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  • 2013/09/01

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    1日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会で、世界ランク1位のアメリカと対戦した同3位の日本は、1、3セットを奪い優位に試合を進めたものの、4、5セットを連取されて悔しい逆転負け。ファイナル4連敗で最終成績は1勝4敗、勝点5の4位で大会を終えた。

    今大会最後の対戦相手は、仙台大会で敗れているアメリカ。この試合前にセルビアが勝利したことで銅メダルの獲得はなくなったが、結果いかんでは、4位はもちろん、5、6位の可能性もある、まさに失いたく試合だ。

    木村沙織(ガラタサライ)、岩坂名奈、新鍋理沙(久光製薬)、江畑、大竹里歩(デンソー)、リベロ座安琴希(久光製薬)、そして今日が19歳となった宮下遥(岡山)のスタメンで挑んだ第1セット、序盤から相手ミスに乗じて得点を重ねた日本は、その後も新鍋のサービスエースや宮下のブロックなどで4連続得点を奪い、頭一つ抜け出した。

    3点をリードして最初のテクニカルタイムアウトを獲得すると、その後もレセプションが安定した日本は、木村のサービスエースや大竹のブロックなどで着実に加点。本来のブロックや切り返しの攻撃にキレがない相手に対し、日本は終始ミスのない安定したプレーを披露した。終盤にも岩坂のブロックなどで4連続得点を挙げるなど突き離し、結局このセットを25-17で獲得。幸先のいいスタートを切った。

    2セット目序盤、相手のヒルの攻撃に苦しんだ日本は、江畑のブロックなどで差を詰めたが、2点のビハインドで相手にテクニカルタイムアウトを奪われる。その後、新鍋の技ありスパイクや、岩坂の1枚ブロック、座安をはじめとする好ディグで粘りを見せ2度追いついたが、終盤やや集中力が切れたところで6連続失点。19-25で失い、セットカウント1-1で3セット目へ進むこととなった。

    突き離したい3セット目、序盤から両チームが得点を奪い合って主導権争いを展開したが、日本は途中出場の橋本直子(JT)のブロックなどで連続得点。1点をリードして最初のテクニカルタイムアウトを迎える。

    なおも巧みにブロックアウトを誘った新鍋や、強打、ブロックで得点を重ねた江畑の活躍などで加点。4連続得点で最大5点のリードを奪うと、江畑、新鍋らが相手ブロックに止められ、一度は18-18と追いつかれたが、1点をリードしたところから木村の変幻自在のサーブで相手レセプションを崩壊。サービスエースを含む7連続得点を演出し、25-18で勝利に近づく2セット目を獲得した。

    有終の美を飾るまであと1セット。スタートセッターを橋本にした日本は、序盤から互いにミスが出る展開の中、要所で木村が得点し、2点をリードして最初のテクニカルタイムアウトを獲得する。しかし、ここから相手サイドアタッカー陣の強打にディフェンスが苦戦。ブロックアウトを奪われ、連続失点を重ねた。途中、平井香菜子や石田瑞穂(いずれも久光製薬)を投入して反撃も、最後はヒルのサービスエースやフォーセットのブロックに屈し、17-25。前日の中国戦に続くフルセットマッチが決まった。

    今日こそフルセット勝ちといきたい日本。立ち上がりこそ、新鍋がブロックアウトを誘うスパイクで得点を重ねたが、相手のピンチサーバー・ハグランドのサーブに木村らがレセプションを乱されると、ディグが安定しだした相手に切り返しから失点。3-7とリードを広げられ中盤へ進む。

    ここで、セッターを橋本から宮下へスイッチ。すると宮下は江畑のバックアタックにトスを託し、江畑も期待に応え、力強いスパイクを次々と叩き込んだ。7-10と3点差まで迫ると、9-12からピンチサーバー石田を投入。サーブで崩し江畑、平井の連続ブロックを引き出し同点に追いついたが、反撃はここまでだった。最後は冷静にスパイクを決めた相手の前にわずか及ばず。12-15で失い、最終戦を勝利で飾ることはできなかった。(写真・Michi ISHIJIMA)

    なお、終了後の閉会式で個人賞が発表され、MVPはブラジルのタイーザが受賞した。この日の結果と、最終順位、個人賞は以下のとおり。

    【ファイナル最終日第3試合】

    日本(1勝4敗/勝点5)2-3 アメリカ(1勝4敗/勝点3)
    (25-17、19-25、25-18、17-25、12-15)

    【ファイナルラウンド最終順位】

    優勝 ブラジル 5勝0敗(勝点15)
    2位 中国    4勝1敗(勝点10)
    3位 セルビア 3勝2敗(勝点8)
    4位 日本     1勝4敗(勝点5)
    5位 イタリア 1勝4敗(勝点4)
    6位 アメリカ 1勝4敗(勝点3)

    【個人賞】

    1stベストアウトサイドスパイカー シュ・テイ(中国)
    2ndベストアウトサイドスパイカー ブランキツァ・ミハイロビッチ(セルビア)
    1stベストミドルブロッカー タイーザ・メネセス(ブラジル)
    2ndベストミドルブロッカー ミレーナ・ラシッチ(セルビア)
    ベストリベロ ファビアナ・オリベイラ(ブラジル)
    ベストセッター アリーシャ・グラス(アメリカ)
    ベストオポジットスパイカー ヨバナ・ブラコチェビッチ(セルビア)
    MVP タイーザ・メネセス(ブラジル)


  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013アメリカ戦後の主なコメント

    2013/09/01

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    ●眞鍋政義監督(日本)
    「最終戦は何とか勝ちたかったが、勝負どころでミスが出るとバレーボールは勝てない。若い選手が多い中、世界のトップクラスと戦えたのは大きな財産になった。(各ポジションの評価は?)セッターは宮下、橋本とも国際大会初めてで、最初はどうなるかと思った。1、2週目は思ったほど緊張もなく、スパイカーとのコンビもまずまずだった。ホームの仙台では二人はアウェー。プレッシャーの中トスを上げたが、まったく違った。だがファイナルを戦えたことは、二人にもチームにもよかった。ミドルブロッカーは大会を通して本数が少なかった。4年前から言っているが、世界のトップと日本の違いはミドルの得点が少ないというところ。バレーは点を取るスポーツなので、もう少し点を取ってほしい。サイドは、3人のメダリストが残ったが、スピードを少し速くして、トスが短かったり高くなったりして、ファイナルではかなり苦労していた。リベロは座安、佐藤を3週目から起用したが、どちらもレセプションは安定していたが、ディグでの守備範囲が狭いと思う。(今後、世界で通用すると感じた選手は?)宮下もそうだが、長岡、石井ら未知数だが、可能性はあると思う。(3位を目指す中で4位の結果ついては?)世界の強豪と戦うわけなので、少なくとも表彰台という思いがあった。満足はしていないが、1勝しかできなかった課題のほうが大きい。(チャレンジシステムについては?)ポーランドではワンタッチでも使えたがが、今回はそれが入らなかった。ワンタッチは難しいところだし、映像も見られない。レフェリーと数名しか見られないので、やらなくてもいいんじゃないかなとも思う」

    ●木村沙織主将(日本)
    「最後は勝って終わりたかったが、フルセットで勝ち切れず悔しい。フルセットに行って勝ち切れなかったことを新しい課題として、世界選手権予選をしっかり頑張りたい。自分もポイントをとらなきゃいけないところで取れなかった。流れも最初は良かったが途中で相手に渡してしまったことは悔しい。(5連戦での手ごたえは?)若い選手が緊張感やプレッシャーの中で経験できた。これを次につなげていきたい。(キャプテンとしてはじめて臨んだ大会だったが?)プレーにしても行動にしても、もっと引っ張らなければいけない。まだまだ足りないところが負けた原因でもあるので、しっかり反省して、引っ張れる選手になりたい。(今後どんなチームにしたい?)ディグで上げてどれだけラリーに持っていけるかが勝敗のポイントなので、もっと必死に頑張りたい」

    ●宮下遥(日本)
    「今日フルセットで勝てなかったのは悔しい。私自身、5連戦の最後で疲れも残っていたし、体もいい状態ではなかった。チームに申し訳ないと思う。でも5連戦は日の丸を背負ったら普通になると思うので、そういう中でもしっかり戦える体力づくりなど、基礎的なことから頑張らないといけないと感じたゲームだった。(勝ち切れないことは何が足りなかった?)大事なところで集中しているときはレシーブが上がってくるので、2本目のトスでスパイカーのことを考えて上げたら、決めてもらえる。小さいことを正確にやれるようにならないといけない。(5連戦で学んだことは?)高い集中力があれば、私のメチャメチャなトスでも世界に通用する時間があることが分かった。(成長を感じた部分は?)開幕のときは不安で、ネガティブだったが、いろんな人と話をしてプラス思考になれた。感謝したい。(今日19歳の誕生日を迎え勝ちたかった?)19歳になった瞬間からダメダメだったので期待していなかった。(どんな選手になっていきたい?)目標の選手像はないが、どんなときも誰からも信頼される選手になりたい」

    ●岩坂名奈(日本)
    「今日もフルセット負けで悔しいが、今大会でいろんな課題が出たし、自信にもなったところもあった。課題を一つでも克服できるように、また一からやり直したい。(自信になったところは?)サーブで崩したときのハイボールを止める本数が多かった。それをこれからも自信を持って、弾かれないようにしっかり頑張っていきたい」

    ●カーチ・キライ監督(アメリカ)
    「(今大会は)特に最後の1週間は難しかった。ファイナルラウンドに入って4連敗していたし、今日は強い日本との対戦だったので、勝ててとてもうれしい。今日勝てたのは14人全員が貢献したからだと思う。(3連覇中の大会だったが?)この大会は素晴らしい大会。若い選手にとって特に意義のある時間だったと思う。若い選手が活躍して経験を積む、とてもいい機会だった。予選はいい結果を残すことができたし、毎試合ベストな状態で戦わないと、強豪相手に勝てないとわかったいい大会だった」

    ●クリスティン・ヒルデブランド主将(アメリカ)
    「まずは日本の健闘を讃えたい。私たちと一緒に素晴らしい試合をしてくれた。いつも日本との対戦は厳しいものになる。今日勝つことができてうれしく思うし、今日プレーして勝利に貢献した選手については、心から誇りに思う。私たちにとって難しい1週間だった。今日も1セット目で難しい局面が何度もあった。大変うれしく思う」
  • 2013/09/01

