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  • 2012/03/31

    V・プレミア|V・チャレンジ

    31日、V・プレミアリーグ男子の下位2チームとV・チャレンジリーグ男子の上位2チームが来季のV・プレミアリーグの出場権をかけて戦う2011/12V・チャレンジマッチが神奈川県大和市の大和スポーツセンター体育会館で行われた。

    第1試合はプレミア8位の大分三好と、チャレンジ初優勝から悲願のプレミア昇格を目指すつくばが激突。第1セットは序盤からオンテレ、細川優樹を中心に攻める大分三好が相手ミスにも乗じ、優位に試合を進める。しかし、初のプレミア昇格へ意気込むつくばは、後半に進むにつれ、全日本登録メンバーにも選ばれたエース出耒田敬が爆発。同点に追いつきデュースに持ち込むと、その後も出耒田、椿山竜介らが得点を重ね、28-26で逆転でこのセットをものにした。

    つくばは2セット目に入っても好調。ベテラン加藤陽一のノータッチエースや李博の速攻などで序盤から得点を重ね、流れを掴む。中盤以降は大分三好もオンテレ、細川、高橋和人らサイド陣の攻撃で波に乗り1点を争う攻防となったが、最後は出耒田、椿山の若いポイントゲッターが元気なプレーを見せるつくばが25-23と競り合いを制し、2セットを連取した。

    一方、プレミア残留へ意地を見せたい大分三好も、3セット目、エースのオンテレが3本のサービスエースや、終盤の競り合いで連続得点を挙げるなど獅子奮迅の働きを見せ、このセットを26-24で競り勝つと、続く第4セットも高橋、オンテレによる3連続ブロックポイントでスタート。その後もリードして試合を進めたが、中盤に高橋が足を負傷、離脱を余儀なくされると、出耒田、椿山、李博ら若い選手に加え、ベテラン柴田恭平も要所で得点を加えたつくばが同点、逆転に成功。25-22でこのセットも奪い、セットカウント3-1でプレミア昇格をグッと手繰り寄せる1勝を手にした。

    第2試合では、プレミア7位でまさかのチャレンジマッチ出場となってしまったJTと、今年こそプレミア昇格を狙うチャレンジ2位ジェイテクトが対戦した。ポイントゲッター八子大輔をケガで欠くJTは、1セット目から大砲ゴメスを軸に、石橋健、町野仁志らセンター線の攻撃を織りまぜた攻撃で相手に襲い掛かかると、1点を争う攻防も、最後はゴメスが決めて25-23でセットを奪う。

    2セットこそ、安井勇誠や松原広輔、途中出場の若山智昭の攻撃に苦しみ19-25で失ったJTだったが、3セット目に入り目立ったのは、ここまで奮闘するゴメスに加え、このセットからスタメン出場となった徳元幸人、甲斐祐之の両ベテランが流れを変える活躍ぶり。終盤の連続ポイントで一気に突き離し、25-19で奪って勝利にリーチをかけると、第4セットは4連続失点のスタートも、レセプションを乱す相手に対し安定したレシーブからゴメスらの攻撃に繋げるパターンで逆転に成功。その後も名門チームらしい落ち着いた戦いぶりで最後まで優位に試合を進めたJTは、25-22で3セットを先取。残留へ向けうれしい勝ち名乗りを上げた。

    明日は同じカードによる第2戦が行われ、1勝1敗となった場合はセット率、得点率の順で上位のチームが勝者となる。

    【V・チャレンジマッチ男子】
    つくば(チャレンジ1位)3-1 大分三好(プレミア8位)
    (28-26、25-23、24-26、25-22)
    JT(プレミア7位)3-1 ジェイテクト(チャレンジ2位)
    (25-23、19-25、25-19、25-22)

    ※つくば、JTが1勝


  • V・プレミア|V・チャレンジチャレンジマッチ女子、プレミア勢が先勝

    2012/03/31

    V・プレミア|V・チャレンジ

    31日、V・プレミアリーグ女子の下位2チームとV・チャレンジリーグ女子の上位2チームが来季のV・プレミアリーグの出場権をかけて戦う2011/12V・チャレンジマッチが神奈川県大和市の大和スポーツセンター体育会館で行われた。

    第1試合は、V・プレミアリーグ8位のNECと、V・チャレンジリーグ優勝の日立が対戦。第1セットは、序盤から悲願のプレミア昇格を目指す日立が、全日本エース江畑幸子のサービスエースで勢いに乗ると、中盤にも要所で遠井萌仁、フールマンがサービスエースなどで突き離し、このセット25-20で先取する。

    しかし、リーグ戦終盤から調子を上げプレミア残留を目指すNECも反撃。2セット目に入り、内定選手ながら攻撃の軸を担う近江あかりを中心に得点を重ねリードを奪うと、中盤以降はモルナールにボールを集め、逆に25-20とものにしてセットカウント1-1のタイに追いつく。これでペースを掴んだNECは、3セット目も立ち上がりからベテラン杉山祥子の連続ブロックなどで優位に立つや、秋山美幸の巧みなトス回しに近江、モルナール、内田暁子らサイド陣も期待に応え、このセットは25-15。大差で2セット目を奪い、勝利へ王手をかけた。

    しかし、このまま終わりたくない日立も第4セットに入り、序盤から江畑、ベテラン多治見麻子らが奮起。2点差で最初のテクニカルタイムアウトを獲得して追い上げを図る。ところが、ここからNECもギアを上げた。杉山がブロックに速攻にと存在感を見せると、モルナールの3連続得点を含む8連続得点で逆転に成功。江畑にボールを集める相手に対し、サイド、センター陣を織りまぜ、高さと力強さある攻撃で最後まで優位に進めたNECがこのセットも25-15で奪取し、セットカウント3-1の逆転勝利を飾った。NECは、近江が18得点、モルナール、内田が17得点とサイド陣が安定した力を発揮するとともに、センター杉山はブロックだけで8得点。23得点を挙げた江畑頼りの相手を総合力で上回り、プレミア残留へ価値ある1勝を挙げた。

    V・プレミアリーグ7位のトヨタ車体と、V・チャレンジリーグ2位の上尾が対戦した第2試合は、1セット目の序盤からトヨタ車体が主導権を握った。サーブで相手レセプションを崩す一方、安定したレセプションから高橋みゆき、眞恵子らの攻撃に繋ぎ連続得点を挙げるや、ギブマイヤーや田原香理らセンター線の攻撃も充実。このセットを25-13と大差で奪うと、第2セットに入っても立ち上がりからギブマイヤーが高い決定率で次々加点。最後までゲームを支配し、25-16で連取して圧倒的な力でセットを連取した。

    なおも攻撃の手を緩めないトヨタ車体は、3セット目も序盤からギブマイヤーが速攻にサービスエースと力を発揮し、試合を優位に進める。一方、プレミア昇格へもう1セットも落としたくない上尾も中盤以降、リーグ戦でアタック決定率2位の安藤典莉子をはじめ、フィオーリン、細川麻美、元全日本・庄司夕起らが奮闘。21-19とリードを奪い意地を見せたが、ここから痛恨の4連続アタックミスで自滅し、最後は田原のブロックでトヨタ車体が25点目。セットカウント3-0のストレートでトヨタ車体が第1戦をものにし、第1試合のNEC同様、プレミア残留へ大きく前進した。

    明日は同じカードによる第2戦が行われ、1勝1敗となった場合はセット率、得点率の順で上位のチームが勝者となる。

    【V・チャレンジマッチ女子】
    NEC(プレミア8位) 3-1 日立(チャレンジ1位)
    (20-25、25-20、25-15、25-15)
    トヨタ車体(プレミア7位) 3-0 上尾(チャレンジ2位)
    (25-13、25-16、25-21)

