイカー三友歩美の現役引退を発表。また、ミドルブロッカー渡邊彩(前三洋電機)の入団を発表した。背番号は11。
  • 2012/05/27

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選


    27日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会の第4試合、日本−セルビアは、日本が1、3セットを奪い、先に勝利へ王手をかけたものの、相手の勝利への執念の前に、4、5セットを失い、悔しい逆転でのフルセット負け。最終戦を飾れず3敗目(4勝)を喫したが、セット率差でタイを上回り、3大会連続となる五輪出場権を獲得した。

    前日は、今大会1位で五輪出場権を獲得したロシアに悔しいストレート負けを喫した“火の鳥NIPPON”。今日の最終戦は勝つか、フルセットへ持ち込めば3大会連続の五輪出場が決定するが、何としても勝利で出場権を手にし、有終の美を飾りたい。

    運命の一戦は、木村沙織、荒木絵里香(東レ)、竹下佳江(JT)、江畑幸子(日立)、平井香菜子、新鍋理沙(久光製薬)、リベロ佐野優子(イトゥサチ)という前日のロシア戦と同じスタメンでスタート。いきなり新鍋が2連続でブロックを許したが、平井、新鍋のブロックなどですぐさま逆転に成功するや、このところ調子の上がらなかった荒木も鮮やかな連続速攻を決め、8-5で最初のテクニカルタイムアウトをものにする。

    その後ラシッチのサービスエースなどで4連続失点し、一度は10-10と追いつかれたものの、ここでセッター竹下は、好調の荒木を多用。荒木もこれに応え、ブロードに巧みなフェイントと得点を重ねてリードを広げていく。なおも好ディグを連発しいい流れに乗った日本は、江畑の強烈バックアタックや平井のブロックなどで完全に主導権を握った。24-18と大きくリードしてセットポイントを握ると、最後は荒木がこのセット7得点目となるダイレクトスパイクを突き刺し25点目。ムード最高潮のなかで1セット目を手にし、五輪出場権獲得へあと1セットへ迫った。

    このまま一気の2セット連取といきたい日本は、このセットも出足好調。平井の連続ブロックなどで3連続得点を奪い流れを掴む。ところが、セルビアもここから本領を発揮した。ライトに位置したエース・ブラコチェビッチが強打を連発。さらに木村の強打を連続でブロックするなど、日本との差を徐々に広げていく。日本も木村のサービスエースなどで応戦するが、2回目のテクニカルタイムアウトはセルビアが4点リードで獲得。日本も木村がブラコチェビッチを1枚ブロックで止めるなど2点差まで迫ったが、最後は押し切られて21-25。セットカウントは1-1のタイとなった。

    3セット目、2連続失点からスタートした日本だったが、木村、江畑の両エースのアタックや平井のサービスエースなどで5-3と逆転に成功。さらには、ここまで奮闘を続ける荒木のブロード攻撃にブロック、江畑の連続サービスエースがさく裂し、テクニカルタイムアウトを挟む5連続得点でセルビアを大きく突き放す。

    なおも勢いに乗る日本は、相手のミスにもつけ込み再び5連続得点を挙げるなど、16-6で2度目のテクニカルタイムアウトへ。その後も木村のサービスエースなどで効果的に得点を重ねて先に20点に到達すると、木村はさらに23、24点目を決めて勝利を手繰り寄せた。そして最後は、新鍋のスパイクが決まり25-19。日本は2セットを奪い、この瞬間に3大会連続の五輪出場を決定させた。

    五輪出場権獲得のプレッシャーから開放された日本は4セット目、気が緩んだか3連続失点でのスタートとなってしまったが、そんな嫌な雰囲気を断ち切ったのは江畑のバックアタックだった。平井もブロックで続いて調子を取り戻すと、ここまでチームを引っ張ってきた荒木も2本のブロックをさく裂。木村のサービスエースで8-7とテクニカルタイムアウトを手にする。なおも木村のスパイクや荒木の連続得点などでリードを広げ、2度目のテクニカルタイムアウトも手にした日本。一時は3点のリードを奪い、終盤へ試合を進めていく。

    しかし、この試合で勝てば五輪出場権を獲得するセルビアが猛攻を開始した。マレセビッチの連続サービスエースやラシッチのブロックなどで5連続ポイントを奪い逆転に成功すると、終盤も攻撃を畳み掛け、25-21と逆転。セットカウント2-2となり、最終戦は最終セットへ突入した。

    最後は勝って有終の美を飾りたい両チーム。序盤は荒木のブロックなどで日本が優位に進めたものの、日本は、五輪出場権獲得へ意地を見せるラシッチの高さある速攻やブロックに苦しめられ逆転を許してしまう。その後は、獅子奮迅の活躍を見せる荒木のブロード攻撃や平井のこの日チームトップの5本目となるブロックなどで2点差まで迫ったものの、最後は勝利への執念で上回ったセルビアに点差を広げられ、9-15で試合終了。最後は残念な形で大会をしめくくることとなった。

    なお、この試合をもって大会は全日程を終え、日本は4勝3敗の勝点12。同じ4勝3敗だったタイをセット率差で上回り、全体2位の韓国を除くアジア枠1位(全体4位)で五輪出場権を獲得した。またセルビアは5勝2敗の勝点14とし、全体3位で五輪出場権を獲得した。(写真提供・月刊バレーボール)

    【5月27日/第4試合】
    日本 2-3 セルビア
    (25-18、21-25、25-19、21-25、9-15)
    ※日本は4勝3敗で勝点12、セルビアは5勝2敗で勝点14
  • 全日本女子|2012ロンドン五輪予選【女子OQT】日本-セルビア戦後の主なコメント