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    1日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の最終日第2試合、中国−ブラジルの試合は、ベストメンバーを揃えたブラジルが最後まで相手を寄せつけずストレート勝ち。ファイナル5戦連続ストレート勝ちの5勝0敗、勝点15の完全勝利で、4大会ぶり9度目の優勝を飾った。

    試合は、前日の日本戦でも活躍したシュ・テイ、ケイ・ジャクキらを外した中国に対し、ブラジルはガライ、ガビ、シェイラの強力サイド陣に、ファビアナ、タイーザのミドルブロッカー陣、セッターのリンス、リベロのファビと、まさにベストメンバーを起用。1、2セットを25-14、25-15と大差でものにすると、3セット目こそ中国が粘りを見せたが、最後まで危なげない試合運び。このセットも25-20で奪い、優勝を決めた。

    なお敗れた中国は、予選ラウンドから14戦目の初黒星。ファイナルの結果は、4勝1敗の勝点10で、2位が確定した。

    【ファイナル最終日第2試合】

    ブラジル(5勝/勝点15)3-0 中国(4勝1敗/勝点10)
    (25-15、25-14、25-20)

    【試合後の主なコメント】
    ●ジョゼ・ギマラエス監督(ブラジル)
    「優勝はうれしく思う。これで9回目の優勝だが、この大会は毎回価値がある。(プレーの)スタイルがいろいろ違う強豪と対戦できるので、学ぶことが多いからだ。1ヵ月間も遠征して、普段のルーティンから外れるのは厳しいが、学ぶことがたくさんある。(今日の試合は)サーブにしろ、ブロックにしろ、レシーブにしろ終始よかった。何より3-0で勝てたことが良かったと思う。(1セットも落とさず完全優勝だが)すべてストレート勝ちでの優勝はうれしい。今大会は参加しているチームがスタイルの違うバレーをする。タイミング、速さなどいろんなアジャストしなければいけないので、勝てたことはうれしい。(3年間この大会を勝てなかったが)アメリカが1位で、アメリカから学んでチームを成長させてきた。3年間待ったが、これでカムバックできた。(3年後の理想像は?)どのチームも完成していないし、五輪までまだまだうかうかしていられない。今もズバ抜けているとは思っていない。今大会たまたまこの結果になっただけ。ロシアやブルガリア、トルコら決勝ラウンドに出られなかったチームもたくさんあるし、比べられない。(これからは?)今大会に参加している、していないチームもリオ五輪まで成長していくと思うが、私たちも遅れを取らず同じように成長したい。私たちはスピード、ディフェンスなどまだまだよくなると思う。リオ五輪はほかのチームより重要。ホームだし、勝つことに意味があるという国民性なので、優勝のプレッシャーもかかる。それに耐えられる準備をしたい」

    ●ファビアナ・クラウジノ主将(ブラジル)
    「今日の勝利、優勝はとてもうれしい。チーム全員出来がよかったし臨んだことなので、よかったと思う。中国はいつものチーム力ではなかったが、自分たちがやるべきことをやれた。このタイトルを獲れたことで、チームがまた一歩進歩すると思う。これがいつもの目標。これから祝いたい思う」

    ●タイーザ・メネセス(ブラジル)
    「今日の勝利、優勝はとてもうれしい。去年に比べて新人も入り、まだまだチームは全力を出し切れていないが、優勝でスタートを切れたことはチームにとっていいことだと思う。プラスなことが増えたので、チームもより大きく成長できると思う」

    ●ロウ・ヘイ監督(中国)
    「今日はベストを尽くしたが、(スタメンが大きく変わったが)前夜の試合が長引き、昨日プレーした選手には古傷のある選手もいたので、休憩を与え、今まであまり出ていない選手を起用した。(シュ・テイの欠場はケガ?)コンディションはまったく問題ない。起用しなかったのは、今までぷれーしていなかった選手に機会を与えたかったから。(我々として、やれることはやれた試合だったと思う。(今大会を終え)やっと終わったという気持ちでいっぱい。選手たちはよくやってくれたと思う。私たちは多くのことを学ぶことができた。若い才能を認識することもできたし、どこを修正、引き上げるかということも明確化できた。最後に日本の皆さん、ホスト役を務めてくれてありがとう。毎日広い部屋、おいしい食事を提供していただいた。そして大会に関わった皆さんもプロフェッショナルで、その人たちと仕事ができて楽しかった。また心温まる応援もしていただき、気持ちよくプレーができた。(出てきた修正点は?)今はどことは言えないが、一つだけ言えばボールコントロール。よくなればプレーのスピードも上がると思う」

    ●ケイ・ジャクキ主将(中国)
    「ブラジルは強かった。いいパフォーマンスだった。パワフルで、ブロック、守備に素晴らしいものを見せてもらった。私たちはちょっとメンバーを代えて臨んだが、この結果になった。次回対戦するときには、もっといいパフォーマンスを出したいと思う」

    ●チン・セイシ(中国)
    「ブラジルはとてもうまかったと思う。中国も学ぶことが多かったので、帰国して練習に励みたいと思う」
  • 2013/09/01

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    1日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の最終日第1試合、セルビア−イタリアの試合は、1、3セットを失い追い込まれたセルビアが、4セット目以降に地力を発揮。ブラコチェビッチ、ミハイロビッチの両アタッカーが26得点を挙げたほか、チーム合計19本のブロックでイタリア攻撃陣を封じ、フルセット勝ちを収めた。

    この勝利でセルビアが3勝2敗の勝点8で3位銅メダルが確定。一方敗れたイタリアは、1勝4敗の勝点4で大会を終えた(順位は日本−アメリカ戦後に確定)。

    【ファイナル最終日第1試合】

    セルビア(3勝2敗/勝点8)3-2 イタリア(1勝4敗/勝点4)
    (22-25、25-23、20-25、25-16、15-11)


    【試合後の主なコメント】

    ●ゾラン・テルジッチ監督(セルビア)
    「自分のチームを誇りに思う。セルビアにとって、2つ目のメダル獲得となったので満足だ。だが今日の試合はイマイチだった。特に初めの3セット。理由はよくわからないが、選手は(銅メダル獲得へ)2セットを取ればいいと思っていたので、100%試合に集中できていなかった。でも、2セット取られてから盛り返せたのでよかった。勝つことができて、またメダルを獲ることができてうれしく思う」

    ●マーヤ・オグニェノビッチ主将(セルビア)
    「今日の勝利は喜ぶべきだが、そこまで満足はできない。ミスもあったし、簡単なボールを処理しきれない場面がたくさんあった。だが、今後へ前向きに考えていきたい。5日間で5試合は厳しかったが、いい結果が出てうれしく思う」

    ●マルコ・メンカレッリ監督(イタリア)
    「今日の試合、我々はワンステップ成長したと思う。いい試合で結果にも満足している。2セット目に難しいなと思った瞬間があり、ゲームの流れが相手に行ってしまった。負けてはしまったが、残りのセットは頑張っていい結果を出せたと思う。次は欧州選手権が控えているので、それに向けてコンディションを整えて頑張りたい。若い選手がそろっているので、どこまでいけるかわからないが、期待している。(これまでのセッター・ロビアンコの復帰は?)ロビアンコは来年代表に戻る可能性は大きい。このチームには新たな要素を入れてきたが、彼女が戻ってくることで、いろんな要素で新たな変更もあると思う。今は1年間休憩を与えているので、より強くなって戻ってきてくれることを期待している」

    ●マルティナ・グイッジ主将(イタリア)
    「今日の結果には満足できる。ベストを尽くした、私たちは一瞬強いというときもあるが、まだ弱くなってしまう難点もあるので、そこは直していかなければいけないところ。将来的にみても今日の結果は満足。今後控えている欧州選手権ではもっと頑張らなければならない」
  • 2013/08/31

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    31日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会で、世界ランク3位の日本は、ここまで負けなしの同5位・中国と対戦。ここまで全勝の相手に対し、江畑幸子(日立)が両チームトップとなる36得点の活躍を見せたが、一歩届かずフルセットの末に敗れ、3敗目(1勝)を喫した。なお、この試合で勝点1を追加。勝点4とし、明日のアメリカ戦に銅メダル獲得をかけることになった。

    大会初の表彰台へ、2連続ストレート負けの悪い流れを払しょくしたい日本は、宮下遥(岡山)、木村沙織(ガラタサライ)、岩坂名奈、新鍋理沙(久光製薬)、江畑幸子(日立)、大竹里歩(デンソー)、リベロ佐藤あり紗(日立)のスタメンで第1セットへ。

    スタートダッシュをかけたいところだったが、相手の18歳エース、シュ・テイの強打やブロックに失点を重ね、5点ビハインドで最初のテクニカルタイムアウトを奪われると、その後も、ブロックの上からスパイクを叩き込んでくるシュ・テイに大苦戦。リベロ佐藤が必死のディグで気を吐いたが、相手はもう一人のエース、ケイ・ジャクキの攻撃や、ミドルブロッカー、ジョ・ウンレイの速攻を多用。日本は最後まで相手の高さとメリハリある攻撃の前になすすべなく、16-25でセットを失った。

    巻き返したい2セット目、いきなり宮下の2連続サービスエースからスタートを切った日本は、シュ・テイの攻撃には苦しむものの、セッター宮下が新鍋のライト攻撃を多用。これが功を奏し、4点をリードで最初のテクニカルタイムアウトをものにする。

    その後、1点差まで迫られたが、中盤に入り木村、江畑の相手ブロックをよく見た技ありのスパイクや相手ミスによる4連続得点で突き離し、さらにリードを5点に広げて16点へ到達。勢いに乗った日本は、江畑が相手ブロックを吹き飛ばす強打で得点を重ね、終盤も江畑のバックアタックや、木村のサービスエースで連続得点。面白いようにスパイクが決まった日本が25-18でセットを奪い返し、1-1に追いついた。