    ※NEC、トヨタ車体が1勝


  • 2012/03/30

    V・プレミア

    30日、V・プレミアリーグ女子のJTマーヴェラスはセッター早坂梢依(古川学園高)の入部を発表した。背番号は18。

    早坂は174センチの大型セッターで、古川学園高の2010年インターハイ、国体の2冠など、強豪として知られる同高の中心選手として活躍した。


  • 2012/03/30

    V・プレミア|V・チャレンジ

    30日、V・チャレンジリーグ女子の三洋電機レッドソアが5月20日をもって解散すると発表した。今後はVリーグ機構と連携し、選手の移籍先などを検討していく。

    三洋電機は、1962年に三洋電機大阪女子バレーボール部として発足。2002年に地域リーグからV1リーグ(現在のV・チャレンジリーグ)へ昇格し、2005年には同リーグ初優勝、2006/07年シーズンにはチャレンジリーグでも優勝を飾っている。今季は12勝10敗で12チーム中6位だった。


  • 全日本男子|2012ロンドン五輪予選JVA、2012年度全日本男子登録メンバーを発表

    2012/03/30

    全日本男子|2012ロンドン五輪予選

    30日、日本バレーボール協会(JVA)は、2012年度の全日本男子バレーボールチーム“龍神NIPPON”の登録メンバー27名を発表した。原則的にこの登録メンバーから随時選抜された選手がロンドン五輪終了までの合宿、大会に参加する。

    メンバーは、先のV・プレミアリーグ準優勝の東レから最多の8名、優勝のパナソニックから6名が選ばれ、昨年のワールドカップメンバーでは、キャプテンの宇佐美大輔(パナソニック)をはじめ、清水邦広、福澤達哉(ともにパナソニック)、石島雄介(堺)、米山裕太(東レ)、八子大輔(JT)など14名が選出された。

    また、今季のV・プレミアリーグで最優秀新人賞、サーブ賞に輝いた手塚大(FC東京)が全日本初選出。学生では出耒田敬(筑波大)が唯一選ばれ、V・プレミアリーグ3年連続ブロック賞に輝いた富松崇彰(東レ)や、2003年ワールドカップメンバーの越谷章(東レ)らはうれしい全日本復帰となった。また、昨年のワールドカップ直前にメンバーから外れた越川優(パドヴァ)も名を連ねた。

    併せて、5月18日に開幕する国際大会「FIVBワールドリーグ2012」のエントリーメンバーも発表。27名から出耒田、横田一義(堺)を除いた25名から、大会開催の各週末に12名(うちリベロ0〜1名)、もしくは13〜14名(うちリベロ2名含む)に絞り込まれ、各試合にはその中から12名が出場する。

    今回の選出に際し全日本男子・植田辰哉監督は「16年ぶりに掴んだ北京オリンピックでは、本当に悔しい想いを味わった。オリンピックで味わった悔しさは、オリンピックで喜びに変えなければならない。まずは予選を勝ち抜き、気持ちを引き締めロンドンオリンピックに臨む。勝ちたいと強く想う選手とスタッフが一枚岩になり、厳しい戦いに臨む。私達を応援してくださる方々や、目標にしてくれている子どもたちがいる。その代表として精一杯戦いたい」と、熱いコメントを発表した。

    なお、今季の全日本男子の国際大会初戦となる「FIVBワールドリーグ2012」は、5月18〜20日に浜松アリーナで開幕。3試合を戦った後、6月1日から「2012ロンドンオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会」に出場し、ロンドン五輪の出場権獲得を目指す。

    発表された登録メンバーは以下のとおり。

    【2012年度全日本男子バレーボール登録メンバー】
    ※左から背番号、名前、所属、ポジション

    1 酒井大祐(JT)リベロ
    2 阿部裕太(東レ)セッター
    3 永野 健(パナソニック)リベロ
    4 枩田優介(パナソニック)ミドルブロッカー
    5 宇佐美大輔(パナソニック)セッター
    6 鈴木寛史(サントリー)ミドルブロッカー
    7 山本隆弘(パナソニック)ウィングスパイカー
    8 上場雄也(FC東京)ウィングスパイカー
    9 富松崇彰(東レ)ミドルブロッカー
    10 田辺 修(東レ)リベロ
    11 松本慶彦(堺)ミドルブロッカー
    12 山村宏太(サントリー)ミドルブロッカー
    13 清水邦広(パナソニック)ウィングスパイカー
    14 福澤達哉(パナソニック)ウィングスパイカー
    15 八子大輔(JT)ウィングスパイカー
    16 石島雄介(堺)ウィングスパイカー
    17 越川 優(イタリア/パドヴァ)ウィングスパイカー
    18 米山裕太(東レ)ウィングスパイカー
    19 越谷 章(東レ)ウィングスパイカー
    20 篠田 歩(東レ)ミドルブロッカー
    21 近藤 茂(東レ)セッター
    22 菅 直哉(JT)セッター
    23 鈴木悠二(東レ)ウィングスパイカー
    24 塚崎祐平(JT)ウィングスパイカー
    ※25 手塚 大(FC東京)ウィングスパイカー
    26 出耒田敬(筑波大)ウィングスパイカー
    27 横田一義(堺)ミドルブロッカー

    ※は初選出


  • 2012/03/30

    ビーチバレー

    30日、日本ビーチバレー連盟(JBV)は、2012年シーズンから選手が着用するユニフォームのリニューアルを発表した。メンズ、レディースとも9色展開で、年間シードの男女各7チームは、シーズンを通じて同じ色のユニフォームで戦う。


  • 2012/03/26

    海外

    現地25日、イタリア男子1部リーグ(セリエA1)の第25節が行われ、越川優所属の13位パドヴァは12位サン・ジュスティーノと対戦。プレーオフ圏内の12位に入るには2戦全勝が絶対条件の中、セットカウント3-0で快勝し2連勝で8勝目(17敗目)を挙げた。

    この勝利で勝点26となったパドヴァは、順位こそ13位は変わらずもサン・ジュスティーノとの勝点差は1。次戦の10位ローマ戦に逆転プレーオフ進出、セリエA2降格阻止をかけることとなった。

    なお、越川は1セット目に途中出場したが無得点だった。

    【イタリア男子1部リーグ・第25節】
    パドヴァ(8勝17敗)3-0 サン・ジュスティーノ
    (25-23、25-23、25-21)
  • 2012/03/26

    海外

    現地25日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の女子決勝がアゼルバイジャンのバクーで行われ、ブラジル代表のジョゼ・ギマラエス監督が率い、ブラジル代表のファビアナ、アメリカ代表のローガン・トム、韓国代表のキム・ヨンギョンらを擁するフェネルバフチェ(トルコ)が、RCカンヌ(フランス)をストレートで下し、うれしい初優勝を飾った。

    大会MVPには、ベストスコアラーにも輝いたキム・ヨンギョンが選ばれ、シーズン途中まで栗原恵が所属していたディナモ・カザン(ロシア)は3位決定戦に勝利し、3位となった。

    【欧州CL・女子決勝】
    フェネルバフチェ 3-0 RCカンヌ
    (25-14、25-22、25-20)

    【個人賞】
    MVP: キム・ヨンギョン(KOR/Fenerbahce Universal ISTANBUL) 
    ベストブロッカー: Maria Borisenko (RUS/ディナモ・カザン) 
    ベストリベロ: Paola Cardullo (ITA/RCカンヌ)
    ベストレシーバー:Jordan Larson (USA/ディナモ・カザン)  
    ベストスコアラー: キム・ヨンギョン(KOR/Fenerbahce Universal ISTANBUL) 
    ベストサーバー: Makare Wilson (USA/MC-Carnaghi VILLA CORTESE)
    ベストセッター: Naz Aydemir (TUR/Fenerbahce Universal ISTANBUL) 
    ベストスパイカー: Sarah Pavan (CAN/MC-Carnaghi VILLA CORTESE)
  • 2012/03/25

    V・プレミア


    25日、2011/12V・プレミアリーグ男子の優勝決定戦と3位決定戦が、東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で行われた。

    レギュラーラウンドを圧倒的な成績で勝ち上がった東レと、2年ぶりの優勝を目指すパナソニックによる対戦となった優勝決定戦は、第1セット序盤から互いに主導権を奪い合う激しい展開となった。まず東レが富松崇彰がブロック、速攻などでスタートダッシュに成功したものの、パナソニックも宇佐美大輔のサーブからリズムに乗り、福澤達哉の強打、ブロックなどで7連続得点を記録。10-6と逆転に成功すると、後半は一進一退の攻防から福澤、清水邦広のスパイクで抜け出し、25-22で先制した。