    2012/05/27

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選


    ●日本/眞鍋政義監督
    「今日は最終日ということで、選手、スタッフとも緊張する中、2セットを獲ればいいということは知っていた。苦しみながらもフルセットで負けはしましたが、よく頑張ったと思います。(タイ戦の結果は)選手には言っていません。午前中のミーティングでは、3年間の集大成だと。厳しい状況は、五輪でメダルを獲るための試練だと言いました。(苦しんだ理由は)私の反省ですが、選手に「1位通過」と言ってきたが、これがかなりプレッシャーになった。一番反省しています。(1位通過の目標設定は)この大会は本大会よりも、そして日本での開催ということでプレッシャーになるのは分かっていた。ですが五輪でメダルを獲るためにやっていたので設定しました。もし簡単にチケットを獲れたときは、本大会で苦しい結果になったと思う。最後のチケットを苦しみながら獲れたことを糧にして本大会に臨みたい。(世界で現在の日本の位置は?)世界では厳しい。間違いなくアメリカ、ブラジル、ロシア、イタリア、中国と強いチームが多い。現状、OQTの試合を見ていると私たちは12チームで下のほうだと思う。でも苦しみながらも最後のチケットを獲った。また2ヶ月間あるし、最終目標としては、一番輝いているメダルに挑戦したい。(五輪までの修正点は)サーブ、サーブレシーブ、ディグと言ってきましたが、今回はサーブレシーブが乱れたので、それを中心に2ヶ月間強化したい。(木村のプレーは)OQTで一番プレッシャーを感じていたのは木村。サーブレシーブもし、エースでもあり、いろんなストレスがかかった。この7試合は本人が一番悔しいと思う。が、あのポジションが日本でできるのは木村しかいない。本大会で金メダルを獲るには、木村の復活なくしてないと思います」

    ●日本/荒木絵里香主将
    「(五輪出場権を獲得し)本当に苦しい状況で、どんな形でも1本を取ろうと思いながら戦いました。出場権が獲れてよかったです。ですが、今日は負けたし、大会を通しても自分自身チームに迷惑をかけてしまい、五輪へ課題の残った大会でした。(今日の試合へは)大会を通して(調子が)悪かったのがチームにも悪い影響を与えてしまい、(出場権獲得へ)ギリギリの状態になってしまった。この試合でやるしかなかったです。監督やテンさん(竹下)に思い切っていけと声もかけてもらい、チームメイトにも助けられ、すべてを出し切ろうと思いました。セルビアはレフトのブロッカーがそんなによくないので、ワンレッグのワイドで点数を取れると思っていたので、取れてよかったです。(この厳しい大会は)簡単でないというのはわかっていたが、思っていた以上に苦しい状況でした。でも自分を信じて戦う気持ちで戦うということの大切さを改めて感じたし、後は(五輪で)やるだけ。課題はミドルブロッカーの得点能力。サイド頼みの試合展開が多かったので、もっと点を取れるように、コンスタントに毎試合いいプレーができるようにしたいと思います。OQTで苦しかったぶん、強くなれると思うので、本選でも目標は変わらず、メダルを目指して頑張りたいと思います」

    ●日本/岩坂名奈
    「出場権を獲れてよかったです。(個人のプレーは)あまりよくなかったので、チームに迷惑をかけましたが、チーム一丸となって戦えてよかった。(本戦では)課題も見つかったので、克服できるように頑張ります」

    ●日本/木村沙織
    「最後まで苦しかったですが、(本選出場が)決まってホッとしています。結果は(目標だった)1位通過から遠くなりましたが、切符を獲れたのはうれしいです。(苦しい戦いだったが)最後まで全員で諦めずできた。(今日も)勝ちには繋がらなかったけど、切符を獲れたし、五輪でのメダルという目標でもう一度できるのはよかったです。(五輪へ向けて修正部分は)個人的にはサーブレシーブと、もっと点を取れるように工夫していかなければいけない。(3回目の五輪だが)もう1回チーム全員でこの大会の反省をして本大会で生かせるように頑張りたいと思います。今大会はチームとして我慢しながらのゲームが多かった。悪いところもたくさんあったので、もう一回見直して、本大会は集大成になるのでいい結果を残したい」

    ●日本/狩野舞子
    「(大会では)いいプレーもありましたが、波があったところもあったので改善したいところもあります。(今大会いいプレーも見せたが)そういうプレーが出来るように頑張りたい。(五輪へ向けて)(メンバーに)絶対に残る気持ちで頑張りたい」

    ●日本/平井香菜子
    「長い緊張から解放されましたが、これからが本番。チームで高めあっていきたい。(OQTは)とても高い壁でした。(五輪では)もっとスパイクで得点して頑張りたい。みんなで頑張ります」


    ●日本/江畑幸子
    「厳しい戦いでした。(今日は)2セットを獲らないといけないということは分かっていたので、獲りたいと思っていた。獲った後は、五輪へ向けて勝って終わりたかったですが、負けて残念です。(マークも厳しかったが)試合の中で苦しんだことが多かったので、五輪ではこれをバネに全力で頑張りたい。今日出来なかったことは2ヶ月間で修正して頑張りたいと思います。(今回は)持ち味のスパイクでもっとチームに貢献したかったが、今回は得意でないサーブとディフェンスがよかったと思う。課題はバックアタック。いいところで使ってもらっても決められなかった。もっと決めていたら、もっといいコンビ(プレー)ができたと思います」

    ●日本/迫田さおり
    「決まってよかった。ホッとしています。(キューバ戦で活躍し)チームに貢献できてよかったです、五輪までレベルアップして頑張りたいと思います」