    3セット目、日本は宮下、中国はジョ・ウンレイ、チン・セイシにサービスエースが生まれるなど主導権争い。中国が1点をリードして最初のテクニカルタイムアウトを迎える。

    その後、中国が4連続、3連続得点で抜け出し17-10とリードを広げたが、日本も江畑、新鍋がスパイク、サービスエースなどで反撃。さらに4点ビハインドから木村のレフト攻撃、宮下のこの日3本目となるサービスエースなどで4連続得点し22-22の同点に追いつくと、木村、江畑のスパイクで先にセットポイントを握った。しかし、ここから中国もシュ・テイのスパイク、ヨウ・クンセイの速攻などで追いつき、最後は江畑がスパイクミス。終盤に決め手を欠いた日本が24-26で失い、ビハインドで4セット目へ進むこととなった。

    日本にとって後がない4セット目、序盤はヨウ・クンセイの速攻で得点を重ねる中国と、木村、江畑らサイド陣が決める日本がサイドアウトを奪い合う展開。日本が先に3連続得点を奪うと、中国もシュ・テイの3連続スパイクなどで4連続得点を奪って逆転するなど、まさに一進一退の攻防を繰り広げた。

    すると、ここから爆発したのは江畑。宮下とのコンビが冴えをみせ、バックアタックを面白いように決めはじめる。2点ビハインドで2度目のテクニカルタイムアウトを迎えたが、江畑、木村、新鍋理沙らサイド陣が確実に得点。浮き足立つ相手を尻目に怒涛の6連続得点で逆転に成功すると、このセットを25-21で奪い、勝負をフルセットへ持ち込むことに成功した。

    そして、泣いても笑っても最後の第5セット。日本は江畑のバックアタックで最初の得点を奪い、宮下のサービスエースなどで3連続得点と最高のスタートを切ったが、中国もケイ・ジャクキの3連続スパイクなどで4連続得点を奪い返し、逆転に成功する。

    その後は両チームが我慢比べに突入。日本は江畑にボールを集め得点を積み重ねたが、ここにきてサーブ、スパイクにミスが続出した。みすみす相手に得点を許し突き離せないでいると、11〜13点と3連続失点。ここからも江畑が意地の3得点を積み重ねたが、最後はその江畑がブロックに捕まり力尽きた。

    13-15で競り合いを落とした日本は、全勝の相手をあと一歩まで追い詰めながらも悔しい敗戦。しかし、フルセット負けによる勝点1を獲得し、目標の3位以内は明日の結果に委ねられることとなった。また、全勝を守った中国も勝点2を獲得。優勝は明日のブラジルとの直接対決で決定する。(写真・Michi ISHIJIMA)

    【ファイナル4日目第3試合】

    日本(1勝3敗/勝点4)2-3 中国(4勝/勝点10)
    (16-25、25-18、24-26、25-21、13-15)
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013中国戦後の主なコメント

    2013/08/31

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    ●眞鍋政義監督(日本)
    「1セット目の立ち上がりがまずかった。連続失点が… でも昨日と違い、日本らしい粘りのバレーが少しはできていたと思う。(世界のナンバー1、2に対してのこの試合は?)セルビア戦の反省もあったし、あと2試合しかなかったので、いい試合をして勝ちたかった。(満足感と悔しさはどちらがある?)満足感はない。勝負の世界だから。(サイド陣の活躍が目立ったが?)新チームになってから今まで江畑の調子が悪かったので、3人がそろって活躍したのははじめて。頑張ったと思う。(昨日から今日まで、江畑に声をかけたことは?)何も言ってない。(調子が上がったのは)何があったかわからない。(わずかな期間でここまできての手ごたえは?)中国は個々に高さ、スピード、テクニックと素晴らしい。去年のメンバーに2番(シュ・テイ)も入ったし。素晴らしい選手がいるなと実感した。(新生チームのフルセット負けの評価は?)全勝の中国は、高く、テクニックもあり、2番の選手も素晴らしい選手で、1セット目はどうなるかなと思ったが、2セット目以降はミスが少なく、ディフェンスも粘り強くできた。だが最終的には負けてしまったので悔しいが、いろいろと勉強はできたと思う。(足りなかっったところは?)1セット目の入りが悪かったし、5セット目はサーブミスもあった。中国にメンタル面で劣っていた。でも3年後を見据えた試合の中で、いいところも悪いところがあったので、反省しながら一歩一歩前進したい。(この日のディグについては)世界のトップに勝つには、ディグを上げなきゃ勝てない。(今日のように)ブロックの上から来るボールは難しいが、昨日の反省をして、一人一人が対応できたかなと思う。(明日の最終戦は)最終日ですし、アメリカは調子が悪くても世界ランク1位。高いブロックを前にして、我々の攻撃がどれだけ通用するか挑戦したい。最後は勝って終わりたい」

    ●木村沙織キャプテン(日本)
    「昨日、一昨日に比べたら、チームの雰囲気は良かったが、最後取り切らないと意味がない。取り切れず悔しい。(勝ち切れない試合が続いているが、その原因は?)これから考えます… (明日の最終戦に向けて)今まで戦ってきて、いいところ、悪いところがあったが、最後は全員で今一番いいバレーができるよう、一致団結して頑張りたい」

    ●江畑幸子(日本)
    「もう少しで勝てる試合だったが、ミスが多かった。2日間負けが続き、勝ちに行くつもりだったが、勝ち切れず悔しい。(昨日はベンチ外だったが今日の試合へは)スタートから行くと言われたので、役割を果たそうと試合に入った。(前回と見違えるような動きだったが?)昨日出られなかったぶん、出る時は、昨日のぶんまでコートで爆発しようと試合に臨んだ。(勝ち切れない試合が続いているが、その原因は?)自分としては最後のセットでスパイクのタイミングが合わず、ミスをしてしまった。ミスにせずなんとか繋げられればよかった。(明日の最終戦に向けて)負け続けているので、最後は勝ち切ってグランプリを終えたい」

    ●佐藤あり紗(日本)
    「悔しい。勝ちたかった。(今日足りなかったところは?)勝負どころで(手に)当たっているのに弾くボールがあった。勝負どころでもうひと踏ん張りがなかった。(日本の粘りが随所に出たと思うが)昨日負けて、チーム一丸となって頑張ろうとミーティングで話した。それが出たのはよかった。(昨日も悔しさを感じていたが、今日の試合に臨むにあたって)闘争心むき出しでいったが、冷静さに欠けたところもあったので、うまく使い分けたい。(明日の最終戦は)この悔しさを思い切りぶつけたい。いろんな人に感謝して、、自分がバレーボールをできていることを当たり前と思わずに、日本のため、皆のために頑張りたい」

    ●ロウ・ヘイ監督(中国)
    「五輪後初めて戦うので、それなりの準備をしてきた。日本は組織バレーで、ボールのコントロールがよく、速いゲーム運びが素晴らしい。技術的にも私たちにないものを持っているチームだと思う。今日は日本のホームで、(日本)サポーターからのすごい応援の中で試合をするわけだが、選手には『コート上で日本の応援が大きくても集中するように、リードしているとき特に惑わされないように』とアドバイスをした。今日の試合は結果より、試合から学ぶのが大事と考えていた。日本はこれからもどんどん伸びるチームで、たくさんいいものを持っている。パフォーマンスももっとよくなると思う。(明日のブラジル戦は)試合まで24時間もないので準備は難しいが、ベストを尽くすということに尽きる。ブラジルはベテランが多く、今も世界の女子バレーの中で最高峰のチームだと思っている」

    ●ケイ・ジャクキ主将(中国)
    「日本はホームでの試合ということで、サポーターの情熱的な応援の中でプレーした。多くのサポーターに囲まれて幸せ。日本の選手は、以前より背の高い選手も増え、ブロックの技術も明らかに上達している。ディフェンスも優れたものになったので、点数を取るのが難しかった。勝因はチームワークで戦い、情熱を持って戦ったこと。明日は今日よりいい試合運びをしたい。(ロウ・ヘイ監督になって変わったところは?)いろいろバレーボールに関する有益なアドバイスをもらっている。特に、どんな状況でもディフェンスを大事にするようにと言われている。

    ●シュ・テイ(中国)
    「日本の戦いはプレッシャーが大きく大変だった。ディフェンスも組織的だったので、それを破るのが大変だった。(今までで一番難しい試合だったと思うが、今日の試合を通じて学んだことは?)確かに難しい試合だったが勝ちがある試合だった。一人では勝てなかった。チームワークがあったから勝てたんだと思う」
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013ワールドグランプリファイナル ブラジルが4連勝

    2013/08/31

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    31日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の4日目第1試合、セルビア−ブラジルの試合は、3連勝で首位のブラジル(世界ランク2位)が、シェイラの19得点の活躍などで、セルビア(同9位)にセットカウント3-0で勝利。4戦連続のストレート勝ちで勝点を12とし、首位を守った。

    なお明日の最終日は、ブラジルが中国と、セルビアがイタリアと対戦する。

    【ファイナル4日目第2試合】

    ブラジル(4勝/勝点12)3-0 セルビア(2勝2敗/勝点6)
    (27-25、25-21、25-22)

    【試合後の主なコメント】

    ●ジョゼ・ギマラエス監督(ブラジル)
    「内容には満足している。だが、ゾラン(テルジッチ監督)には我々の戦略を覆された。研究していた7人を(スタメンから)完全に代えられてとまどったが、徐々に調整し勝利できた。今日の勝利は、重要な中国戦に向けていい準備になったと思う。ブロックで16点を取ることができたが、もう少しできると思う。(明日の中国戦でカギになるのは?)私たちでカギになるのは、選手というより準備。この大会は重要なので、ここまで2ヵ月半ハードな練習をしてきた。中国は、五輪のときより強くなったと思う。キーは、2番(シュ・テイ)。左利きの選手や、センターもブロックがいいので、チーム全体がいい状態。勝つのは難しいが、それを目標にしたい」

    ●ファビアナ・クラウジノ主将(ブラジル)
    「私たちのチームにおめでとうと言いたい。終始リードしていたわけではなく、最初はブロックのタイミングを掴むのが難しかったが、徐々にうまくいって勝つことができた。勝つことができてうれしい。(終盤強い理由は?)重要なところで得点を取れること。セット終盤に集中力も増し、流れの中でプレーもよくなっている。目標は勝つことなので、終盤にはその目標へ向かってよくなるんじゃないかなと思う」