    2セット目に入っても、パナソニックは福澤、清水の強打に、枩田優介の速攻を織り交ぜながら得点。中盤、終盤は相手のボヨビッチ、米山を軸とした攻撃や、富松をはじめとするセンター陣の高い壁の前に苦しんだものの、福澤がスパイクにブロック、サーブにと大車輪の活躍を見せると、デュースを制して26-24。早々とレギュラーラウンド2位からの逆転優勝へ王手をかけた。

    第3セットも、序盤から前のセットの勢いそのまま押し気味に試合を進めたのはパナソニック。枩田、福澤らのブロックなどで連続得点を挙げるなど、16-13で2度目のテクニカルタイムアウトを奪い、このまま押し切るかに思われた。

    ところが、ここからがこの試合のハイライトだった。東レがボヨビッチのサービスエースなどで17-17と追いつくと、ここから互いの意地とプライドをかけた攻防へ。サイドアウトを繰り返す展開は、最初に東レがセットポイントを握ったものの、デュースに突入するや、両チームが強打、速攻、ブロック、好レシーブと、攻守で持っているものをすべて出すかのようなスーパープレーを見せた。パナソニックが終始攻め続ける一方、東レも起死回生のブロックを幾度となく見せ、得点は40点台へ。そしてこの激戦をものにしたのは、実に10度のマッチポイントをしのいだ東レだった。篠田のブロックから3連続得点を挙げ、実に43-41の大接戦で1セットを奪取。逆転勝利へ踏み止まった。勢いに乗った東レは、第4セットもアタッカー陣が調子を落とした相手に対し、ボヨビッチの強打や、セッター近藤茂の連続ブロックなどで得点。25-20で連取し、頂点を決める最終決戦は最終セットへ突入した。

    そして迎えた、泣いても笑っても最後の第5セット。勢いに乗りたい東レに対し、パナソニックは福澤の連続得点で序盤からリードを広げると、枩田がボヨビッチから連続でブロックポイントを挙げ、4点リードでコートチェンジを迎える。なおも止まらないパナソニックは、清水、チアーゴにもブロックが飛び出すや、福澤のサービスエースで相手に引導を渡した。終盤に粘る相手を15-11で退け、激闘に終止符を打ったパナソニックが、2年ぶり3回目の頂点に立った。


    優勝決定戦に先駆けて行われた堺とサントリーの3位決定戦は、第1セットからペースを掴んだのはサントリー。最初のテクニカルタイムアウトを2点リードでものにし、その後もエースのアンドレ、柴小屋康行の強打などでリードを広げると、アンドレの連続サービスエースで加点。25-20でものにした。

    2セット目は、エンダキの強打や、強烈なサーブと要所で決めたブロックで優位に立った堺が25-20で奪取。セットカウント1-1のタイとなり、関西勢同士のぶつかり合いは第3セットへ突入した。

    1-1のタイになり、どちらが主導権を握るのか。そんな3セット目にスタートダッシュを見せたのはサントリーだった。アンドレのスパイク、米山達也のサービスエースなどでいきなりの4連続得点でスタートを切ると、なおもアンドレの柴小屋、アンドレによる3本のブロックポイントが決まり、16-10と大きくリードして2回目のテクニカルタイムアウトを奪取。後半は堺・北島武の気迫あふれるスパイクに苦しむ場面も見られたが、最後まで主導権を渡さず、25-20で奪い、逆転3位へあと1セットと迫った。

    すると、これで流れを手繰り寄せたサントリーは、第4セットに入り、さらにエンジンを加速させた。相手ミスのほか、アンドレ、柴小屋のスパイク、山村宏太のブロックなどで序盤から優位に立つと、中盤以降はまさに圧巻のプレーを見せた。この試合限りで現役を退く津曲勝利の好レシーブ、坂本雄一郎の速攻などで押せ押せムードになると、岡本祥吾、柴小屋は連続で北島をシャットアウト。アンドレも強打にサービスエースと大暴れし、怒涛の8連続得点で突き進んだチームは、25-13と相手を圧倒しセットカウント3-1で勝利。今季の3位を決めるとともに、津曲、坂本の引退の花道を飾る、大きな1勝を手にした。

    この日の結果は以下の通り。

    【男子・優勝決定戦】
    パナソニック 3-2 東レ
    (25-22、26-24、41-43、20-25、15-11)

    【男子・3位決定戦】
    サントリー 3-1 堺
    (25-20、18-25、25-20、25-13)


  • 2012/03/25

    V・プレミア


    25日、V・プレミアリーグ男子のファイナルラウンドが終了。優勝決定戦で東レアローズを下したパナソニックパンサーズが、2年ぶり3回目の優勝を飾った。

    なお、試合終了後には表彰選手が発表され、最高殊勲選手賞(MVP)は、高いスパイク決定力でチームを優勝に導いた福澤達哉(パナソニック)がうれしい初受賞。最優秀新人賞にはサーブ賞も獲得した手塚大(FC東京)が選ばれた。今シーズンの最終順位と表彰選手は以下の通り。

    【プレミア男子最終順位】

    1位 パナソニックパンサーズ
    2位 東レアローズ
    3位 サントリーサンバーズ
    4位 堺ブレイザーズ
    5位  FC東京
    6位  豊田合成トレフェルサ
    7位  JTサンダーズ
    8位  大分三好ヴァイセアドラー


    【表彰選手】
    ●優勝監督賞 南部正司(パナソニック・2年ぶり3回目)
    ●最高殊勲選手賞(MVP) 福澤達哉(パナソニック・初受賞)
    ●敢闘賞 米山裕太(東レ・初受賞)
    ●ベスト6賞
    福澤達哉(パナソニック・2年ぶり2回目)
    清水邦広(パナソニック・3年連続3回目)
    ボヨビッチ デヤン(東レ・3年ぶり2回目)
    富松崇彰(東レ・4年連続5回目)
    松本慶彦(堺・6年ぶり2回目)
    宇佐美大輔(パナソニック・2年ぶり4回目)
    ●ベストリベロ賞 永野健(パナソニック・2年連続3回目)
    ●最優秀新人賞 手塚大(FC東京)
    ●得点王 オンテレ ジェームス(大分三好・初受賞)
    ●スパイク賞 松本慶彦(堺・6年ぶり2回目)
    ●ブロック賞 富松崇彰(東レ・3年連続4回目)
    ●サーブ賞 手塚大(FC東京・初受賞)
    ●サーブレシーブ賞 永野健(パナソニック・初受賞)
    ●レシーブ賞 米山裕太(東レ・初受賞)
    ●優秀GM賞 春田政幸(パナソニック)




  • 2012/03/25

    V・プレミア


    ●パナソニック・福澤達哉
    「苦しい戦いでしたが、最後にチームの力を出し切って勝てたのがいい結果になった。個人としても周りに支えられ栄誉ある賞をいただいけたのでホッとしています。(3セット目調子が崩れたが)2、3回こちらが決めれば優勝という場面があったが、自分自身力んで、肩に力が入りアウトになってしまった。それまでは周りを見てブロックアウトを取ったりしていたが、視野が狭くなりブロックにやられてリズムに乗り切れなかった。でも5セット目に入るとき、周りから思い切って奥へ打てと声をかけてもらったり、自分自身、絶対勝たないといけないという思いもあったので、もう一度気持ちを切り替えてやっていい結果になりました。(東レ相手にサイドアウトを取るために)自分にはサーブで前後に揺さぶってパイプをつぶしてくると思ったので、まずはサーブレシーブの安定、自分が崩れないパスを第一に考えました。パスが乱れると相手はブロック力があるので、(向こうの)パターンにはまると思った。1本目を宇佐美さんに返してコンビに繋げればサイドアウトに繋がると思いました。(MVPを取った今季の収穫は)リーグを通して自身のコンディションが安定し、持ち味のジャンプ力が波なく発揮できたのが一番大きいと思います。高さを生かした打ち方、ブロックアウトや、ブロックの上から打つのを意識してやっていましたが、それがいいように転んだと思います」