    ●日本/山口舞
    「チーム全員で戦えてよかった。(五輪へ向けて)メダルを獲るために頑張りたいと思います」

    ●日本/新鍋理沙
    「(出場権が獲れて)よかったです。(五輪へ向けて)みんなで一つ担って頑張りたいと思います」

    ●日本/佐野優子
    「こういう形ですが、(五輪の)切符を獲ることができてホッとしています。(五輪へ向けて)もう一回、全員でメダルを獲るため頑張ります」

    ●日本/竹下佳江
    「今日は勝って終わりたかったですが、(五輪の)切符を獲れたのは何よりでした。(厳しかった今大会をどう生かしていくか?)こういう経験はなかなかできないので、そこから勝ち残ってこれたということは、そこからつなげていけるものがあると思うので、ロンドンに向けて頑張りたいです。もう一度チーム一丸頑張りたい。私にとってはラストチャンスだと思うので、必死にメダルを獲りにいきたいと思います。(修正部分は)一日一日頑張っていきたいと思います」

    ●日本/中道瞳
    「苦しい試合もチーム一丸で取れてよかった。(五輪では)与えられた役割について結果を出して頑張りたいと思います」

    ●日本/大友愛
    「この大会でたくさんのことを学べたのはよかった。(五輪では)自分たちがいいパフォーマンスができるように準備したいと思います」


    ●セルビア/ゾラン・テルジッチ監督
    「私たちのチームにおめでとうと言いたい。今日だけでなく、五輪への権利を獲れたことにはおめでとうと言いたい。私たちは大事なプレーヤーを欠いており、最後まで問題が多かった。この大会はすべてにおいて難しかった。日本も同様に厳しかったと思う。確かに今日は第3セットの後、日本は少し力が抜けたような感じがしたのも事実だ。残念ながら、私たちはよいプレーができたとは思わないが、私たちにとって大事な試合だった。選手はプレッシャーを感じていてプレーしていた。いつもどおりのプレーではなかったが、目標は五輪へ出ること。それが結果になってよかったと思う」

    ●セルビア/マーヤ・オグニェノビッチ主将
    「今回は五輪への参加資格を獲ることだったのでうれしい。資格を得るため全員が頑張って誇りに思います。(2セット目を奪ったあとの日本は)1、2セットと比べると、気が緩んだ気がした。それが私たちにいい影響を与え、勝つことができたと思う」
  • 2012/05/27

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    27日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会、第3試合の韓国−ペルーは、すでに2大会ぶりの五輪出場を決めている世界ランク13位の韓国が、同17位のペルーにストレート勝ち。5勝2敗で勝点を15とし、2位での予選通過を決めた。

    韓国は5勝2敗の勝点15、ペルーは1勝6敗の勝点3で大会を終えた。

    【5月27日/第3試合】
    韓国 3-0 ペルー
    (25-11、25-18、25-21)
    ※韓国は5勝2敗で勝点15、ペルーは1勝6敗で勝点3

    【試合後のコメント】
    ●韓国/キム・ヒョンシル監督
    「4年前に果たせなかった五輪の夢を果たせた。北京五輪へ行けず、韓国協会は沈滞期に陥っていたが、これ(ロンドン五輪出場)を機に、良くなっていくと思う。女子がチケットとを獲ったので、男子もチケットを獲れればと思う。韓国は36年前に銅メダル獲った(76年モントリオール大会)ので、これからの目標はロンドンでのメダル獲得。そのために頑張っていきたい。(今大会のポイントに置いた試合は?)7試合とも最善を尽くすべきだが、ポイントだったのはキューバ、ロシア、セルビアの3試合中1勝することで、5勝を目標にしていた。日本に3-1で勝ち、自信に繋がったことで良くなっていったと思う。(五輪出場権獲得へ向けて強化したことは?)最近韓国は身長が高くなっているので、それを利用した強いサーブを入れることで、それが攻撃力に繋がった。それが勝利へも繋がったと思う」

    ●韓国/ファン・ヨンジュ
    「五輪出場が決まってうれしく思います。これからはどうやって五輪で戦うかを考えていきたい。(北京五輪を逃しての今大会だったがプレッシャーはあったのか?)北京に行けなかったのは悔しい体験だった。そのときはケガ人が多かったのが原因でしたが、今回はみんな一つになって、ロンドンへ行きたいという志が選手の心を一つにした。それが結果に繋がったと思います」

    ●ペルー/ルカ・クリストファーニ監督
    「将来への課題はまだまだたくさん残っているが、今日の試合で見せたように若い選手が活躍しており、明るい将来があるのではないかと確信している。(若い選手が多いが)いろんな段階を経て、だんだん良くなると思う。若い選手がさらに成長して、国際レベルで戦えるようになって、4年後には(五輪で)8位以内に入れればと思う」

    ●ペルーカルラ・ルエダ
    「今日の試合はとてもよかった。特に3セット目はたくさんチャンスがあったが、レシーブに結果が出ず負けてしまった。ただ私たちは若い選手が揃っており、まだまだ成長の余地があると確信しています。今回は五輪へ行く目標の下日本に来ましたが、その願いはかないませんでした。それは悲しいですが、五輪チケットを得たチームは、大変な努力や犠牲をはらって五輪へ行くのだと思います。すべての選手の夢である五輪という場に4年後いけるようにこれからも頑張っていきたい」
  • 2012/05/27

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    27日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会、第2試合のロシア−チャイニーズタイペイは、すでに今大会1位での五輪出場を決めている世界ランク7位のロシアが、大会初勝利を目指した同28位チャイニーズタイペイに圧勝。ストレートで下し、7戦全勝の勝点21として最終戦を締めくくった。