    ●シェイラ・カストロ(ブラジル)
    「どちらもバランスがよく、いい試合だった。当初私たちが研究していたのは今日のメンバーではなく、それは計算外だったが、とてもよかったと思う。ミスも出て集中力が欠けたところもあったが、肝心なところで得点を奪うことができた。(明日の中国戦について)まだ日本との試合も終わっていないが、事実上の決勝戦だと思う。(中国は)新しい選手もいるが、1位通過でいい状態。ただ、私たちも3年間金メダルを獲れていないので、それを目指したい。だが、今までのようにストレート勝ちできるとは思っていない。(次の五輪への思いは?)ファビアナと二人で約束をしている。ベテランになったので、2016年(リオ五輪)へ目標を立てるより、1年1年を考えようと。ただそこまで行きつければ、今回のようないい五輪になると思う。だがその前に、メダルを獲れていない世界選手権もあるので、まずは1年ずつ考えたい」

    ●ゾラン・テルジッチ監督(セルビア)
    「ブラジル相手に、いい試合ができてうれしい。これまでの3試合とまったく違うメンバーが出たので、こちらのでき具合について驚きだったと思う。1セット目、いいチャンスがあっても取れなかったのは、大事なところでブラジルの経験豊富さが出たと思う。(スタメン7人をすべて入れ替えた意図は?)大きな理由は、この大会が終わってから1日休んで欧州選手権に出る。それが大事なので、チーム全体がいいコンディションで臨めるようにということだった」

    ●マーヤ・オグニェノビッチ主将(セルビア)
    「1、3セット目は出足がよかった。でもなぜかわからないが取ることができなかった。明日は1試合目なので、休んで体力を回復して最後の試合に臨みたい。イタリア戦は重要。勝てばメダルを獲れるので、しっかり備えたい」
  • 2013/08/31

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    31日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の4日目第1試合、イタリア−アメリカの試合は、世界ランク4位のイタリアが、先に相手にマッチポイントを奪われながらも、大逆転でフルセット勝ち。今大会初勝利(1勝3敗)で、勝点を3に伸ばした。

    なお明日の最終日は、イタリアがセルビアと、アメリカが日本と対戦する。

    【ファイナル4日目第1試合】

    イタリア(1勝3敗/勝点3)3-2 アメリカ(4敗/勝点1)
    (19-25、25-22、23-25、25-18、16-14)

    【試合後の主なコメント】

    ●マルコ・メンカレッリ監督(イタリア)
    「素晴らしい試合だった。昨日のブラジル戦の2セット目でできたようなプレーが最後までできた。(31得点のディウフについて)まだ経験が少なく、国際大会の経験もほとんどない若い選手。ブロック、スパイク、サーブもいいが、常にいいというわけではない。それが(持続して)できれば、成長できると思うので期待している」

    ●マルティナ・グイッジ主将(イタリア)
    「とても喜んでいる。難しい試合だったが、最後までネバーギブアップの精神でプレーできた。スパイクも運べ、ボールも拾えた。レセプションも以前よりよくなったこともあり、それがこの結果に繋がったと思う。明日の試合はもっと頑張りたい」

    ●カーチ・キライ監督(アメリカ)
    「今日の結果は残念だ。正直勝てるゲームだったし、勝てるだけのゲーム運びをしていた。正直ほとんど勝ったと思った。ただ残念ながら、レフリーのジャッジが私たちの判断と反対のものとなり、それは残念だった。これまで負けて大変な思いをされていたイタリアは、最後大変な点差からの逆転勝ちで、意味のある勝利だと思う。(マーフィーについて)ナショナルチームに入って素晴らしい1年目を迎えていると思う。5月からチームに合流したが、9、10試合以上こなして、将来も有望だ。明るい未来を持っている選手だ。(明日の日本戦に向けて)まだ対策は練っておらず、これからになる。何度も対戦しているが、日本はいいチーム。監督も素晴らしい。日本は闘志が高く、機能性も高い。明日は難しい試合になると思う」

    ●クリスティン・ヒルデブランド主将(アメリカ)
    「今日は敗戦という難しい結果になった。14-11でレフリーのコールで、私たちは触っておらず間違った判断だと思うが、こちらからそれを主張することができなかった。それが悔しく、気持ちを切り替えられなかった。連敗は辛いことで、受け入れるのは難しいが、明日は気持ちを切り替えて日本戦に臨みたい」
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013ワールドグランプリファイナル 日本は自滅で連敗

    2013/08/30

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    30日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会で、世界ランク3位の日本は、同9位のセルビアと激突。ミスが目立ち1、2セットを奪われると、途中出場の長岡望悠、平井香菜子(いずれも久光製薬)らが奮闘したが悔しいストレート負け。連敗で勝点を伸ばすことはできなかった。

    前日ブラジルに競り負け、巻き返しを図る日本の相手は、前日アメリカを下した欧州の強豪・セルビア。この日は木村沙織(ガラタサライ)の対角で石井優希(久光製薬)、ミドルブロッカーに川島亜依美(岡山)、リベロに佐藤あり紗(日立)をスタメン起用。木村、岩坂名奈、新鍋理沙(久光製薬)、宮下遥(岡山)を合わせた7人で第1セットを迎えた。

    その第1セット、木村が技ありのスパイクを連発し好発進したが、セルビア・ミハイロビッチの強打に苦戦。相手のチャレンジを受け、判定が覆っての失点などもあり、2点ビハインドで最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。

    その後もレセプションが乱れ、思うように得点に繋げられない日本に対し、セルビアはラシッチ、クルスマノビッチの両ミドルブロッカーが速攻やブロードで得点。日本もスタメン出場に燃える石井の強打、新鍋のライト攻撃で反撃を試みたが、最後はミスが重なり、22-25でこのセットを失った。

    2セット目、川島を平井にスイッチして逆襲を試みる日本だったが、ミスが失点につながり、流れを手繰り寄せられない。平井がミハイロビッチをシャットする場面も見られたが、4点ビハインドで最初のテクニカルタイムアウトを迎えると、中盤にもミスが続発し、元気なく4連続失点で8-16と大きくリードを広げられた。嫌な流れを断ち切るべく、セッターを橋本直子(JT)に代えて巻き返しを図ると、積極的に平井にボールを集め得点を演出したが、終盤またもミハイロビッチの強打に意気消沈。このセットも17-25で奪われ、苦しい展開となった。

    何とか反撃の糸口を掴みたい日本は3セット目、平井、橋本、そしてセッター対角で長岡をスタメン起用。すると長岡は強打で、橋本は絶妙なツーアタックで得点を重ねて元気のなかったチームに勢いをもたらし、1点をリードして最初のテクニカルタイムアウトを獲得した。

    ところが、ここから長岡のスパイクミス、木村もブロックに捕まり、まさかの4連続失点。流れを相手に渡し追いかける展開を強いられると、一度は岩坂のブロックなどで14-14と追いつく粘りを見せたが、終盤またも大事なところでサーブ、スパイクのミスで失点を重ねた。3連続失点で相手に引き離されるや、最後もミスによる失点で24、25点目を奪われ万事休す。19-25でこのセットも奪われ、ストレート負けを喫した。

    なお、日本は明日の次戦で、ここまで3戦全勝の中国と、セルビアは同じく3戦全勝のブラジルと対戦する。(写真・Michi ISHIJIMA)

    【ファイナル3日目第3試合】

    日本(1勝2敗/勝点3)0-3 セルビア(2勝1敗/勝点6)
    (22-25、17-25、19-25)
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013セルビア戦後の主なコメント

    2013/08/30

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    ●眞鍋政義監督(日本)
    「ストレートで敗れたが、セルビアの高さとパワー。今の我々の力ではどうしようもなかった。その前にサイドアウト、セッターからのコンビがしっくりいかず、スパイクミスが多かった。(明日の中国戦は?)全勝で当然強い。まずは相手より、自分たちのチームこと。セッターと(スパイカー)のコンビが一番大事だと思う。(今日のサーブの出来は?)ターゲットに狙って打ってはいたが、リベロの速い動きでカバーされた。もう一つフェイクをかけて打ったりしなければいけないのかなとも思う。(川島と佐藤の起用は?)川島は宮下とのコンビがよくあっている。佐藤は、仙台でも2回使ったがまあまあ成績が良かったので先発させた。(今日のディグは?)今日だけでなく、今年に入ってから日本のお家芸と言われているディフェンスでまったく(ボールが)上がらない。昨年のメンバーとも違うが、最終的にはディグもサーブもスパイクも個人技。その技術を高めていかなければいけない。(劣勢で静かになっていたが、どのように盛り上げるか?)世界と対戦して勝つためには、特にコートで円陣を組んだりして一致団結と日ごろから言っているが、コートに入っている選手がおとなしいからか現状は直らない。そんな中でも石田や橋本が入ればムードが上がると思う。(完敗の中で光明の見えた部分は?)今日はないですね。セルビアの戦術、戦略をミーティングしたが、まずは相手よりも自チームのサイドアウトが取れない。その前にセッターとのコンビに尽きる」

    ●木村沙織キャプテン(日本)
    「自分たちのミスが多かったし、相手の思うようにやられた試合だった。ポイントを取らなきゃいけないところでミスをして、流れのない試合だった。(マークが厳しく機能しなかった?)決めなきゃいけないところで決められ、逆に相手にブロックポイントを与えてしまった。(それは高さ?)ブロックは見えて打てているので、もう少しストレートが閉まっているときなどに外でブロックアウトできたらよかった。(いいムードに持っていきたいところでミスが出たが)なかなかリズムに乗り切れないというか、1本いい形で決まっても、次に決まらず、ブツブツ途切れていた感じだった。反省して改善したい。(明日への修正点は?)まずは個人個人が反省すること。そしてチームとして一体感を出したい。コート内で個々になっていることがあるので、コート内外で一緒に戦えるように一緒に頑張りたい。(明日の中国戦は)中国はまだ1敗もしていないチームで、攻撃のパターンも多いし、セルビアのようにハイボールも高い。なるべくサーブで攻めて崩せるようにしたい」