    ●パナソニック・清水邦広
    「どちらが勝ってもおかしくなかったが、最後まで気持ちが強いほうが勝つと思っていた。みんなの力を信じてこの結果に繋がったと思います。(去年のワールドカップを踏まえ、今季のVリーグのテーマは)勝負どころで決められるようにというテーマを持って戦いました。序盤1、2週目は思うようなプレーができず、内容的にも納得いくプレーができなかったが、終盤になるにつれて、しり上がりに持ち味のスパイクや二段トスも打ちぬけるようになったと思います」

    ●パナソニック・宇佐美大輔
    「本当に厳しい戦いでしたし、苦しい試合になるだろうと思っていた。勝ててホッとしています。(自分たちのバレーができるようになったのは)3週目くらいから形になった。サイドの3人(福澤、清水、チアーゴ)は攻撃力があるし、3人が打ち分けられるトスやコンビネーションができれば勝てるチームになると思っていた。その中でセンターが絡んできてというイメージを持っていたが、セミファイナル、ファイナルと徐々にいい状態になってきたと思う」

    ●パナソニック・南部正司監督
    「東レから白星を取るために、スパイクミスをしない、サービスエースを取られない、相手のレセプションアタックに対する1本目のディフェンスに集中することができれば勝てる確率は高くなると話して臨みました。メンタル面でも、セミファイナルはストレートで勝ちましたが、全然違う状況だったので一切忘れ、レギュラーラウンドを安定した力で1位となった東レさんにチャレンジャー精神でぶつかろうという話をしました。1、2セット目はミスがあったものの、何とか取ることができた。しかし3セット目は福澤のアベレージを下げられ、チアーゴも当たりが出ず抑えられるべくして取られました。レギュラーラウンドの1、2戦目くらいではこのまま東レさんに持って行かれていたと思うが、今日は選手たちがうまく切り替えてくれたと思う。東レさんのコンディションを考えると、これがもし来週だったら、どっちに優勝が転がったかなという感想です。(東レのように)ああいう団結したチームにならなければならないと見習わなければいけないところもあった。この日を迎えられたのは東レさんに感謝しなければいけないところもあると思います。(シーズン当初、世界を考えてやっていきたいと話していたが、それについては?)福澤は世界の高さを常に意識し、長いコースを打ったりした結果、技術は身についたと思う。努力もしていたし、大きな故障もなく、週ごとにコンディションを上げていたと思います。清水はコンディションが整わず、調整に時間を費やされてしまった。スパイクの打ち方やディグを鍛えてOQTに備えたかった。そこは思うところまで来ていませんでした」


    ●東レ・米山裕太
    「全員コンディションが万全でなかったですが、完全にストレートで負ける展開を粘り強く戦えたのはよかったですが、最後勝ち切れなかったのが残念です。(敢闘賞受賞は)チーム全員で頑張った結果を代表でもらったと思う。(レシーブ賞は)田辺さんあたりだと思ったのでびっくりしました。昨年までもらったことがなかったが、一定の評価をしていただけたので素直にうれしいです。(今季は)レギュラーラウンドを1位で通過したし、鈴木など新しい力も出てきた。相澤も頑張ってくれたし収穫が大きかった。でも優勝できなかったのは最大の課題。最後勝たないと意味がないので、来年からみんなで一生懸命練習したいと思います。(惜敗の差は?)サーブが相手のほうがよく、こちらはミスがあった。また今日は、ワンタッチしてもボールが相手の有利に飛んだり、ネットインのサーブが入らなそうで入ってきたり、運の部分でも見放されたと思う。技術的には互いに良さを出せたと思うが、最後はパナソニックさんに傾いたと思う」

    ●東レ・篠田歩
    「3-0で終わりそうなゲームだったが、負けはしたけれどウチらしい粘りあるバレーができた。(今季は)篠田、富松のヒザが悪く、相澤がよくカバーしてくれた。感謝しているが、ヒザが治ったらまだ譲らないという気持ちで来年はやりたいと思う。レギュラーラウンドを1位で通過しながら最後にコケたのは、(ファンが)一番がっかりしていると思うので、鍛え直して、全部1位でこの場所に戻ってきたい。(セミファイナルでパナソニックに負けたあと変えたことは)相手は一人ひとり攻撃力が強いのでサーブでちょっとでも崩せればと思い、フローター陣はいつもと違い左から打ったりしました。効果は出せたと思うが、ジャンプサーブでもう少し崩せたら、もう少し楽になっていたと思う」

    ●東レ・富松崇彰
    「1、2セット目がよくなかった。どちらかで粘ってミスがなければどうなっていたかわからないが、でも3、4セットでウチらしいものを出せたのは、負けはしたがよかったと思う。(1、2セットよくなかったのは)取れるところで取れなかったり、打ち切れなかった。シャットされたり拾われたりならいいんですが、こっちが攻撃できないまま相手に決められるのが多かった。それが積み重なって点数が取れませんでした。(ベスト6賞は)もらえたことはよかったですが、優勝してから取らないと意味がない。(今季は)相澤に助けられた。来シーズンは気持ちは負けずに戦っていきたい」

    ●東レ・秋山央監督
    「結果は残念です。レギュラーラウンドで勝ち星を重ね、セミファイナルは苦しみましたが、力的にはパナソニックさんと五分と思っていた。優勝したかったが残念です。我々は(レギュラーラウンドから)デュースをほとんど取っていたが、2セット目の接戦を取れなかったところで、チーム内に動揺がありました。でも3セット目、ストレートで終わりそうな状況から選手たちの意地が出て、3、4セットを取った。負けはしましたが見ている人にはおもしろかったと思う。そういう意味ではいいゲームでした。実力は拮抗していたので、いろんな戦術を立てたが、何点か読みが外れてうまくいかず、連続失点となってしまった。来季に向けて糧にしていけると思う。(第3セットは)タイムアウト2回、メンバーチェンジ6回使い(選手に)託すしかなかったが、そこから10点くらい取り合って、ただただすごい力があると思った。パナソニックさんも強いなと思いました。(近藤をスタメンで起用したのは)これまでの(パナソニックとの)戦はサイドアウトを取れないセットは負けていた。阿部が上げたときはコンビミスからうまく取れなかったので、まずはサイドアウトをと思い近藤を使った。今日は阿部は考えていなかった。能力が劣るのではなく、全日本に行っている期間が長かったし、最後まで阿部でコンビを作り切れなかった。今季は近藤がよく、近藤が軸のチームでした」


  • 2012/03/25

    V・プレミア


    ●サントリー・津曲勝利
    「最後にこの場に立てて、勝って終わりたいと話し合って試合に臨みました。途中アンドレにアクシデントがありましたが、代わりの金子も頑張って、4セット目いい状態で、いいチームで戦えてうれしく思います。2月18日の豊田合成戦で肉離れして、最後がどの試合になるかわからなかったが、セミファイナルへ進めば最後出られるということで、この場に連れてきてもらって感謝しています。代表でも8年やってきて多くの人に支えられ応援してもらって感謝しています。(思い出に残っているのは)第6回Vリーグで自分が初めて出て、フルセットで勝った東レ戦と、代表で五輪を決めた試合。五輪は小さいころからの夢で、実現できた瞬間は忘れられない。(現役生活は)幸せものでした。大きなケガもしなかったし、五輪も出場できた。バレーボール選手としては、楽しくやれた。28年間、いい終わり方ができたと思います。(今季戦っての課題は)レギュラーラウンドは4位で、ほかのチームより技術的に劣っている。基本的なプレーを練習してもらいたいと思います」

    ●サントリー・山村宏太
    「チームみんなが勝ちたいという思いが強かった。いろんなアクシデントがありましたが、(レギュラーラウンドで)ケガをした津曲選手をコートにもう一度立たせるためにはセミファイナルへ行くしかないとみんなの気持ちが一つになったと思います。(試合中相手セッターが変わっての影響は)金井選手に代わりクイックを多く使うようになったのと、ミドルが松本から大道に代わってリズムを作られたが、早めに修正できたし、サーブも機能しました。(今季戦っての収穫は)何とかセミファイナルへ進むという気持ちになってから勝てるようになった。気持ちがプレーに影響するのかなと学んだ。反省点は、サイドアウトを切っていかないといけないチームなので、その術を考えたいと思います。(津曲というリベロの存在は?)ボクのプレースタイルを決定づけたリベロでした。抜かれてもはじいても反応してくれた。後ろに頼り切ってできたブロックだったので安心できました。すごい大きな存在でした。(同じく引退の坂本から学んだことは)同じポジションでお兄さんのように仲良くさせてもらった。駆け引きのうまく、相手セッターの心理を読んでブロックについたり、ターン打ちなど、真似しようと思ってもできない選手でした。ずっと対角で、最後もいいプレーも見せてもらったし、ターンで打って決まったときはコスいなという思いと(笑)、さすがだなという気持ちにふけっていました」