    ロシアは7勝0敗の勝点21、チャイニーズタイペイは0勝7敗の勝点0で大会を終えた。

    【5月27日/第2試合】
    ロシア 3-0 チャイニーズタイペイ
    (25-14、25-17、25-17)
    ※ロシアは7勝0敗で勝点21、チャイニーズタイペイは0勝7敗で勝点0

    【試合後の主なコメント】
    ●ロシア/セルゲイ・オフチニコフ監督
    「まずは選手に感謝したい。結果を見るとほとんどストレートで勝ってはいるが、自分たちにとって簡単ではなかった。改めて選手にお礼を言いたい。(欧州予選からよくなったことは?)予選は、最初の合宿後すぐに行われた。今大会はもっと準備でき、選手のコミュニケーションも育成されていた。(五輪での目標は?)ロシアチームはどの大会でもベストを尽くす目標がある。五輪でも同じくベストを尽くしたい」

    ●ロシア/エカテリーナ・ガモワ
    「今日で大会は終わるが、今日の勝利、この結果には満足している。今大会は1試合だけ3-1で終わった以外、セットを失わず終えることができた。(1位通過は当然?)おそらく周りには、簡単にこの結果へたどり着いたように見えたかもしれないが、大変で複雑な大会だった。(五輪へ向けて)まだまだやらなきゃならないことはある。フィジカル面の強化はどの選手にも必要になってくると思う」

    ●チャイニーズタイペイ/坂口憲政監督
    「私たちは、ロシアのような高い壁の経験が少なかったが、選手は勇敢にブロックへ挑戦した。レシーブでも勇気を持ってボールを上げにいっていたと思う。結果は別にして、帰ってもう一度チームを立て直していきたいと思う。(全敗もよかった部分は?)OQTに初めて参加し、選手たちのモチベーションも高く、質の高い大会だった。連敗しても、選手たちが戦う姿勢を最後まで持ち続けてくれたことがいい経験になったと思うし、次のステップにも繋がると思う」

    ●チャイニーズタイペイ/トウ・エンミン
    「ロシアと対戦するのは初めてで、このように高く、パワーがあるチームとの対戦は初めてで大変でした。今後はスピードやパワーをつけたり、もっと耐えて粘り強く拾っていくことを中心に頑張りたい。このような機会があってよかったです」
  • 全日本女子|2012ロンドン五輪予選【女子OQT】日本−セルビア戦の見どころ

    2012/05/27

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    ロンドン五輪出場枠をめぐる最後の戦い「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会も、今日が最終日! ついに五輪出場権を獲得する4チームが決定する。

    本日の第1試合、キューバ‐タイでタイがストレート勝ちしたため、日本の“他力”での五輪出場決定はならず。今夜のセルビア戦での勝利か、負けても2セットを奪うことが条件となる。

    そして迎える今日の大一番、セルビア戦は“火の鳥NIPPON”にとって、まさに4年間の集大成となる。セルビアは、世界ランク6位で、ここまでは日本と同じ4勝2敗(勝点は日本より1点多い12)。昨年のワールドカップでストレート負けを喫するなど、現在2連敗しているの難敵だ。今季JTでプレーしたエースのブラコチェビッチや、売出し中の21歳ミドルブロッカー・ラシッチをはじめとした、ロシアにも引けをとらない高さを生かした攻撃が特徴のチームで、今大会もここまでチーム別ランキングではブロック、サーブで2位、スパイク決定率も4位と上位につけており、その攻撃力には大いに警戒が必要だ。

    しかし、そんなセルビアだが不安要素も多い。ここまでの試合を見ると、プレーや精神面で大きなムラがあり、キューバ、韓国などに完勝したと思えば、格下タイにはまったくいいところなくストレート負けするなど、戦いぶりが不安定な印象だ。そして守備面でも、ディグ、レセプションランキングでともに1位の日本に対し、7位と6位。それだけに、個人のサーブランキングでそれぞれ2、4位に入っている木村沙織、江畑幸子の両エースが、いかにしてスパイクを決めるか、そしてサーブでレセプションを崩すかが重要になる。また、竹下佳江のトスワークから、相手のブロックの枚数をいかにして減らせるかもカギ。そこからのコンビバレーにも活路を見出したい。

    そして、何より日本が五輪出場を決めるため、最も大事になるのは出場へ対する強い気持ちだろう。泣いても笑っても残り1試合。チームの選手、スタッフ、そしてファンが心を一つにして、勝利を呼び込みたい。

    なお、この「日本−セルビア」は、19時よりフジテレビジョンにて完全生中継! テレビの前で、これまで以上の熱い、熱いご声援をお願いします!!
  • 2012/05/27

    大学バレー

    27日、関東大学男女バレーボールリーグ戦の入替戦が行われ、男子は、二部1位の専修大が一部10位の国際武道大を、二部2位の東京学芸大が一部9位の国士舘大をそれぞれ下し、うれしい一部昇格を決めた。

    また、女子は二部1位の早稲田大が、一部10位の日本女子体育大を破り一部昇格。一部9位の東京女子体育大は二部2位の大東文化大を退け、残留を決めた。

    この日の結果は以下のとおり(左が勝利チーム)。

    【男子一部入替戦】
    東京学芸大学(二部2位)3-1 国士舘大学(一部9位)
    (26-24、29-27、20-25、25-22)
    専修大学(二部1位)3-0 国際武道大学(一部10位)
    (25-20、25-15、25-14)
    ※東京学芸大、専修大が一部昇格