    ●平井香菜子(日本)
    「昨日もだが、まったく歯が立たないという相手でなく、派手に点は取られるかもしれないが、自分たちの点の取り方が中途半端。攻撃し切れていないところがあって、取れるところで取れていたら、絶対に勝てる相手だと思う。チャンスボールからの攻撃が確実に取れてなかったので、修正するところです。(2セット目からコートに入って)去年のOQTの映像を見たら、ワンレッグが決まっていたので、入ったら使っていこうと。(流れを持ってこようという意思があるように見えたが)途中から入る選手の役割だと思うが、とにかく雰囲気を盛り上げようとガッツポーズを出したり、流れを呼ぼうと思った。(勝ち切れない雰囲気はどこから生まれる?)セット後半の取り方をもう少し考え、ミスなく攻め続けるのが課題だと思う。(明日の中国戦は)2敗してしまったが、この雰囲気を切り替えないといけない。まず1セット目をしっかり取って、いけるという思いを全員が持っていけるように頑張りたい」

    ●佐藤あり紗(日本)
    「一言で言うと、悔しい。(どの部分が?)相手にやられたというよりも自分たちのミス。力を出し切れず不完全燃焼だった。(ブロックフォローや食いつく部分などいいところも見られたが?)反省するところも多い。(反省は)強打レシーブへの位置取りや、パワーに負けないレシーブなど。(日本のリベロとしてやらなきゃいけないこととも戦っているようだが?)今は自分自身を上げてチームに貢献したい。(仙台ラウンドのときと違う重みは?)仙台のときはガムシャラにやっていたが、ファイナル初戦に出て、(いろんなことを)考えてプレーするところがあった。何も考えずボールを落とさないことだけを一番に考えたい。(このような悔しさは今まで味わったことのないもの?)今まで外国人選手とあまり戦ったことはないが、日本代表のユニホームを着て試合をしているので、もう少し気合を入れてやっていきたい。(明日の中国戦は?)闘志むき出しで頑張っていきたい」

    ●石井優希(日本)
    「1セット目はスパイク、レシーブで貢献できたが、2セット目にブロックでやられた。もっと貢献しないといけなかったので、すごく悔しい。(セルビアのブロックは?)高いプラス、(腕が)前に出てきていた。(明日の中国戦は?)勝負ごとなので勝ちたい。気持ちを入れ直して勝ちたい」

    ●ゾラン・テルジッチ監督(セルビア)
    「自分のチームに賞賛を与えたい。日本とのプレーは厳しいものだが、今日は楽しんでできた。キャプテンが、自分たちの予想より簡単だったと話していたが、日本の出だしのミスが多く、1セット目を失ったことにあったと思う。だが敵ながら日本にも賞賛を贈りたいと思う。(長岡の印象は?)昨日のブラジル戦で初めて見た。年齢を知らないが、若いのではないか? だが素晴らしい選手で、これからが楽しみだ」

    ●マーヤ・オグニェノビッチ主将(セルビア)
    「相手がミスしたので、予想していたより厳しい戦いにならなかった。それに守りとブロックが良かった。ロッカーで話していたが、チャンスボールも多くもらったというのもあった。次にいい試合ができるようにこれから備えたい」
  • 2013/08/30

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    30日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の3日目第2試合、ブラジル−イタリアの試合は、ブロックで14得点、サーブで13得点を挙げるなど、終始圧倒したブラジルがストレート勝ち。3試合連続ストレート勝ちで、勝点を9に伸ばした。

    なお、ブラジルは明日の次戦でセルビアと、イタリアはアメリカと対戦する。

    【ファイナル3日目第2試合】

    ブラジル(3勝/勝点9)3-0 イタリア(3敗/勝点1)
    (25-16、26-24、25-11)

    【試合後の主なコメント】

    ●ジョゼ・ギマラエス監督(ブラジル)
    「ファイナルラウンドで重要な1勝を獲ることができてうれしい。1セット目はスタートが良かったが、2セット目は集中力、アグレッシブさが落ち、リードを許してしまった。セットが終わるまで危なかったがうまく持ち直した。3セット目は集中して、アグレッシブなサーブを打てた。今日サーブで13点取れたが、これは明日からのセルビア、中国戦への準備としてもとても重要なポイントになると思う。もちろんチームはよりよい試合、(調子の)アップダウンがない試合を目指してやっている。今日はそれがあったぶん危険な試合となったが、今後改善していきたい。(セット終盤に強い理由は?)確かにセット終盤は集中力が上がる。だがそれは危険なこと。終始スタートから集中して試合を進めたいと思っている。危険な状況になって初めて目覚める場面もあるので、それを改善したい。同じ集中力でプレーできたらいい」

    ●ファビアナ・クラウジノ主将(ブラジル)
    「今日は1セット目序盤からいいスタートを切れた。戦略面ではブロックもレシーブもサーブも機能して、セットを取ることができた。2セット目に集中力を欠いてしまい、落としそうになったが、持ち直すことができた。3セット目は1セット目と同じようなスタートを切れた。特にサーブが良く、みんなよくできたと思う」

    ●マルコ・メンカレッリ監督(イタリア)
    「最初から難しい試合になることを想定していたが、こんなにひどい結果になるとは思わなかった。1、2セットは徐々にいけるかなと思ったが、3セット目はこんなにうまくいかなくなるとは思って思いなかった。1、2セット目は徐々に成長できたと思うが、負けてしまった。(昨日、今日と接戦を取れない理由は?)私たちは経験が不足している。だが、昨日と選手もポジションも対戦相手も違うので、それが理由というのもある」

    ●マルティナ・グイッジ主将(イタリア)
    「今日は難しい試合だった。ブラジルは最初から集中力があり、いい試合をしていた。私たちはまだブラジルのレベルには達していないので、もっと上げていかないといけない。2セット目はうまくいったところもあり、集中力も高まったと思ったが、3セット目にまた集中力がなくなった。戦術通りにうまく運べなかった。これから学んで明日に備えたい。明日の試合も重要なものになる」
  • 2013/08/30

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    30日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の3日目第1試合、中国−アメリカの試合は、世界ランク5位の中国が、チーム最年少・18歳のシュ・テイの23得点を挙げる活躍などで、同1位のアメリカに完勝。ストレート勝ちで3連勝(勝点8)を飾った。

    なお、中国は明日の次戦で日本と、アメリカはイタリアと対戦する。

    【ファイナル3日目第1試合】

    中国(3勝/勝点8)3-0 アメリカ(3敗/勝点0)
    (25-20、25-23、25-17)

    【試合後の主なコメント】

    ●ロウ・ヘイ監督(中国)
    「アメリカは私が知っているベテラン選手がおらず、若い選手が来ているが頑張っていると思う。今日は試合前のミーティングで、アメリカのスピードについていけるか、調整が必要になると話した。これまで欧州勢と対戦してきたが、今回はスピードのあるアメリカとの対戦なので、コート内で自分たちの調整が必要と強調した。2セット目に選手に話したことは、昨日の失敗から守備に集中するようにと話をした。(エースのオウ・イメイは温存?)昨年手術してから65パーセントくらいの回復状況。ここまでは試合に出たり出なかったりなのは、回復状況を見ながらやっている。(日本戦のカギになる選手は?)今はお答えできない。なぜなら今日の試合に集中していたから。日本は優秀で、速いコンビやコントロールがいい手ごわいチームなので、これからミーティングで考えたい。私たちには背の高い選手が何名かいるが、それに頼ることなく、日本やブラジルのようにコントロールの良さを学んでいって欲しいと思う」

    ●ケイ・ジャクキ主将(中国)
    「アメリカは背が高く、一生懸命やるチームで手ごわかった。昨日の試合は良くなかったが、今日は初めからいい調子で試合を運べた。でも2セット目から崩れてしまったのは残念。しかし全員が一生懸命頑張って、最終的に勝てたのは満足している。(今日のスタメンについては)毎日私たちは心と体の準備をしておかなければいけない。今大会は4週間に渡るものなので、精神的、肉体的にも準備をしなければいけない」

    ●マ・ユンブン(中国)
    「私たちのチームは若い選手が数名おり、アメリカは質が高い選手が揃い、スピードも速いチームで、2、3セットとプレッシャーがかかる難しい展開を強いられた。私たちはスーパースターはいないが、ここまで来られている。(今日のスタメンについては)試合試合によって、スタメンが変わるのは当然だ」

    ●カーチ・キライ監督(アメリカ)
    「この大会を通じて、ファイナルラウンドへ来られるだけのプレーを私たちはしてきたと思う。素晴らしいチームだし、2013年のランクでもトップのチーム。しかし、この3日間は苦戦を強いられている。その中でも改善はされてきていると思う。明日以降も改善をして戻ってきたいと思う。(ベテランはこれから戻ってくるか?)今は、4年間頑張った選手には休みを取らせるいい機会。ブラジルや日本にも若い選手がいるが、4年スパンで考えて経験を積ませている。(中国のシュ・テイについては?)若くて強い。将来有望な選手だ。今日のプレーでもプレッシャーをかけられたし、期待できる。他のチームでも、たとえばブラジルのガビや日本の宮下などは有望で期待が持てるが、あまり相手にはなってもらいたくない(笑)」

    ●クリスティン・ヒルデブランド主将(アメリカ)
    「中国はこの大会を通じて、素晴らしいゲームをしている。私たちは3セット目、リードでスタートできたが、結果的に残念なものになった。もっと試合の経験を積んでいきたい」
  • 2013/08/29

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    29日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会で、世界ランク3位の日本は、同2位ブラジルと対戦したが、金メダルメンバー7人を擁する五輪女王の前にストレート負け。ファイナル初黒星で、勝点3から伸ばすことはできなかった。

    初戦で世界ランク4位のイタリアをストレートで下し、好発進した“火の鳥NIPPON”。この日は五輪連覇中の相手に対し、木村沙織(ガラタサライ)、岩坂名奈、新鍋理沙(久光製薬)、江畑幸子(日立)、大竹里歩(デンソー)、宮下遥(岡山)、リベロ座安琴希(久光製薬)と、前日とまったく同じ7人をスタメン起用してスタートした。

    第1セット、相手の19歳・ガビに連続で得点を決められるなど、序盤は1-4とリードを許したものの、ここから新鍋がサービスエースを含む連続得点で迫り、木村の巧みなアタックなどで3連続得点。逆転に成功し、1点をリードして最初のテクニカルタイムアウトをものにする。なおも新鍋が軟打やサービスエースを決めて着実に得点すると、セッター宮下も大竹の速攻や江畑のバックアタックなどを演出。3点をリードして2度目のテクニカルタイムアウトを奪い、五輪女王を相手に優位に試合を進めた。