    ●サントリー・荻野正二監督
    「3位決定戦へ向け、休養を与えしっかり調整してきた。1セット出だしからかなりいいリズムでできた。ウチは個人的にスキルの強い選手はいないので、チーム全体で自分の役割をしっかりやろうということを全うできて、勝利に繋がったと思います。(今季は)就任からディグを攻撃に繋げようとやってきたが、最初はうまく回らなかった。拾ってもトスがダメだったり、スパイカーまでトスを上げきれなかったのが敗因。決定率も悪かったのも負けが込んだ原因です。よかったのは、アンドレが2連戦のきついスケジュールに慣れたのもあるし、トスを高くして、スパイク技術に任せるようにトスを変えたのもよかった。3レグに入って四強が危うい中、直接対決のFC東京戦あたりからかなりまとまって強くなったと思う。(柴小屋の評価は)打つことによってアンドレ、米山の負担が軽くなるので、少々のミスでも我慢して使おうと思った。彼の攻撃力を強化することで、一つでも上に上がるんじゃないかなと思う。(ブロックがよかったが)堺さんはほかのチームよりトスが高いので、センターブロッカーがついていける判断で、サイドブロッカーの位置を指示したのがはまった。また、柴小屋を3枚につかせるようにしたところで、ブロックが壁になってディグもうまくいったと思う。(津曲については)パス、レセプションと全部ソツなくやって安定してプレーしてくれた。五輪にも行った中だし、リベロとしては今までのリベロとしてはかなりのプレーヤーでした」

    ●堺・石島雄介
    「3位決定戦という勝たなきゃいけない試合で、ふがいない試合をしてしまったことをファンのみなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。ウチのチームは闘志あふれるプレーをモットーにしていますが、まったくできなかった。技術的にもふがいないプレーが連続してしまいファンを悲しませた。取り戻せない一試合だったと思います。(今季は)チームが勝つことがボクのパフォーマンスの一つ。勝たないとボクの意味がない。そういう意味でもチームを日本一にしたかった。何度も同じ失敗をしているので、全日本から帰ってきたら、ゼロからやり直したい。(ふがいなかったのは)一人ひとりの力がなかった。戦術を練って、それに応じて選手が動くバレーがまったく機能していない。個人の力がミックスされていないと感じたので、まずは個人の力を高めるのが必要になると思う」

    ●堺・酒井新悟監督
    「ゲームに入るにあたり、今年度の集大成なのでやってきたことを出そうと、プラス応援してくれる方に感謝の気持ちを届けるためにもいいゲームをしようと臨みました。ですが、内容はセミファイナルでやられているように、サーブで攻められセンターも機能しなかった。加えてサイドの決定力もなかったところが、点差が広がった要因だと思う。でも2セット目はサーブで攻め返して取れたし、選手も最後まで頑張ってくれたと思う。(セミファイナルで松本を抑えられ)早めの選手交代で大道を出したりして、もう一回クイックの組み立てを変える作戦でした。そこそこは機能したと思うが、ラリー中絡められなかったのは反省点です。(今季は)攻撃力(アップ)を目標に取り組んできた中、松本がスパイク賞を取ってくれた。個人のスキルはあると思うが、セッターやサーブレシーブ、パスの成果が見えたと思う。反面どれだけ安定するかが勝敗に関わると思うので、安定させることと、プレッシャーがかかるところや、相手の強いサーブのときにクイックを絡めた攻撃ができるか。その反省点を持って次やっていきたい」


  • 2012/03/24

    V・プレミア

    24日、2011/12V・プレミアリーグ女子の優勝決定戦と3位決定戦が、東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で行われた。

    先週のセミファイナルを3戦全勝、2年ぶり4回目の優勝を目指す東レと、5年ぶり3回目の優勝を狙う久光製薬の対戦となった優勝決定戦。序盤、先に流れを掴んだのは久光製薬だった。全日本にも選出されたセンター平井香菜子のブロックで流れを引き寄せると、石田瑞穂の強打などで10-13とリードを奪う。

    しかし、東レもここから木村沙織のサーブで相手のレセプションを崩すと、迫田さおりの強打、ルーキー二見梓の連続ブロックなどで6連続得点を挙げ逆転に成功。その後も木村のアタックなどで得点を重ね、24-22と先にセットポイントを握った。

    ところが、久光製薬もここから粘りを発揮した。平井が木村をシャットアウトすると、なおも平井、水田祐未による3連続ブロックが決まり、24-25と逆転に成功。デュースに突入した後は、両チームがサイドアウトを繰り返す激しい競り合いとなった。しかし、最後には東レが迫田のサービスエースと、木村のスパイクで32-30。優勝決定戦にふさわしい激闘は、東レがわずかの差で競り勝ち1セット目を先取した。

    激闘の余韻が残ったまま迎えた第2セットは、1セット目を奪った東レの圧倒的なペースとなった。迫田がスパイクにブロックにと大奮闘。いきなりの5得点を挙げ、6-0と好スタートを切る。なおも東レは、木村、荒木の主軸の奮闘に加え、二見の連続スパイクに迫田の強打、高田ありさのスパイクにブロックなど、バランスのいい攻撃で圧倒。25-16と大差でものにし、2年ぶりのチャンピオンへ王手をかけた。

    そして迎えた運命の第3セット、このままストレートで勝利を収めたい東レだったが、立ち上がり好スタートを切ったのは、石田のスパイクなどで3連続得点を奪った久光製薬。しかし、この劣勢を断ち切ったのは東レのエース木村だった。強打あり軟打ありブロックありと、まさに獅子奮迅の働きでチームに連続得点を呼び、逆転に導く。その後、フォフィーニャ、石田を軸に襲い掛かる相手に劣勢を強いられる場面もあったものの、終盤の勝負どころでまたも木村がブロックに技ありのスパイクなどで存在感を見せ、チームは逆転に成功。最後はフォフィーニャのスパイクが外れ、25-22となった瞬間、東レがうれしい2年ぶりの頂点に立った。


    決勝戦に先駆けて行われた3位決定戦は、デンソーと岡山の対戦。第1セットの立ち上がりは、デンソーがデラクルスのサーブで相手のレセプションを崩すと、石井里沙を中心とした攻めで次々と得点。6連続得点などで主導権を握る。中盤以降もデラクルスの強打で得点を重ねたデンソーは、内定選手の鍋谷友里枝を初起用。安定したレシーブでチームにリズムをもたらすと、最後は同じく内定選手の大竹里歩が押し込んで25-17とし、1セット目を先取した。

    第2セットに入ってもデンソーは、デラクルスの強打で得点を重ね、1、2回目のテクニカルタイムアウトを奪取。中盤、岡山・山口舞の速攻を中心とした攻撃に苦しみ、一時は13-14と逆転を許したが、後半に入り矢野美子、鈴木裕子の連続ブロックで抜け出すと、その後も鈴木のライト攻撃で優位に立ち、最後も井上のブロックが決まって25-18。2セットを連取し、勝利へ大きく近づいた。

    チーム初の3位に向け、ここから逆襲といきたい岡山も3セット目、セッターを宮下遥からベテラン岡野弘子にスイッチ。立ち上がりから川畑愛希、福田舞らサイド陣を生かしたトスワークで得点を重ねてリードを奪う。終盤、デラクルス中心のデンソーに追いつかれたものの、セッターを宮下に代えた後も、最後まで福田、川畑の両サイドを軸に攻撃を組み立て、25-23と競り勝って夢を繋いだ。なおも岡山は、4セット目に入っても川畑の強打、川島亜依美のブロックなどで流れを渡さず常にセーフティーリードを保ち、このセットも25-18。2セットを奪い返し、勝負の行方は最後のセットへもつれ込んだ。