    【女子一部入替戦】
    東京女子体育大学(一部9位)3-0 大東文化大学(二部2位)
    (25-23、25-14、25-22)
    早稲田大学(二部1位)3-1 日本女子体育大学(一部10位)
    (25-16、25-21、21-25、25-21)
    ※東京女子体育大は一部残留、早稲田大は一部昇格
  • 2012/05/27

    大学バレー

    27日、東海大学男女バレーボールリーグ戦の入替戦が行われ、男子は、二部2位の大同大が一部7位の静岡産業大をフルセットの末に下し、一部復帰。一部8位の鈴鹿国際大は二部1位の愛知教育大を退け、残留を決めた。

    また、女子は二部1位の静岡産業大藤枝校舎が、一部6位の愛知教育大を破り一部昇格を決めた。

    この日の結果は以下のとおり(左が勝利チーム)。

    【男子一部入替戦】
    大同大学(二部2位)3-2 静岡産業大学(一部7位)
    (25-22、15-25、25-15、22-25、15-11)
    鈴鹿国際大学(一部8位)3-0 愛知教育大学(二部1位)
    (25-21、25-21、25-21)
    ※大同大が一部昇格、鈴鹿国際大は一部残留

    【女子一部入替戦】
    静岡産業大学藤枝校舎(ニ部1位)3-1 愛知教育大学(一部6位)
    (12-25、25-18、25-22、25-17)
    ※静岡産業大藤枝校舎は一部昇格
  • 2012/05/27

    大学バレー

    27日、関西大学男女バレーボール春季一部リーグ戦の男女最終第10日、男女計8試合が行われた。

    男子は、ここまで1敗同士の近畿大と大阪産業大が優勝をかけて直接対決。山近、和中らサイド陣の高さを生かした攻撃で終始試合の主導権を握った近畿大が、3セットを連取。ストレート勝ちでうれしい優勝を飾った。

    一方の女子は、前節に9戦全勝で優勝を決めた龍谷大が2位京都橘大を退け、全勝で5季連続優勝に華を添えた。

    この日の結果は以下のとおり(左が勝利チーム)。

    【男子10日目】
    天理大学(3勝7敗)3-1 大阪商業大学(2勝8敗)
    (18-25、25-20、25-12、25-19)
    甲南大学(6勝4敗)3-0 立命館大学(3勝7敗)
    (25-21、25-18、25-18)
    龍谷大学(5勝5敗)3-1 関西学院大学(4勝6敗)
    (25-21、21-25、25-19、25-23)
    近畿大学(9勝1敗)3-0 大阪産業大学(8勝2敗)
    (25-19、25-23、25-12)

    【男子順位表】
    1位 近畿大学(9勝1敗)
    2位 大阪産業大学(8勝2敗)
    3位 龍谷大学(5勝5敗)
    4位 関西学院大学(4勝6敗)
    ……………………………………
    5位 甲南大学(6勝4敗)
    6位 立命館大学(3勝7敗)
    7位 天理大学(3勝7敗)
    8位 大阪商業大学(2勝8敗)
    ※後半3試合は、1〜4位が上位リーグ戦、5〜8位が下位リーグ戦を戦った

    【女子10日目】
    武庫川女子大学(4勝6敗)3-2 神戸学院大学(10敗)
    (23-25、25-22、25-13、17-25、15-9)
    千里金蘭大学(5勝5敗)3-2 大阪体育大学(4勝6敗)
    (20-25、24-26、25-18、25-17、15-8)
    大阪国際大学(5勝5敗)3-0 京都産業大学(5勝5敗)
    (25-23、25-20、25-21)
    龍谷大学(10勝)3-1 京都橘大学(7勝3敗)
    (27-25、21-25、25-14、25-18)

    【女子順位表】
    1位 龍谷大学(10勝)
    2位 京都橘大学(7勝3敗)
    3位 大阪国際大学(5勝5敗)
    4位 京都産業大学(5勝5敗)
    ……………………………………
    5位 千里金蘭大学(5勝5敗)
    6位 大阪体育大学(4勝6敗)
    7位 武庫川女子大学(4勝6敗)
    8位 神戸学院大学(10敗)
    ※後半3試合は、1〜4位が上位リーグ戦、5〜8位が下位リーグ戦を戦った
  • 全日本女子|2012ロンドン五輪予選【女子OQT】第1試合 タイが競り勝ち、五輪へ夢繋ぐ

    2012/05/27

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    27日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会、第1試合のキューバ−タイは、世界ランク12位のタイが、自慢の堅守&速いコンビバレーをいかんなく発揮し、高さで勝る同10位のキューバにセットカウント3-1で勝利。対戦成績を4勝3敗の勝点12とし、五輪出場へ夢を繋いだ。

    タイは4勝3敗の勝点12、キューバは2勝5敗の勝点7で大会を終えた。また、この試合の結果を受けて、韓国の2大会ぶりの五輪出場が決定した。

    【5月27日/第1試合】
    タイ 3-1 キューバ
    (25-23、25-23、18-25、25-21)
    ※タイは4勝3敗で勝点12、キューバは2勝5敗で勝点7

    【試合後の主なコメント】
    ●タイ/キャテポン・ラッチャタギャングライ監督
    「この大会ではベストを尽くし、すべての試合で一生懸命戦った。今日は重要な試合で、キューバも強いチームだったので最終的に勝ててうれしい。この勝利は10年、20年、永遠に続く思い出になることだろう。(セッターのトスがいつもより低く、外側から上げている印象だったが)テクニック的には、統計を大事にし何をするかを考えてきた。特にこの試合はアタックが重要だった。私たちは身長が低いのでブロックは大変でしたが、今日はディフェンスも重要だった。ディグからセッターに繋げ、アタックするローテーションが大事で、(今日の)それについては満足している。(五輪は)今日は日本も勝って、一緒に五輪へ行けたらうれしい。私たちは元々、柳本(晶一)監督に教わってきたので、日本が行くことになったらうれしいです。(チーム作りで大事だったこと、苦労したことは?)私たちはプロフェッショナルではなく、その中で16年間チーム作りをしてきた。限られた選手の中で、家族のサポートや国の援助も重要だった。また4人の大統領も私たちをサポートしてくれた。私の役割としては、テクニックを磨く、身体能力を上げる、心理的な面を学ぶ、戦略を作ることに取り組んできました」