    しかしブラジルは、18-16と日本リードの場面でベテラン・シェイラを投入。するとここから、3枚ブロックで日本の攻撃の前に立ちはだかった。タイーザ、ガビのブロックに失点し、大事なところでは手痛いミス。20-20の同点に追いつかれると、21-20からガビ、ガライの強打の前に、まさかの5連続失点。あと一歩まで追い詰めたが、21-25で先取を許した。

    切り替えて臨みたい日本は第2セット、相手フェイントをレシーブしたとして、ファイナルラウンドではじめてチャレンジシステムを使用。この判定こそ覆らなかったが、ここから岩坂のサービスエースなどで4連続得点をマークして勢いに乗り、なおも大竹が速攻にブロック、宮下もプッシュやツーアタック、サービスエースで得点を挙げるなど、若い選手たちが躍動。12-6と大きくリードした。

    しかしここで、ブラジルがまたも猛攻を仕掛けた。タイーザのブロックや速攻、シェイラのスパイクなどで一気に点差を詰めると、ファビアナのブロックポイントで逆転し、2度目のテクニカルタイムアウトを獲得する。日本も江畑の強打や宮下のブロックなどで再逆転したが、終盤に来て調子を上げてきたガライの攻撃を止められず、細かい連続失点で、このセットも22-25。1セット目同様、中盤までリードを奪いながら、逆転でセットを失った。

    後がなくなった日本は、3セット目から流れを変えるべく長岡望悠と平井香菜子(いずれも久光製薬)を起用。すると長岡は期待に応え、強打にブロックにと得点し気を吐いたが、相手の若きポイントゲッター・ガビの強打に失点し、1点ビハインドで最初のテクニカルタイムアウトを奪われる。

    すると、何とか食らいついていきたい場面で、岩坂のブロック、宮下の連続サービスエースなどで3連続得点し、一度は逆転に成功。反撃のきっかけを掴んだかに見えたが、またもガライ、ガビにボールを集めた相手に逆転を許すと、終盤には長岡、木村が連続でブロックで止められるなど、世界一チームの高さに苦戦した。終盤、セッターを橋本直子(JT)にスイッチも実らず、結局最後は金メダルメンバーのミドルブロッカー・タイーザにブロック、速攻を決められ、5連続失点で勝負あり。17-25でこのセットも奪われ、今季のテーマ“世界一を知る”のもと、世界一チームのプレーを体感した若いチームは、悔しいストレート負けとなった。

    なお、日本は明日の次戦でセルビアと、ブラジルはイタリアと対戦する。(写真:Michi ISHIJIMA)

    【ファイナル2日目第3試合】

    日本(1勝1敗/勝点3)0-3 ブラジル(2勝/勝点6)
    (21-25、22-25、17-25)
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013ブラジル戦後の主なコメント

    2013/08/29

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    ●眞鍋政義監督(日本)
    「2度目のテクニカルタイムアウトまではうまくいったが、後半ブロックにかかり、スパイク効果率も最終的には20パーセントは違った。金メダリストとは今は差があるなと思った。(3セット目の平井投入は?)大竹のスパイク決定率、効果率、ブロックもよくなかったので代えた。(ブラジルが昨年からさらに進化していると感じた点は?)後半の強さはどこよりも強い。最終的には10番(ガビ)以外は金メダリスト。周りにそういう選手がいるということは、若い選手も楽にプレーできるのではないかなと思う。(ブラジルとの今の差は?)スパイクとブロックに尽きる。ブロックは身長が高く、腕も長い。世界一のブロックを破らないと勝てないと思う。(長岡をレフトで起用したが)左だから普通なら(セッター対角の)ポジション4(ライト)だと思うが、それは固定概念かもしれない。それに新鍋がライトから調子がいいので、チームとして今の段階で(長岡をライトに入れること)は、マイナスかなと思った。(世界一を知るというテーマの下、世界一のブラジルと対戦して得たことは?)前半は日本のペースでできたが、16点以降はすごい集中力でミスも少なかった。そういうところは、勉強をさせてもらった。(明日のセルビア戦は)セルビアも強いチーム。特にサーブ、ブロックがいいので、ある程度こちらもサーブで相手を崩さないと厳しい試合になると思う」

    ●木村沙織主将(日本)
    「1、2セット目も、20点以降で乗り切れず、よくなかった。(ブラジルのこれまでと違う印象は?)個々のレベルは毎年高いが、ミスが今までより少なかった。また、最後ボールを返すところや、難しいボールで無理しないところ、同じ所へボールを返してラリーに持っていってブロックで点を獲るところなど徹底していると思う。(今のブラジルとの差は?)新チームになってブラジルと戦ってのこの結果。これからが勝負なので、差をつけられないように頑張りたい。(20点以降取れなかった原因は?)スタート、中盤までは互角だったが、20点以降は、勢いが欲しいところでシュンとなっていた。世界を相手に戦ったときは、20点以降での勢い、皆で喜んでリズムを作るのが大事だと思うので、そこは新しい課題だと思う」

    ●江畑幸子(日本)
    「自分のプレーとしては、ミスが多かったし、大事なところで決め切れなかったことが敗因だと思う。(ブラジルのこれまでと違う印象は?)ミドルブロッカーがセッターがそのままというのが大きい。ブロックが大きく、空いてるところへ打っても後から(手が)来て、止められたりするのが何本もあった。サイドも高いので、ブロックがすごくいいのが特徴だと思う。(今のブラジルとの差は?)個々の能力はブラjルの方が上だと思うが、日本は日本らしく、チーム力が強いと思うので、それは上だと思う」

    ●宮下遥(日本)
    「トスが安定せず、ブラジルのデータの思うつぼだったと思うので、私がもっと頑張れば、勝てると思う。(修正部分は)もっとバックアタックを効果的に使っていけたらいいということと、サイドのトスの精度。速さが落ちないとか、スパイカーが打ちたいところで失点しないとか、細かいところをやっていきたい。(2セット目などは押し合いに勝ったり、サービスエースなど、いろんな宮下らしさも出たが?)海外の選手に押し合いで勝てたのはうれしかったです。(悔しさと別にブラジルとやった楽しさも感じるが?)悔しさより楽しさが勝った。ブラジルの1本1本のスパイクもブロックもそうだし、世界一とやれたので。(受けてみて)ブロックなどが重くて、手がジンジンしている。(差を詰めるにあたって意気込みは?)日本が同じようなことをしてたら勝てない。私の曲がった正確がトス回しに出ればいいと思う。プラス、周りのスパイカーのことを考えながら、目の前のことに集中してやりたい」

    ●長岡望悠(日本)
    「チームの雰囲気を変える役割を果たせなかった。(3セット目スタートから入り)自分の今できることをやろうと思った。(出来は?)ミスすると流れを止めてしまう。ミスが多かった。(ファイナルラウンドという場は?)強いチームばかりだが、勝つことが大事。流れを変える役割を果たせなかった。(ようやくファイナル初出場だが)課題はあったが、チームが勝つことが一番なので、役割を果たせるような準備をしたい。(明日のセルビア戦は)雰囲気が一番大事。チャンスをいただけたときは、自分の良さを出して雰囲気を変えられるように頑張りたい」

    ●大竹里歩(日本)
    「向こうのミドルブロッカーのブロックが高く、攻撃力も高いので、どれだけできるかやってみたかったが、何度もチャンスがありながら決め切れず悔しい。(金メダルチームを実感し)一人ひとりの技術や能力の高さは高いものがあるし、チームワークも感じられた。(学ぶことが見えた試合だったが?)いブロックに対し、攻撃の幅を広げないと世界で通用しないと感じた。(宮下とのコンビもよかったが、手ごたえは?)ハルカ(宮下)も高くて上げづらかったと思うが、たくさん上げてくれた。いいものもあったので、それをどんどん増やしていきたい。(2セットで退き)2セットを終わったところで、『(3セット目から)もっとセンター線を増やすと話していたので悔しいが、自分のブロックが全然ダメだったので…。(同世代のガビとマッチアップして)同世代で意識していたが、独り立ちしているし、攻守で中心になっていた。負けられないと思う。(セルビア戦は)明日も高いチームなので、今日以上に攻撃を工夫していかないと決まらない。しっかり盛り上げていきたいと思う」

    ●ジョゼ・ギマラエス監督(ブラジル)
    「日本戦は難しくなるというのは、いつも覚悟している。技術的にも優れ、選手の集中力も続く。トスとスパイクの多彩なコンビネーションもあるので、いつも難しいものになる。特にブロックとレシーブの関係も、どこかしらボールが抜ける場所を探して私たちのコートに落としてくる。今日は1、2セット目でリードされていたが、最後に逆転して勝つことができたが、簡単な試合ではなかった。(セッターが宮下に代わっての印象は?)もちろん、経験を積んだ竹下のスピードはそう簡単に真似できないが、宮下は個人的に気に入っている。スピードも良かったし、どんなコンビを使うかなどの振り分けもよかった。若いのでまだまだ学ぶことはあるが、将来有望な選手。間違いなく、日本のトップセッターに名を連ねられると思う。(金メダルメンバーを多く残したのは、リオ五輪が大きい?)ロンドンのメンバーが残っているのはうれしいこと。来ているメンバ−以外にもタンダラやナタリアらも金メダル経験者だし、彼女たちは2020年の五輪にも出られる年齢の範囲なので、重要なメンバーになる。(ガビについては)19歳と若いが、チームとしては歓迎している。若いが、経験を積んだ選手と同じように性格もしっかりしているし、個性も持っている。集中力も欠けないし、練習もしっかりやるので、これから重要な選手になる。((セッター以外で印象に残った日本選手は?)いつも通り木村は好きな選手。江畑もいいプレーをしている。新鍋もいいプレーをしているし、今日我々が勝ったが、簡単な試合ではなかった。また、新しい選手では長岡がパワーもあってテクニックもいいので、今後成長すると重要な選手になると思う」

    ●ファビアナ・クラウジノ主将(ブラジル)
    「試合の序盤は、約束事が守られていなかった。特にブロックとレシーブの関係がうまくいかなかった。中盤からサーブがよくなるにつれ、ブロックでもボールに触れて、そこからリズムに乗れた」