    迎えた第5セット、序盤に抜け出したのはデンソーだった。デラクルス、矢野の連続ブロックなどでリードを奪うと、その後はデラクルスと岡山・福田の両エースが一歩も引かない打ち合いを展開。接戦になるかと思われたが、最後は安定したレセプションをデラクルス、矢野らの攻撃に繋げたデンソーが15-9で獲得し、2年ぶりとなる3位の座に就いた。

    【女子・優勝決定戦】
    東レ 3-0 久光製薬
    (32-30、25-16、25-22)

    【女子・3位決定戦】
    デンソー 3-2 岡山
    (25-18、25-18、23-25、17-25、15-9)


  • 2012/03/24

    V・プレミア

    24日、V・プレミアリーグ女子のファイナルラウンドが終了。優勝決定戦で久光製薬スプリングスを破った東レアローズが、2年ぶり4回目の優勝を飾った。

    なお、試合終了後には表彰選手が発表され、最高殊勲選手賞(MVP)は荒木絵里香(東レ)が4年ぶり2回目の受賞。最優秀新人賞には森谷史佳(パイオニア)が選ばれた。今シーズンの最終順位と表彰選手は以下の通り。

    【プレミア女子最終順位】

    1位 東レアローズ
    2位 久光製薬スプリングス
    3位 デンソーエアリービーズ
    4位 岡山シーガルズ
    5位  JTマーヴェラス
    6位  パイオニアレッドウィングス
    7位  トヨタ車体クインシーズ
    8位  NECレッドロケッツ


    【表彰選手】
    ●優勝監督賞 菅野幸一郎(東レ・2年ぶり4回目)
    ●最高殊勲選手賞(MVP) 荒木絵里香(東レ・4年ぶり2回目)
    ●敢闘賞 石田瑞穂(久光製薬・初受賞)
    ●ベスト6賞
    デラクルス ベタニア(デンソー・4年ぶり2回目)
    木村沙織(東レ・5年連続5回目)
    石田瑞穂(久光製薬・初受賞)
    荒木絵里香(東レ・3年連続6回目)
    山口舞(岡山・初受賞)
    中道瞳(東レ・3年ぶり3回目)
    ●ベストリベロ賞 座安琴希(久光製薬・初受賞)
    ●最優秀新人賞 森谷史佳(パイオニア)
    ●得点王 デラクルス ベタニア(デンソー・初受賞)
    ●スパイク賞 ギブマイヤー ローレン(トヨタ車体・初受賞)
    ●ブロック賞 荒木絵里香(東レ・4年ぶり2回目)
    ●サーブ賞 張紫音(NEC・初受賞)
    ●サーブレシーブ賞 座安琴希(久光製薬・初受賞)
    ●レシーブ賞 新鍋理沙(久光製薬・初受賞)
    ●優秀GM賞 内山晃(東レ)



  • 2012/03/24

    V・プレミア


    ●東レ・荒木絵里香
    「(今日は)スタートで競ってしまったんですが、バタバタしながらでも自分たちのやるべきことをやっていけたと思うし、チーム全体で強い気持ちで戦って勝ち切れてよかったと思います。(1セット目は)自分たちのミスであそこまでもつれたのは反省点ですが、ああいう展開で絶対1点を取るんだという強い気持ちや、心の面でみんなひとつになって戦い切れる強さが自分たちにあると思うので、そこを前面に出してやっていきました。(今季の決定力アップは)失点が多いのでミスを減らすことと、効果率をいかに下げないか(を考えた)。強打強打で今まで来ていたので、意識的にフェイントやティップを混ぜてやっていました。(MVP受賞は)そんなにいいパフォーマンスができたと思っていないし、今季は自分よりもチーム一人ひとりの個々の力を出し切れて戦えたと思うので驚いています。全員がレベルアップして優勝できたと思うし、その中でただ(チームの)代表として受け取ったと思っています」

    ●東レ・迫田さおり
    「今日は最後のゲームだったので、とにかくみんなで体を動かして、いい試合をしたいという気持ちでした。勝ててよかったです。(今季は途中出場が多かったが)最初からコートに出てなくても、出させてもらえることに感謝していましたし、せっかく出してもらうからには、どんな形でもチームに貢献したいと思っていたので、どんな場面でも頑張ろうと思いました。(五輪最終予選へ向けては)今から技術が伸びるというわけではないと思いますが、レシーブやブロック、スパイクなど少しでもレベルアップして、精神的にも強くなりたいと思います」


    ●東レ・木村沙織
    「(今日は)最後の一戦ということで、全員が活躍して勝つことができてよかったです。(1セット目の接戦は)自分が1回で切っていれば何てことはなかったんですけど、ミスをしてああいう展開にしてしまったのは反省点です。でも仲間を信じることができているので、ああいう展開でも勝てたと思います。(相手のフォフィーニャを封じたが)自分が少しでも崩せればとサーブでは狙いました。あとはブロックも後ろも見やすく飛んでいたので、ディフェンスもいい位置でできたと思います。(五輪予選に向けては)今季は速いトスを打ってきましたが、セミファイナルからはやめてトスの高さを戻してもらいました。速さも大事ですが、高いどころでブロックを見て打てるほうが自分には合っていると思うので、自分の持っているものをさらによくしていけるように頑張りたいと思います」

    ●東レ・菅野幸一郎監督
    「久光製薬さんはレギュラーラウンド後半からチームが固まり、しつこさや素早さが出てきていたので、今日も苦しくなると思いました。案の定、1セット目はサーブで崩され思うようにいかずデュースになった。あの場面は選手が気持ちを作って、集中力を切らさず取り組んでくれたので取れたと思います。2セット目は逆に、1セット目の流れで久光製薬さんも気持ちが崩れかけ、前半で離すことができた。3セット目は(久光製薬が)フォフィーニャ選手と石田選手がポジションを変えてきたが、選手たちも我慢して、最後は勢いで点を取ることができた。3-0と一番いい形で勝利できてよかったと思います。(5年間で4回目の優勝だが)初Vはベタニア(デラクルス)、2回目は張選手と安定したエースがいたので優勝できた。その2年で中道や濱口、荒木、木村らが勝ち方を学んでくれた。いいところを吸収してチーム力をつけてくれたと思う。(昨年連覇が途切れ)悔しかったが、トータルでは連覇は関係なく、試合に負けたくない、優勝したいという気持ちを試合で出せたと思う。また(この優勝を)次に繋げていきたいと思います。(荒木のMVPは)キャプテンとして、見えないところで先頭に立って引っ張ってくれた。MVPでよかったと思います。(全日本選手以外の選手は)全日本の選手だけでは勝てないと思っていたし、高田、宮田もしっかり頑張ってくれた。もちろん濱口も、田代、峯村、小平もしっかり役割を認識して、上のメンバーを支えて取り組んでくれた。(全日本メンバー不在で)国体を優勝しているし、そのメンバーも力をつけ、底力になったと思った。(二見の起用は)勢いがあったので、今は相手にもプレッシャーになるかなと思って起用しました。ただまだ経験がないので、競った場面では相手が見えなくなるのは課題ですが、能力はあるし、1本1本を大事にする選手なので今後楽しみです」

    ●久光製薬・大東雅史監督
    「1セット目終盤の攻防を取り切れなかったところと、相手のサーブに対して、対応はできていたが、そこから攻撃に繋げられずミスが出たのが敗因です。選手はよく頑張ったと思いますが、紙一重のところを取るか取らないかが今後の課題だと思います。(東レとの差は)勝負ところではセットポイントを取った回数が多かったが、点に結びついていない。コンビミスやスパイクミスから決め切れなかったのが今後の課題です。(相手の木村は)世界でも指折りの選手。ブロック、レシーブの関係で対応したかったが、向こうのうまさにやられました。(シーズン前、選手層を生かした戦いをしたいと話していたが)チーム全員という面では、代わったメンバーが活躍が多かったのは収穫。来シーズンへ繋がればいいと思います」