    ●タイ/ウィラワン・アピヤポン主将
    「勝ってとてもうれしい。とてもハードな試合で、ベストを尽くした。持っている力、テクニックをすべて出したと思います。キューバはとても強かったが、全力で戦いました。(3-0、3-1で勝たなければいけない状況だったが)キューバはテクニックがよかったので、私たちもすべてのスキル、テクニックを出す必要があった。特に重要だったのはファイティングスピリット。それを持ち続け、自分たちのスタイルで戦った。勝っても負けてもチーム一丸ということを思いながら戦いました。(自分にとって五輪とは)五輪は夢に見て、出たかった試合。人生の目標のひとつで、そのためにずっと準備をしてきた。五輪に出るということは、国の発展にとっても重要。タイのバレーボール協会、タイ人にとっても自信に繋がる。私たちは死ぬまで頑張っていきたいと思います」

    ●タイ/プルームジット・ティンカオ
    「今日はとてもハードな試合でした。ポイントを取るのが難しかった。キューバはとても強く、力強いアタック、ブロック、サーブがよかった。大変な試合でしたが勝つことができてよかったです。(3-0、3-1で勝たなければいけない状況だったが)ご存知のように私たちは身長が低い。重要なのは一体感を出し、コンビネーションをよくすることだった。試合はハードでしたが、プレッシャーは感じてなかった。ミスをしても互いにフォローしあうことを大切にしていました。(自分にとって五輪とは)希望だけでなく、自分の人生やチームにとっても重要なこと。チームのメンバーと一緒にいろいろ分かち合ってきた。五輪に出るのはタイ人の誇りです。もし出られるなら、タイとしては初めての出場。そのためにも自信を持って戦ってきました」

    ●キューバ/フアンカルロス・ガラ監督
    「私たちも最初から全力で向かっていき、シーソーゲームとなったが、重要なポイントでタイが確実に決めたということです」

    ●キューバ/アナリディア・クレヘル
    「タイは全力でぶつかってきて、勝つことができなかった」
  • 2012/05/26

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選


    26日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会の第4試合、日本−ロシアは、12本のサービスエースを決めるなど奮闘した日本だったが、ガモワを中心としたロシアの高さを生かした攻撃、ブロックの前に終始追う展開を強いられ、ストレート負け。2敗目(4勝)で勝点11は変わらず、五輪出場権獲得は明日の最終戦へ持ち越しとなった。

    前日はキューバをフルセットで下し、五輪出場権獲得へ王手をかけた“火の鳥NIPPON”。この日は、ここまで5戦全勝、すでに五輪出場権を獲得した首位ロシアとの対戦となった。なお、第3試合で韓国がタイにストレート勝ちしたため、日本はこの試合で2セットを取れば勝敗に関係なく五輪出場権獲得。昨年のワールドグランプリではストレート勝ちしているだけに、今回もスカッと勝利して五輪出場を喜びたいところだ。

    第1セット、日本は木村沙織、荒木絵里香(東レ)、竹下佳江(JT)、江畑幸子(日立)、リベロ佐野優子(イトゥサチ)とともに、平井香菜子と新鍋理沙(久光製薬)をスターターに起用。今大会初めてスタメンを入れ替えて打倒ロシアに挑むや、その平井がいきなり連続で速攻を決めるなどいいところを見せる。しかしロシアも、202センチ・ガモワやマフノの強打で次々と得点を重ね、最初のテクニカルタイムアウトはロシアが3点リードでものにした。

    しかし、この日の日本は、セッター竹下からのセンター線の攻撃が機能。平井の速攻が面白いように決まり点差を詰めるや、木村も連続サービスエースを決め、9-9の同点に追いつく。ところが、日本のこのいい流れも長くは続かなかった。ガモワにブロックに強打、そしてサービスエースと決められ劣勢に立たされると、最大5点のビハインド。終盤、新鍋、江畑のスパイクなどで追い上げたものの、このセットをミスによる失点1とつけ入る隙を見せなかった相手を逆転することができず。22-25で奪われることとなった。

    2セット目に入っても、日本は序盤からロシアの高い壁に苦戦した。平井、江畑、新鍋の攻撃が相手のブロックに次々と阻まれ、まさかの5連続失点… 一気にリード広げられ、5点ビハインドでテクニカルタイムアウトを奪われた。

    しかし、日本はここから猛反撃を開始した。相手がブロックならばと、変幻自在のサーブで応戦。新鍋、竹下、木村が要所でサービスエースを決め、連続得点でジワリジワリと追い上げる。なおも終盤には、江畑がこの日の3、4本目となる連続サービスエースを決めるなど、19-20と肉薄。このまま同点、逆転という流れも見え始めたが、最後はミスも重なり先んじることはできず、20-25と2セット目も落として日本のこの試合での五輪出場権獲得に黄色信号が灯った。

    3セット目、後がなくなった日本は新鍋のスパイク、荒木のブロード攻撃などで得点を重ねたものの、対するロシアも、かつて旧姓アルタモノワの名前で日本でも活躍した36歳の大ベテラン・エステスの強打などで日本に襲い掛かり、ロシアの3点リードで最初のテクニカルタイムアウトを迎える。