    ●ファビアナ・オリベイラ(ファビ)(ブラジル)
    「日本との対戦は、いつも難しいものになる。レシーブがよく、攻撃が速い。そしてホームの応援も多いので難しいものになるが、今日はセット終盤に我慢して、逆転することができ、1、2セットを取れた。レシーブが機能し出したのが勝因だと思う。今日の勝利は、とても重要な勝利。このまま勢いに乗っていきたい。(これまでの日本との違いは)セッターの竹下がいなくなったのは大きな点。竹下が出ないのは全チームにとって大きな意味がある。チームのプレーシステムは大きくは変わらないが、新しい選手もいるので、その選手が成長するにはちょっと時間がかかると思う。さほど問題ではないが、世代交代はどこにもあるので、そこは我慢しなければいけないと思う」
  • 2013/08/29

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    29日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の2日目第2試合、イタリア−中国の試合は、世界ランク5位の中国が同4位のイタリアをフルセットの激闘の末に下し、開幕2連勝(勝点5)を飾った。

    なお、中国は明日の次戦でアメリカと、イタリアはブラジルと対戦する。

    【ファイナル2日目第2試合】

    中国(2勝/勝点5)3-2 イタリア(2敗/勝点1)
    (28-30、25-22、26-28、25-13、15-10)

    【試合後の主なコメント】

    ●ロウ・ヘイ監督(中国)
    「競り合った試合だったが、選手たちは学ぶことが多かった。1、3セット目は我々にいい風が吹いていたのに取れなかったのは、チームとして学ぶことも多いと思う。今日は選手起用も多くなった。イタリアという強いチームと多くの選手が戦い、経験を積めたことはよかったと思う。(シュ・テイ、ソ・シュンライの起用が遅れたと思うが)この大会で目指すのは全員バレー。シュ・テイは若いし、プレーに波があるので、ゲーム運びを見ながら起用した。バレーボールは学ぶことが大事。ポジションもプレッシャーがかかるところなので、あまりプレッシャーはかけたくなかった。(リベロのチョウ・ゲンを今大会はじめて起用したが?)リベロは3人いるので、1週間で1人ずつということで起用した」

    ●ケイ・ジャクキ主将(中国)
    「勝てて本当にうれしい。いいゲームができたし、イタリアもいいゲーム運びをしていた。私たちはずいぶん研究を重ねてきたが、ビデオで見たときよりも優れたパフォーマンスだった。背が高くパワフル、そして速攻がうまく、難しい試合運びをさせられたが、私たちもよく頑張ったと思う。(シュ・テイ選手が途中から入りよくなったが)彼女は若く、高さおある。攻撃力に優れているが、コートに入ってからテンポがよくなり、2セットを奪うことができた」

    ●オウ・イメイ(中国)
    「イタリアはいいゲーム運びをした。プレッシャーが多くのしかかったが、守備の力で勝利にこぎつけたと思う」

    ●マルコ・メンカレッリ監督(イタリア)
    「昨日よりはいい試合運びができた。中国という強いチームとの対戦だったが、いい結果が出たと思う。(明日の試合は)昨日よりもよくなったので、ワンステップ成長できたと思う。明日のブラジル戦は難しい試合になると思うが、全力を尽くして頑張りたい」

    ●マルティナ・グイッジ主将(イタリア)
    「とても難しい試合だった。中国はとても強く、私たちもベストを尽くしたが、この結果になってしまった。しかし成長できる結果で満足している。明日からも頑張っていい結果を出したい」

    ●バレンティーナ・ディウフ(イタリア)
    「とても難しい試合だった。昨日と比べてアプローチの仕方を変えたが、簡単なミスをしてしまい、ポイントを取ることができなかった」
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013ワールドグランプリファイナル セルビアが米国下す

    2013/08/29

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    29日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の2日目第1試合、アメリカ−セルビアの試合は、ブラコチェビッチが22得点、ミハイロビッチが20得点をマークするなど、サイド陣が奮闘した世界ランク9位のセルビアが、セットカウント3-1で勝利。世界ランク1位から、大きなファイナル初勝利(勝点3)を挙げた。

    なお、セルビアは明日の次戦で日本と、アメリカは中国と対戦する。

    【ファイナル2日目第1試合】

    セルビア(1勝1敗/勝点3)3-1 アメリカ(2敗/勝点0)
    (25-23、20-25、25-18、25-23)

    【試合後の主なコメント】

    ●ゾラン・テルジッチ監督(セルビア)
    「強いアメリカと戦い、とてもいい試合ができた。昨日はあのような試合をした後だったので満足だ。昨日から今日のとても大事な試合までの準備が大変だったが、満足している」

    ●マーヤ・オグニェノビッチ主将(セルビア)
    「今日の両チームはとてもいいプレーをした。自分たちのチームを誇りに思う。昨日の試合がよくなかったので、今日調子を戻すのは難しかったが、いいプレーができた。特にサーブがよかったのが勝因だと思う。(ロンドン五輪のときとの違いは?)昨年はケガ人も多く、大変な1年だった。今年はこの大会と欧州選手権に狙いを定めているので、これからもいいプレーができるように努力したい」

    ●ブランキツァ・ミハイロビッチ(セルビア)
    「勝ててうれしい。昨日まずい試合をしたので、今日の試合は大切だった。今日観に来て下さった方には楽しんでもらえたと思う。明日は今日よりいいプレーをするため、努力したい。(バックアタックが多かったが)チームのレセプション、レシーブがよくなったので、いいスパイクで得点を取れたと思う。(今後への展望は)今後も強いチームと当たるので、よりよくプレーするためにも努力をしたい」

    ●カーチ・キライ監督(アメリカ)
    「私たちにとって今日はチャレンジだったが、セルビアと同レベルでプレーができなかった。昨日、今日と負けてしまったが、明日はさらに強くなって帰ってこなければいけない。毎日違う強いチームと対戦できるというのは、今大会ならではの素晴らしいこと。明日へ向かって準備をしたい」

    ●クリスティン・ヒルデブランド主将(アメリカ)
    「今日の負けは残念。今夜反省して、次の試合に向けて準備したい。(予選ラウンドまでと、ファイナルラウンドに入ってからの変化は?)特に変化や違いはないが、昨日のブラジル、今日のセルビアがいいプレーを下。明日へ向けて立ち直って戻ってきたい」
  • 2013/08/28

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    28日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会で、初戦に臨んだ世界ランク3位の日本は、同4位のイタリアと対戦。サイド、センター線と幅広い攻撃が機能して相手を圧倒し、セットカウント3-0のストレート勝ち。勝点3を挙げる最高のスタートを切った。

    予選ラウンドの上位6チームが集い、いよいよ開幕を迎えたファイナル札幌大会。眞鍋政義監督率いる新生“火の鳥NIPPON”の初戦は、予選ラウンドを7勝2敗の勝点21の5位で通過したイタリアとの対戦となった。

    木村沙織(ガラタサライ)、岩坂名奈、新鍋理沙(久光製薬)、江畑幸子(日立)、大竹里歩(デンソー)、宮下遥(岡山)、リベロ座安琴希(久光製薬)の7人がスタメンでコートに入った日本は立ち上がり、アリゲッティの速攻や202センチ・ディウフの連続ブロックなどで次々と失点し苦しい出だし。しかし、3-7とされたところから、木村が目の覚めるようなバックアタックを決めたのを合図に、攻撃のリズムに乗った。実にテクニカルタイムアウトを挟んで7連続得点。10-7と逆転に成功した。

    その後も、木村がサービスエースや、相手ブロッカーのタイミングをうまく外す軟打などで着実に得点。2度目のテクニカルタイムアウトも16-11でものにすると、相手のディウフ、コスタグランデらの強打に対して粘りのディグを見せて反撃を断ち、最後は江畑の1枚ブロックで25-18。日本が逆転で1セット目を獲得した。

    このまま勢いに乗りたい日本は、2セット目も新鍋のアタック、木村のサービスエースによる連続得点のスタート。その後、ディウフ中心の攻撃の相手に一度は逆転を許したものの、岩坂の連続サービスエースなどで再逆転に成功し、テクニカルタイムアウトを挟む4連続得点で、10-5とリードを広げた。

    その後も、サーブで相手レセプションを崩して優位に立った日本は、セッター宮下も積極的にバックアタックを使い、バリエーションある攻撃を演出。相手に2度の3連続得点を奪われ詰められる場面もあったが、最後まで主導権を渡さず、25-19でものにして勝利へ大きく前進した。

    3セット目も、木村のサービスエースからスタートした日本は、江畑の軟打などで着実に得点を重ね、2点をリードして最初のテクニカルタイムアウトを迎える。なおも日本は、好調な江畑のバックアタックや、岩坂、大竹がディウフを止めるブロックポイントを挙げるなど得点を伸ばし、16-14で2度目のテクニカルタイムアウトを獲得した。その後追いつかれはしたが、木村の技ありのスパイクや、ディウフを止める岩坂のブロックポイントなどで突き離して、結局このセットも25-22。見事なストレート勝ちを収め、5連戦の初戦をものにした。

    なお、日本は明日の次戦でブラジルと、イタリアは中国と対戦する。(写真:Michi ISHIJIMA)

    【ファイナル初日第3試合】

    日本(1勝/勝点3)3-0 イタリア(1敗/勝点0)
    (25-18、25-19、25-22)
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013イタリア戦後の主なコメント

    2013/08/28

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    ●眞鍋政義監督(日本)
    「グランプリの決勝の第1戦で、選手たちは緊張していたが、この時期に世界のトップ5のチームとやれるのは勉強になる。そういう意味では、イタリアに勝ったことは大きな前進だと思う。キャプテン木村を中心にサーブがよかった。(宮下のトスについては)サーブレシーブが安定していたので、宮下のトスも良かった。アウェーで6戦、ホームで3戦やったが、ミドルブロッカーの本数が少なかった。(仙台大会から)1週空いて、できるだけミドルブロッカーの本数を多くしようと練習を多くしたのがよかった。(大竹の良さは?)ブロックよりスパイク。ジャンプのキレもいいし、打つのも速く、広範囲で打てる。コンビさえ合えば、高いブロックでも数字は上がると思う。(明日のブラジル戦は)相手は本当に強いので、今日の勢いを1セット目の前半から出したい」