    ●久光製薬・平井香菜子
    「東レさんの速いサーブと攻撃に崩され、久光の特徴である高いところでのコンビバレーの形がなかなかできず、二段トスも決められなかった。相手のディフェンスにリズムを作られ、ウチのやりたいことができなかった。1セット終盤にいい流れのプレーがあったんですが取り切れなくて、2セット目に切り替えられなかったのが敗因だと思います。(今季を振り返って)リーグ戦を重ねるごとにチーム力がついたのが実感できた。セミファイナルも2勝1敗でファイナルを迎え、チーム全員が優勝したいという強い気持ちを持って今日を迎えたんですが、ストレートで負けてしまい悔しい気持ちでいっぱいです。攻撃の軸になろうと取り組んできましたが、昨年と比べて安定してきた。打数も増えましたが、大事なところでミスが多かったので修正したいと思います。(全日本に選ばれ)実感はまだあまりないです。初めて選ばれたのが私だけなので、早くなじんで、チームがやろうとしていることを体で理解し、チームと同調した動きができるようになりたいです」

    ●久光製薬・新鍋理沙
    「1セット目、どちらも粘ったが負けてしまい、2セット目にその流れが続かなくてどんどん攻められてしまった。自分たちのリズムがつかめないまま3セット目に入って、終盤も勝負のところで決められてしまいました。最後、いいリズムを作れなかったのが悔しいです。(今季は)リーグが始まったときより、試合を重ねるごとにチーム力が上がってきているのは感じていました。でも勝負どころで点を取れないというのが今日の敗因だと思いますし、次のシーズンは笑って終われるように頑張っていきたい。(レシーブ賞受賞は)いつもブロックとレシーブの関係とか練習してきたし、それがチーム内でしっかりできていた。ボールも繋がるようになったし、チームの力でそういう賞をいただけて感謝しています」


    ●久光製薬・石田瑞穂
    「東レさんのサーブに苦しめられ、自分たちのバレーができなかった。1セット目を取り切れていればという後悔しかないです。(優勝決定戦が)初めてということを理由にしてはいけないですが、コート内でバタバタしてしまったのが敗因です。(今季は)日に日にチームが成長していっている部分は収穫にもなった。でもここからもう一歩上にいくには、勝負どころでより一層集結して力を出せるようにやっていきたい。(ベスト6賞と敢闘賞受賞は)2つ賞をいただきましたが、自分自身まだ波がある。そういう面ではみんなに助けてもらっているので、もう一つ成長して自分が引っ張っていけるように、そしてまたこの舞台に立てるように来シーズン頑張りたいと思います」


  • 2012/03/24

    V・プレミア


    ●デンソー・デラクルス
    「今日は接戦で、ファンにはいい試合だったと思います。1、2セットは雰囲気が作れていてよかったが、3、4セットは調子が上がらなかった。でも5セット目挽回し3位を決定したので、自分としては満足しています。(4シーズンぶりに日本でプレーしての感想は)このチームで学んだことは、状況が悪くても自信を持てた、強くなれたということ。結果はどうであれ、悔いのない試合ができたのもこのチームにいたからだと思うので、チームに感謝したい。(今季を振り返って)日本は優れているイメージがあった。自分はベテランからだけでなく、若い人や新人にも、元気や精神的なところも学んだ。若いチームでプレーし、成長できたのは肥やしになったと思う」


    ●デンソー・熊谷桜子
    「最後の試合、集大成ということで、勝っても負けても自分たちのバレーをしようと言っていた。1、2セット目は相手のミスもありうまくいきましたが、3、4セットは攻められて受け身になった。課題のメンタル面の弱さが出てしまいました。ですが、5セット目はエースのベティ(デラクルス)が活躍してくれた。感謝しています。(試合の組み立ては)チームに波があるので、最初に点を取りたいというのがあった(のでデラクルスへ上げた)。でも、最後に決めてもらわなければならないので、センターもしっかり使うトスを上げました。(デラクルスのすごいところは)メンタル面では安心感がある。悪いトスも決めてくれるので、どんな場面でも強気で(トスを)上げられた。技術面では打点が高いし、破壊力があるので、相手にとってはすごく嫌なプレーヤーだと思う。(今季を振り返って)昨年震災があり、自分たちがバレーをできているというのを幸せに感じてやってきた。この舞台で、若いチーム、ベティとできてうれしく思います」

    ●デンソー・達川実監督
    「出足はデンソーのバレーができてよかった。だが、さすがトップ4に残るチームだけあって、シーガルズさんの粘り強いレシーブ、繋ぎに苦しめられた。最後勝ててよかった。(3、4セットは)サーブレシーブが乱され、歯車が狂った。シーガルズさんのレシーブが上がるようになって、それが繋がって攻められた。レシーブを頑張れとタイムを取って言いました。(内定選手の鍋谷、大竹の評価は)鍋谷は攻守に素晴らしい。攻撃はありがたいことに速いトスが打てるので、サクラ選手(熊谷)とのコンビが合うんじゃないかなと思う。大竹は高さがある。高さと速さをうまく噛み合わせて、早くチームの一員としてチームを作っていきたいと思います」


    ●岡山・山口舞
    「今日はスタートで硬さがあったが、3、4セットはウチらしいバレーができている時間が長く感じた。若い選手が成長して、勢いに乗ったときは今までよりも力を出せているけど、崩れ出したときが課題だと思います。(今日の試合を通じての手ごたえは)全員が同じ意思を持ったときはいい結果に繋がっている。何をやっていかなければいけないのか見えてきたと思います。(今季は)昨シーズンより気持ち的に余裕があったが、前半はその余裕が悪いほうへいっていた。途中から仲間を生かしたり、相手を見て考えたりできたと思います。(全日本では)プレーで引っ張る役割でないと思うので、自分のプレーをやりきるブレない気持ちや集中力など精神的な部分を評価してもらっていると思うので、そこは持ち続けていきたい」

    ●岡山・宮下遥
    「1、2セット目の出だしが悪く、3セット目はどうなるかと思ったけど、外から冷静に見る機会をもらって、先輩が作ってくれたいいリズムを3、4セットに引き継ぐことができ、ウチらしいバレーで取れたと思います。でも5セット目を取り切れなかったのは、デンソーさんのサーブで崩されたり、外国人選手に1本で切られてウチのリズムに持っていけませんでした。(今季の手ごたえは)今年はスタートからゲームメイクを任されて、自分がやらなきゃいけないという責任感が出たのは大きいです。前半は思い切りという部分はできていましたが、後半はトスを読まれたり、考えることが多くなりいい部分が出せなかった。やっていかなきゃいけない部分が分かったので、レベルアップしたい。(ファイナルラウンドの収穫は)上位チームと戦って、通用するところが少なく課題ばかり見つかった。レシーブ、トス、ブロックにしてもはっきり見えたので、今度の黒鷲旗や来シーズンに向けてしっかり直していきたいと思います」

    ●岡山・溝田知茂監督
    「スタートが悪く、慌てて力んでという悪い時間がいつもより長く、1、2セット目はウチらしいバレーができなかった。単調で向こうの外国人にやられてしまった。3セット目にメンバーを入れ替えて粘りが出て、切り返して決めるウチらしいパターンになった。5セット目は勝ちを意識したのか、勝てそうなときに若干の力みで止められたり、拾われたりしていい試合を落とすという今シーズンのバレーが出てしまったので、そこは来シーズンへの課題だと思います。(今季順位を上げた要因は)宮下の成長と、関、川島らの成長でチーム力がアップした。福田もウチのバレーになじみ、(デンソー時代のライトから)レフトに変わって、その良さがやっと出てきたと思います。(宮下の成長は)去年は来たボールを上げているだけだったが、今季は来たボールをどう組み立てるかという考え方が変わったし、やらなきゃいけないという責任感も出た。全日本という目標がはっきり見えてきたこともあり、自覚してできるようになったのが成長の理由だと思います」


  • 2012/03/19

    海外

    現地18日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の男子決勝が行われ、ロシア代表のミハイロフ、アパリコフ、ボルコフらを擁するゼニト・カザン(ロシア)が、ポーランド代表のクレク、ビニャルスキ、モジジョネックらの所属するPGE Skra BELCHATOW(ポーランド)をセットカウント3-2で退け、4年ぶり2度目の優勝を飾った。