    その後日本も、竹下のサービスエースや平井のブロックなどで応戦。3連続得点などで9-10と1点差まで迫り中盤へ進むと、ロシアはエステス、日本は木村や迫田にボールを集めて連続得点を奪い合い、1点を争う競った展開で終盤へ突入した。

    しかし、1セット目から常にビハインドを追いかける展開の続く日本は、このセットもあと一歩のところで追いつくことができなかった。その後はガモワと並ぶ202センチ・メルクロワのブロード攻撃などで差を広げられるや、最後は思い切りのいいスパイクで存在感を見せていた迫田が、連続ブロックに捕まり万事休す。4連続失点でこのセットも20-25で失い、悔しいストレート負けとなった。

    日本は、この敗戦で前日の2位から4位へ後退。明日の最終戦は、日本がセルビアと、ロシアはチャイニーズタイペイと対戦する。なお、日本は勝つか、負けてもフルセットゲームで勝点1を獲得すれば五輪出場が決定。敗れた場合でも、第1試合・キューバ−タイの結果次第で決定の可能性がある。(写真提供・月刊バレーボール)

    【5月26日/第4試合】
    日本 0-3 ロシア
    (22-25、20-25、20-25)
    ※日本は4勝2敗で勝点11、ロシアは6勝0敗で勝点18


  • 全日本女子|2012ロンドン五輪予選【女子OQT】日本−ロシア戦後の主なコメント

    2012/05/26

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選


    ●日本/眞鍋政義監督
    「今日はサーブ、サーブレシーブ、ディフェンスとも機能したが、最終的にはロシアのブロックにやられました。(明日戦うセルビアについては)まだビデオを見ていません。これから帰って見ようと思っています」

    ●日本/迫田さおり
    「(ロシアのブロックに思い切りスパイクを打ち込んでいったが)1本拾われた後、(かわすのではなく)打っていったほうが決まると思って、ブロックを見て強い気持ちで打っていきました。(一番悔しい点は)もうちょっとコートにいたかったです… (迫田のプレーに明日への希望が見えたと思うが)思い切りプレーをして、コート内の流れを良くしたいと思っているので、そこはこれからもやっていきたい。(明日、五輪出場権がかかるが)あと1試合残っているので、全員で最後の力を振り絞って頑張りたい。(今苦しい状況ではあるが)みんなで当たっていくだけ。チームで頑張っていきたい」


    ●日本/平井香菜子
    「高さのある相手で、サイドが今までの試合でたくさん点を取っている分、攻撃で積極的に参加するというのを午前中の練習からやっていました。前半、サーブレシーブがしっかり返っていたので、もっと点に絡んでいきたかったです。相手の二段トスになかなか対応できず、もっとレシーブとブロックでコミュニケーションを取って、必死に点を取っていかなければならないと感じました」

    ●日本/竹下佳江
    「向こうのペースで試合が進んでしまいました。(敗因は)追いついたところもあったが、 常に相手に先をいかれてしまった。こっちが先に行かないといい試合展開にならない。(いいところも出たが)負けたことがすべて。明日頑張りたい。(明日、 五輪出場権がかかるが)泣いても笑… 笑うことを一番望んでいるので、もう1試合、全力を尽くしたいと思います」


    ●日本/木村沙織
    「サーブで攻められたのはよかったですが、ラリーでディフェンス(したボール)が上がっても点数に繋げられなかったところが、リズムを掴めなかったところだと思います。今日の結果は残念です。(1点差まで迫っても追いつけなかった差は?)ロシアなど(の強豪)に勝つには、点数を先行させないといけないですが、昨日もそうでしたが、追う展開になってしまい、追いついてもブロックにかけたり、ミスなどで点を取れなかったと思います(ボールが上がっても点にならなかった原因は?)ブロックが高く、まともに打っても点数にならないので、しっかりコースを狙うことと、軟打や前後の揺さぶりを考えながらやりすぎて、打つ瞬間に迷いがあったと思います」

    ●日本/江畑幸子
    「昨日の試合は、みんなに助けてもらって勝てたので、今日はしっかり自分のプレーをしないといけないと思いましたがうまくいかなかった。この結果は残念です。相手のブロックが高く、ギリギリのコースを狙って打とうと思いましたが、ミスが多かったです。ミスが多いと流れも悪くしてしまうので、すごく反省しています」


    ●ロシア/セルゲイ・オフチニコフ監督
    「今日の結果には満足している。このチームが素晴らしいメンタリティを見せたことにも満足している。試合中問題が生じたこともあったが、結果的に勝つことができた。(日本への対策は?)通常は、日本の速い攻撃へのレシーブが問題だったが、今日はブロックが機能した。またレセプションで苦労したところもあったが、試合中に解決できた。(ガモワの評価は)いいプレーだった。今大会、どの試合もいいレベルでプレーしていることには満足している。(五輪を決めた後の試合でモチベーションはどこにあったのか?)モチベーションはただ一つ。満員の観客に、自分たちのよいプレーを見せるということだけです」

    ●ロシア/レシャ・マフノ
    「今日は面白い試合、大変な試合だった。私自身、これまではスタメンで出ていなかったので、コートに入るのが大変だった。試合では、個人的にはレセプションに苦労しました。ただ結果的に、どのセットも2、3点差であってもすべて取ることができ、勝てたのはよかったです」


  • 2012/05/26

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    26日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会、第3試合のタイ−韓国は、エースのキム・ヨンギョンが23得点を挙げるなど、破壊力ある攻撃で終始優位に進めた世界ランク13位の韓国が、同12位のタイをストレートで下し、4勝目(2敗)を獲得。勝点を12に伸ばし、五輪出場権へ大きく前進した。