    ●木村沙織主将(日本)
    「初戦で緊張していたが、勝ててうれしい。絶対勝って乗っていきたいと話をしていたのでよかった。この1勝は大きいと思う。(立ち上がりからいいプレーが目立ったが)なるべく自分のところへ来たボールではポイントを取ろうと。緊張があったからかコート内が静かだったので、皆でいいリズムを作りたかった。チームのリズムが上がる動きがしたかった。(手首をひねる独特のスパイクも見られたが)イタリアはブロックが高いけど、空いているところも多かったので、苦しいときに相手の嫌がるところへ落とそうと思った。(明日のブラジル戦は)アメリカにストレートで勝って勢いがあると思う。でも自分たちも勢いがいいと思うので、スタートから負けないようにしたい」

    ●江畑幸子(日本)
    「5連戦の初戦に、3-0で勝てたのは大きい。(相手コートをよく見てのうまい攻撃が目立ったが)相手の17番(ディウフ)のブロックが高く、シャットを何本も食らって打ちずらかったが、最後にストレートを抜けてよかった。(この1週間は)仙台から1週間空いて、ミーティングを多くした。練習も違った形で取り組めて試合に臨めた。(今日の自身の評価は)ミスもシャットもまだまだ多いが、自分らしいスパイクも何本かあったと思う。(明日のブラジル戦は)明日も強い相手なので、今日の勝利の勢いを持って立ち向かいたい」

    ●宮下遥(日本)
    「試合前は緊張していたが、勝ててホッとしている。(今日のトスワークは)ミドルを多く使おうと思った。合わないときもあったが、良かったと思う。100点満点で70点くらい。(大竹とのコンビも決まったが)同じ10代で頼りにしている。(明日のブラジル戦は)今日の勝利に満足せず、まだ課題もあるので、自分のすべきことを考えて頑張りたい」

    ●岩坂名奈(日本)
    「ストレートで勝ててよかった。この勢いで明日からも頑張りたい。(5本のブロックを決めたが)ブロックではポイントできた が、スパイクは全然ダメ。次に繋げられるように、1からやりたい。(ハイボールへのブロックがよかったが)結果が出たのはよかったけど、3枚で弾いたり吸 い込んだりとかも多いので、満足せず頑張らないといけない。(攻撃面については)うまくいかないのは、両サイドへの負担も大きいし、ただでさえデータがな いから攻められているので。どんな状況でももっと読んで、合わせて、速く打てるようにしたい。(明日のブラジル戦は)挑戦者として、今までやってきたこと を出して、いい結果を残せるようにしたい。今日のよかったところはそのまま持っていき、雰囲気ももっと上げて、元気ももっと出したい。一人ひとりがやるべ きことをやれれば結果はついてくる。しっかり自分の役割ができるように頑張りたい」

    ●マルコ・メンカレッリ監督(イタリア)
    「今日は最初から難しい試合になると思っていた。日本はとても強く、いいチームでレベルが高い。我々はレベルが低いので、日本のレベルまでもっていくのにはまだまだ成長が足りない。明日はもっといいプレーをしたい。レセプションとディフェンスをもっとうまくやらないといけない。(自チームのセッターは)セッターだけでなく全体的に期待通りの働きではなかった。日本はレセプションがよくレベルも高いので、私たちのすべての選手がもっとレベルを上げていけるように明日からも頑張っていきたい。(日本のセッター宮下のトスワークについては)宮下の活躍はよかった。1、2、3セットとどんどん乗ってきて、チーム全体が活気が出て調子が上がったと思う。彼女のおかげで日本はいい試合ができたと思う」

    ●バレンティーナ・アリゲッティ(イタリア)
    「日本との試合はいつも難しい。今日は私たちはベストではなかった。というより、全体的にうまくいかなかった。今日の結果をポジティブに受け止めて、次の試合に生かしたい」
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013ワールドグランプリファイナル ブラジルが米国に圧勝

    2013/08/28

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    28日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われている、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会の初日第2試合、ブラジル−アメリカの試合は、世界ランク2位の五輪女王ブラジルが、4連覇を目指す世界ランク1位・アメリカを寄せつけず。圧倒的なストレート勝ちで、1勝目(勝点3)を挙げた。

    なお、ブラジルは明日の次戦で日本と、アメリカはセルビアと対戦する。

    【ファイナル初日第2試合】

    ブラジル(1勝/勝点3)3-0 アメリカ(1敗/勝点0)
    (25-19、25-12、25-10)

    【試合後の主なコメント】

    ●ジョゼ・ギマラエス監督(ブラジル)
    「今日はとてもいいバレーができた。選手たちの活躍はとてもうれしい。5日間で最強の5チームと試合をするということはとても難しいこと。しかし選手たちにとっては、学ぶことが多いと思う。(明日の日本戦は)いい試合をしたい。日本はスタイルも違うし、困難な試合になる。前回の対戦では1-3で負けているので、それを覆して勝ちたい。(チャレンジシステムについて)カーチとまったく同じだよ(笑)」

    ●ファビアナ・クラウジノ主将(ブラジル)
    「全員がとてもいいプレーができた。決めていた戦略通りにできたと思う。特にサーブと、ブロック・レシーブの関係がうまくいった」

    ●ガブリエラ・ギマラエス(ガビ)(ブラジル)
    「戦略的にうまくいった。特にブロックとレシーブ。また相手を研究する時間もあったので、レセプションもうまくいって、リズムを掴めたと思う。(初の代表チームでのプレーでプレッシャーはないか?)シニアの大会は初めてだが、ベテラン選手の協力に救われている。優しいし、話もしてくれる。落ち着いてプレーしてと言ってくれる。自信は練習でついているし、それは自然に試合で出ていると思う。(将来の展望は?)(ジュニアで)世界選手権に出場する機会があり、3位だったが、成長する場としてはいい機会を与えられた。代表チームの中で自分の居場所を確保し、日々成長したい。昔から大好きだった選手とプレーするのが夢だったので、その中で成長したい」

    ●カーチ・キライ監督(アメリカ)
    「ブラジルはとてもいいバレーをした。すべての段階において素晴らしかった。強いチームだし、対戦できてよい勉強になった。この5日間で5つの強いチームと対戦できるのはとてもいいこと。立ち直って明日からの試合に臨みたい。(チャレンジシステムについて)まだ発展途上。いつかは始めなければいけないものだが、とりあえず今は、このシステムを学んで、よいものにすべきだと思う。(現時点での問題点は?)まだ混乱はあるが、監督、コーチも学んでいる段階。素晴らしい試合を作るためにも、いいアイディアだと思う。バレーボールは速いゲーム。ボールがどうなったか追いかけるのは難しいし、レフェリーを助けるのはいいことだと思う。だが、システムを確立するには、もう少し改善の余地はある、今日も、実際はついていなかったのに、拾おうとしたボールが床についたかどうかについて判定を任せなければならなかった。だが、正しいチームが勝つという正論を立てていくのに必要だと思う」

    ●クリスティン・ヒルデブランド主将(アメリカ)
    「相手にとてもいいバレーをされた。ブロック、ディフェンスともパーフェクトだった。私たちはいいプレーができなかったが、明日以降、立ち直って帰ってくるので、今後へ向けて調整したい。(よくなかった原因は)レセプションのシステムは良かったが、オフェンスでリズムが掴めなかった。結局は相手のプレーがよく、ついていけなかったんだと思う。今夜中に悪かった点を把握したい」
  • 全日本女子|ワールドグランプリ2013ワールドグランプリファイナル 中国が開幕戦制す

    2013/08/28

    全日本女子|ワールドグランプリ2013

    28日、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で、女子バレーの国際大会「FIVBワールドグランプリ2013」ファイナル札幌大会が開幕した。開幕カードとなったセルビア−中国の試合は、エースのオウ・イメイが不出場ながらも、ジョ・ウンレイの7本を筆頭に15本のブロックポイントを挙げた予選ラウンド1位の中国が、セットカウント3-1で勝利。開幕戦をものにし1勝目(勝点3)を挙げた。

    なお、中国は明日の次戦でイタリアと、セルビアはアメリカと対戦する。

    【ファイナル初日第1試合】

    中国(1勝/勝点3)3-1 セルビア(1敗/勝点0)
    (25-21、22-25、25-17、25-20)

    【試合後の主なコメント】

    ●ロウ・ヘイ監督(中国)
    「試合前、選手たちにこの試合に集中するように話をした。相手はパワフルな選手が揃っているので、くじけず辛抱強くいくようにお願いしたが、その効果があったと思う。サーブがよく、ボールをキープできてディフェンスに繋げることもうまくいった。ただ私たちの欠点はサーブが良くても、中で崩れることがあったので、あとの4試合でそうならないように克服していきたい」

    ●ケイ・ジャクキ主将(中国)
    「初戦で勝ててとてもうれしい。セルビアは、高くスパイク力のあるアタッカーが揃っているので手ごわかった。また、この試合で、自分たちのどこを改善すればいいかも見えてきたので、いい試合だったと思う。(今大会導入されているチャレンジシステムについては)FIVBのレフリーはプロフェッショナルで、長年経験を積まれた方々だが、人間なので、疑わしい判断をすることもあるだろう。コートにいる私たちにも主張の権利を与えられたことはうれしいことだ」

    ●ジョ・ウンレイ(中国)
    「この試合の勝因は私たちのチームワーク。いい経験を詰めたと思う。私たちの課題も見えてきた」

    ●ゾラン・テルジッチ監督(セルビア)
    「中国はとてもうまくプレーしていた。私たちに勝つのに十分なうまさを持っていたと思う。私たちにミスが多かったので、いとも簡単に勝ったと思っているだろう。スタートが悪かった原因はわからないが、先を見据え、特に明日のアメリカ戦を見据えてこれから頑張りたい」

    ●マーヤ・オグニェノビッチ主将(セルビア)
    「試合序盤から良くなかった。サーブが良くなかったのが敗因だ。試合前にロッカーで、中国のレシーブがいい時は難しい試合になると話をしていた。これからは明日のアメリカ戦でベストを尽くせるようにしたい。(今大会導入されているチャレンジシステムについては)いい経験だと思う。レフリーも間違いはあるし、(ジャッジに)確信のないときにチャレンジできるのはいいことだ」

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