    なお大会MVPには、Mariusz Wlazly(PGE Skra BELCHATOW)が選ばれた。

    【欧州CL・男子決勝】
    ゼニト・カザン 3-2 PGE Skra BELCHATOW
    (25-15、16-25、22-25、26-24、17-15)

    【個人賞】
    MVP: Mariusz Wlazly(POL/PGE Skra BELCHATOW)
    ベストブロッカー: Nikolay Apalikov(RUS/Zenit KAZAN)
    ベストリベロ: Alexey OBMOCHAEV(RUS/Zenit KAZAN)
    ベストレシーバー: Michal Winiarski(POL/PGE Skra BELCHATOW)
    ベストスコアラー: Maxim Mikhailov(RUS/Zenit KAZAN)
    ベストサーバー: Maxim Mikhailov(RUS/Zenit KAZAN)
    ベストセッター: Valerio Vermiglio(ITA/Zenit KAZAN)
    ベストスパイカー: Bartosz Kurek(POL/PGE Skra BELCHATOW)
  • 全日本女子|2012ロンドン五輪予選JVA、2012年度全日本女子登録メンバーを発表

    2012/03/19

    全日本女子|2012ロンドン五輪予選

    19日、日本バレーボール協会(JVA)は、2012年度の全日本女子バレーボールチーム“火の鳥NIPPON”の登録メンバー17名を発表した。原則的にこの登録メンバーから随時選抜された選手がロンドン五輪終了までの合宿、大会に参加する。

    メンバーは、久光製薬から最多の5選手が選ばれ、キャプテンの荒木絵里香(東レ)をはじめ、竹下佳江(JT)、木村沙織、江畑幸子(日立)らは順当に選出。昨年のワールドカップで活躍した岩坂名奈、新鍋理沙(ともに久光製薬)を含め、ワールドカップメンバー13名が名を連ねた。

    また、佐野優子(アゼルバイジャン/イトゥサチ)、栗原恵(ロシア/ディナモ・カザン)、狩野舞子(トルコ/ベシクタシュ)ら海外でプレーする3選手、故障から復帰を目指す山本愛(JT)、井上香織(デンソー)も代表入り。久光製薬の中心ミドルブロッカー・平井香菜子は代表初選出となった。

    今回の選出に際し全日本女子・眞鍋政義監督は「いよいよ勝負の年。『日本のオリジナル』を武器に世界に真剣勝負をかける時がきた。すごくわくわくしている。2009年から全日本女子チームを率いてきたが、選手、スタッフにとって今年は集大成の年になる。目標はロンドンオリンピックでのメダル獲得。この3年間、チーム一丸となり、目標に向かいあらゆる革新に挑戦してきた。世界選手権3位、ワールドカップ4位、チーム全員で掴んだこの結果と、これまでみんなで流した汗を自信に、ロンドンオリンピックを終えるその日まで、全力で邁進していきたい」と、コメントを発表している。

    今季の全日本女子の国際大会初戦は、5月19〜27日に行われる2012ロンドンオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会。その後、6〜7月のFIVBワールドグランプリ2012と続き、7月28日からのロンドン五輪では悲願のメダル獲得が期待される。

    発表された登録メンバーは以下のとおり。

    【2012年度全日本女子バレーボール登録メンバー】
    ※左から背番号、名前、所属、ポジション

    1 栗原 恵(ロシア/ディナモ・カザン)ウィングスパイカー
    2 中道 瞳(東レ)セッター
    3 竹下佳江(JT)セッター
    4 井上香織(デンソー)ミドルブロッカー
    5 山本 愛(JT)ミドルブロッカー
    6 佐野優子(アゼルバイジャン/イトゥサチ)リベロ
    7 山口 舞(岡山)ウィングスパイカー
    8 座安琴希(久光製薬)リベロ
    9 石田瑞穂(久光製薬)ウィングスパイカー
    10 岩坂名奈(久光製薬)ミドルブロッカー
    11 荒木絵里香(東レ)ミドルブロッカー
    12 木村沙織(東レ)ウィングスパイカー
    13 新鍋理沙(久光製薬)ウィングスパイカー
    14 江畑幸子(日立)ウィングスパイカー
    15 狩野舞子(トルコ/ベシクタシュ)ウィングスパイカー
    16 迫田さおり(東レ)ウィングスパイカー
    ※17 平井香菜子(久光製薬)ミドルブロッカー
    ※は初選出
  • 2012/03/19

    海外

    現地18日、イタリア男子1部リーグ(セリエA1)の第24節が行われ、越川優所属の13位パドヴァはラティーナと対戦。セリエA2降格回避、12位までが出場するプレーオフ進出へ残り3戦全勝が絶対条件のパドヴァだったが、越川の今季自身最多となる8得点の活躍もありフルセット勝ち。3試合ぶりとなる7勝目(17敗目)を獲得した。

    これでパドヴァは勝点を23とし、勝点27の11位ローマ、12位サン・ジュスティーノとの差は4。残り2戦での逆転プレーオフ進出へ望みを繋げた。

    なお、最終セットで勝利を手繰り寄せる活躍を見せた越川は、この試合のMVPを獲得した。

    【イタリア男子1部リーグ・第24節】
    パドヴァ(7勝17敗)3-2 ラティーナ
    (20-25、25-23、25-19、22-25、15-7)
  • 2012/03/18

    ビーチバレー

    18日、今季のJBVツアーに出場可能となるツアー推薦チームを決める「JBVツアー2012予選大会」の男女3回戦とシード決定戦が、神奈川県川崎市の川崎マリエンで行われた。

    男子では、昨年ともにツアー出場し、今年から新たにペアを結成した畑信也(ペボニア・ボタニカ)/日高裕次郎組が3回戦から登場し、2連勝でツアー推薦による出場権を獲得。そのほか、高尾和行(NASKYUBA)/畑辺純希(KYUBA)組、奥平翔悟(BELLONA)/瀬田久史組も勝ち上がり、出場権を獲得した。

    女子では、昨年ツアー新人賞を獲得した宮川紗麻亜と、昨年浅尾美和と組みツアーに出場した松山紘子(teamSandBlock)の新ペアが2連勝。2009年東京大会、JBVグランドスラム優勝ペアである尾崎睦(湘南ベルマーレ)/草野歩組、永田唯/保立沙織(NAS)組とともに出場権を獲得した。なお今季のJBVツアーは、5月4日にお台場海浜公園で開幕する「スポーツクラブNASオープン」を皮切りに、男子は全6戦、女子は全7戦が行われる。

    本日の結果は以下の通り。

    【男子3回戦】
    畑信也/日高裕次郎 2(21-18、21-12)0 鈴木太郎/村上斉
    中川一/吉田英樹 2(21-18、18-21、15-12)1 森岡大海/渡辺有人
    高尾和行/畑辺純希 2(21-11、21-12)0 板橋正人/中山貴洋
    奥平翔悟/瀬田久史 2(21-18、21-19)0 石垣浩太/脇谷正二

    【男子シード決定戦】
    畑信也/日高裕次郎 2(22-20、18-21、15-13)1 中川一/吉田英樹
    高尾和行/畑辺純希 2(22-20、21-18)0 奥平翔悟/瀬田久史
    奥平翔悟/瀬田久史 2(21-18、21-14)0 中川一/吉田英樹

    【女子3回戦】
    松山紘子/宮川紗麻亜 2(21-13、21-11)0 菅原和子/黄秀京
    石田アンジェラ/駒田順子 2(21-18、21-18)0 小野田恵子/幅口絵里香
    永田唯/保立沙織 2(21-13、21-15)0 大山未希/松村美由紀
    尾崎睦/草野歩 2(24-22、21-14)0 中村彩羅/藤村瞳

    【女子シード決定戦】
    松山紘子/宮川紗麻亜 2(21-19、21-17)0 石田アンジェラ/駒田順子
    永田唯/保立沙織 2(19-21、21-19、15-8)1 尾崎睦/草野歩
    尾崎睦/草野歩 2(21-18、21-14)0 石田アンジェラ/駒田順子

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