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身代金は大切なデータ…全世界に悪質ウイルス「ランサムウェア」が大流行

身代金は大切なデータ…全世界に悪質ウイルス「ランサムウェア」が大流行

2017年05月16日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

先週の後半から世界150カ国で20万件の被害を出した、悪質なコンピューターウイルスが、ついに日本にも上陸した。それが「ランサムウェア」。



「ランサム」とは身代金のこと。
このウイルスはパソコンに勝手に忍び込み、中のデータを勝手に暗号化して使えないようにした挙げ句「元に戻すには金を払え」と身代金を要求するというタチの悪さから、そう呼ばれている。
イギリスでは病院のパソコンが感染して手術ができなくなったり、ドイツでは鉄道の電光表示板を使用不可能にしたり、様々な国で被害が続出。
日本では今のところ大きな影響は出ていないが、川崎市上下水道局、JR東日本の高崎支社をはじめ、全国で約600件、2000台が感染したとみられている。



いつもVTRや解説フリップへのコメントをいただいているITジャーナリストの三上洋さんが今回はスタジオに生出演。警鐘を鳴らした。

三上「世界中にここまで一斉に広まったウイルス騒動は史上初だと思います」

なぜそこまで広まったのか。岸本リポーターが今までのウイルスと違う点を説明する。



岸本「従来のウイルスは、例えばメールを開くとかホームページを見ることで感染する。ところが今回のウイルスの特徴は、感染できるパソコンを自ら探し出して次々侵入していくんです」

三上「専門用語でワームといって、自分で自分をコピーして広まっていくという、生物みたいな動きをするウイルスの一種なんです。インターネット上で、古いパソコンを見つけて自動的に侵入してしまうんです」


コメンテーターの中江有里さんもこの問題には関心があったようだ。



中江「先週末ぐらいからSNSでは、こういうサイバー攻撃があるとウワサされていたんですか、どうして分っていたんですか?」

三上「今回の場合、先週金曜日にヨーロッパの方で先に被害が出て、その情報が伝わってきたんですが、日本は土日だったのであまり表面化しなかったんです」


ウイルスが要求する身代金は、最初は3万4000円相当のビットコイン(ネット上の電子通貨)だが、3日以内に支払わないと倍に増額するという。そこで誰もが気になることを笠井アナが質問した。



笠井「お金を払えば本当にデータが復元されるんですか。保証はあるんですかね?」

三上「セキュリティ会社が調査をするために『お試し』で身代金を支払ったら暗号化は元に戻ったそうです。ただし、必ず戻るというという保証はないです」


一般的に身代金は払わない方がいいと言われているが、三上さんが確認した時点では世界全体で550万円ぐらい払われている。ビットコインの場合、誰が支払ったかは分かるのだが、誰が受け取ったのかは分からない仕組みなのだそうだ。

コメンテーターの安田洋祐さんはウイルス対策について質問した。

安田「今ネット上の『クラウド』に写真や文章を保存している人も多いと思うんですけど、それは対策になるんですか?」

三上「一つの対策にはなります。ただクラウドのデータも暗号化される場合もあるので、もう一カ所ぐらい別の場所に保管しておいた方がいいです」




三上さんは騒動が拡大した理由を、古いパソコンが使われていたことではないかと推測する。今回ターゲットになっているのはウィンドウズ。中でも、すでにサポート期間が終了している「XP」や「Vista」など懐かしいバージョンを搭載している旧式のパソコンに被害が集中しているようなのだ。

ウイルスに感染しないためには当面、「OSをアップデートする」「データをバックアップする」「ウイルス対策ソフトをインストールする」という3つを実行するほかなさそうだ。


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キーワード: ニュース
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