    また、この韓国のストレート勝ちにより、第4試合で戦う日本は、ロシアから2セットを奪った時点で五輪出場権の獲得が決定する。

    なお、明日の最終戦は、韓国がペルーと、タイはキューバと対戦する。

    【5月26日/第3試合】
    韓国 3-0 タイ
    (25-18、25-22、25-20)
    ※韓国は4勝2敗で勝点12、タイは3勝3敗で勝点9

    【試合後の主なコメント】
    ●韓国/キム・ヒョンシル監督
    「セルビア、キューバと今日のタイ戦の3試合が関門だと思っていた。今日の試合に勝ててうれしい。今日の試合で不満があったとすればディグに弱点があったと思う。明日は気を緩めず、最後のペルーに対して、落ち着いたプレーしたいと思う。(今日の試合のサーブについては)タイは速く、組織力がある。コンビネーションバレーが得意という分析をしていた。そのためリベロにボールを集めず、サイドの選手に打つようにした。5番(プルームジット)、11番(アンポーン)がコンビを使ってくるので、それを抑えたのが勝因だと思う。私たちは明日重要な試合を残しているので、日本、韓国、タイが一緒に五輪へ行ければいいと思う。(今大会好調なサーブについては)サーブも攻撃の一つと考え、リベロに打たず、サイドの選手に、速くパワーのあるサーブで攻めていきました。(五輪出場がほぼ決まったが)特に私は北京五輪予選のときは団長で来ていたが、切符を逃してしまった。それを克服して五輪チケットを(ほぼ)取ったということでうれしく思う。ロンドン五輪への選手の執着力と信念が実を結んだと思う。私たちの一番の目標は、五輪に出ることともに、私たちの夢、希望を叶えて、選手たちに自信を持たせること。バレー協会に何かひとつのいいきっかけになればいいと思う」

    ●韓国/ヤン・ヒョジン
    「タイとは何度も試合をしているが、今日は速攻へどう対処するかがカギでした」

    ●タイ/キャテポン・ラッチャタギャングライ監督
    「韓国はとてもいい試合をした。(ほぼ出場の決まった)ロンドン五輪での健闘を祈ります。私たちは明日の試合にベストを尽くしたい。(現在の3勝3敗という結果は)明日勝ちたい。(明日のキューバ戦は)自分たちのスタイルを通して、成功したいと思う。ベストを尽くしたい」

    ●タイ/ウィラワン・アピヤポン主将
    「今日はとてもいい試合だった。韓国はとてもスキルのあるプレーだった。逆に私たちは戦うのが困難だった。なかなかポイントも挙げられず、私たちのテクニックも成功しなかった。それを明日の試合で改善したい」


  • 2012/05/26

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    26日、東京都の東京体育館で行われている「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(OQT)女子大会、第2試合のチャイニーズタイペイ−キューバは、12本のブロックで圧倒した世界ランク10位のキューバが、同28位のチャイニーズタイペイにストレート勝ち。2勝目(4敗)で勝点を6とした。

    なお明日の最終戦は、キューバがタイと、チャイニーズタイペイはロシアと対戦する。

    【5月26日/第2試合】
    キューバ 3-0 チャイニーズタイペイ
    (27-25、25-17、25-21)
    ※キューバは2勝4敗で勝点6、チャイニーズタイペイは0勝6敗で勝点0

    【試合後の主なコメント】
    ●キューバ/フアンカルロス・ガラ監督
    「今日の試合はブロック、サーブがとてもよかった。選手たちは特にブロックでよいプレーをしたし、攻撃についても大方いい試合だったが、ただ、こういう試合をするには努力を強いられる試合だった。(前日五輪出場が断たれたが、選手たちには試合後何と声をかけた?)昨日は勝つチャンスがある、切迫した試合だったが、重要なのはいいプレーをするということ。(日本との)試合後、選手たちには国の誇りを守り続け、最後まで集中して大会を終えようと話をした。重要なのは、このまま高いクオリティを維持して、明日も引き続きいいプレーをするということです」

    ●キューバ/レアンニ・カスタニェダ
    「今日はいい感じでプレーできた。ブロックやカウンターアタックが機能して勝利に繋がったと思う。相手チームは守備がよかったが、私たちもサーブで崩せたのがよかったと思う。(明日の最終戦はどのような気持ちで戦うのか?)昨日の日本戦、今日のチャイニーズタイペイ戦同様、持てる力をすべて出し切ってプレーしたい。五輪を逃したのは残念ですが、私たちはこれからも先に進んでいかなければならない。そういう意味でも明日は、心の底から力を出し切りたいと思う」

    ●チャイニーズタイペイ/坂口憲政監督
    「これまで1セットも取れず、選手が精神的に困難な状況でしたが、昨夜は戦う姿勢について、相当長い時間ミーティングをしました。今日は、選手たちは1セットも取れていない中、よく戦ってくれたんじゃないかと考えています。明日は最終戦ですが、選手たちはは今日以上に集中して、闘争心を持って戦ってくれると思っています」

    ●チャイニーズタイペイ/チン・エンテイ
    「1セット目は、リードをしていたが、サーブレシーブがまあまあ取れたのがよかったと思う。2セット目はだんだん相手にやられ攻撃できなかった。3セット目は点の取り合いになったが、互いにミスが多かったのは良くなかったと思う。(明日の最終戦はどのような気持ちで戦うのか?)明日は最後の試合。チーム全員が全力で戦いたい。監督との信頼関係もあるし、期待もされているので必ず力を出し切りたい。頑張ります」


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