皆様へ

皆様へ

このたび、4月から「めざましテレビ」のキャスターに就任する事になりました。
いろんな方から「スポーツ実況はどうするのか?」と聞かれる事が多くなり、
一度しっかりとお話しした方がいいと思いました。


結論から言うと…

私、三宅は3月いっぱいをもって、スポーツアナを卒業いたします。


上司からめざましに専念して欲しいという要請があったことは事実ですが、
それ以外にもいくつか理由があります。

一つは、自分の実況力の衰えです。
ここ数年、自分の実況に瞬発力が無くなっていくのを感じていました。
もっと言葉を紡いで、もっと畳みかけていきたいのに、
それができないもどかしさ…。
これはたぶん、自分にしか分からないことかもしれません。
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もちろん、この年だからできる実況もあるのかもしれません。
でも自分の理想とする実況ができなくなったと感じているならば、
第一線でメインを張るべきではないと思いました。
それならば、潔く後進に道を譲るべきであると。
幸い、後輩達は着実に力をつけ、どこに出しても恥ずかしくない
素晴らしい実況ができるようになってきました。
あとは大舞台をたくさん踏ませること。
僕がいなくなることで、そのチャンスはもっと生まれるはずです。

二つ目は、もうスポーツアナとして「やりきった」ということです。
五輪の金メダル実況をはじめ、プロ野球日本シリーズ、オールスター。
バレーボールワールドカップ。柔道世界選手権。
夢だった日本ダービー。ボクシング世界タイトルマッチ。
数々のF1の名勝負、そして別れ…。
K−1やPRIDE、女子プロレス等の格闘技。
Qちゃんの世界最高記録。
数え切れないほど、想い出となる実況を担当させてもらいました。

悔いはありません。
あるとするなら、カープの優勝実況ができなくなることでしょうか?()
それは心の中で実況させてもらうことにします。

スポーツアナから情報系の番組に転身するということも
長い目で見れば良いことなのかもしれません。

情報かスポーツか、行く道に悩んでいる若手アナウンサーも
「こういう道もあるのか」と思えるかもしれないからです。
若いうちは思い切りスポーツを実況して、年を重ねた後、転身できる。
こういう選択肢を、チャンスを会社は与えてくれる…
それがわかったことも、我々にとってはとても大きいことだと思うのです。

スポーツ実況からは離れますが、スポーツへの想いはこれからも変わりません。
スポーツは僕にとって全て。
いつまでもスポーツを追い続けます。
現場にも顔を出そうと思っていますし、五輪にも行きたいと思っています。
バレーの世界最終予選には、ゲストとしてめざましファミリーを呼んでくれないかな
なんてことも、制作には話したりしています。
柔道の選抜体重別も見に行きたいしなあ…。
大好きなスポーツにはいつまでも関わっていきたいと思っています。
午後が空く分、現場に行く回数は増えるかもしれません。


残念に思ってくださる方もいるでしょう。
僕自身も寂しさがないかと言えば、嘘になります。
でも、50歳を前にチャンスを与えてくれた会社に
僕も全身全霊、全てをかけて応えたいと思います。
それだけの決意と覚悟で下した決断です。
ご理解ください。

4月2日から僕の第2のアナウンサー人生がスタートします。
残り10数年、何ができるか、僕にもわかりませんが、
精一杯、走り続けようと思っています。

これからも、我がフジテレビスポーツアナ軍団を
そして、新生「めざましテレビ」を
そして、アナウンサー三宅正治をどうぞよろしくお願い致します。



投稿:三宅正治 | 17:00 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 8日目
長かったメジャー取材も、いよいよ今日が最終日。
ということで、このリポートも最終回となりまする。


今日は
10時からレンジャーズショップが遂にオープンするということで、
その模様を先に取材に。
何と言っても、今日、ダルビッシュTシャツが売りだされるのだ。


気合いを入れて9
時半に着いたら、何ともう開いてた…。え?
でもお客はゼロ。ロケをしながら待っていたら、
日本人がちらほら現れ始めた。
その中の関西弁の3人組。


「僕、羽曳野出身なんです!」
お〜!羽曳野と言えば、ダルビッシュの出身地。
確か、羽曳野ボーイズだったはずだが、君は?
「あ、僕は違います。」 そうはうまくはいかない。


彼らは早速ダルビッシュTシャツを購入。
着替えてサインを貰いにグラウンドへ向かっていった。
めざましテレビ中村光宏アナも彼らにインタビューしていたから、
もしかしたら、地上波で放送されたかも。


さてさて、青木選手のいるブルワースへ急行。
ちょうど打撃練習が始まるところ。
今日はチームの大エース・グレインキーと対戦。
球筋を見ることが多く、あまりバットを振らなかった。
「コントロールがさすが。ほとんどキャッチャーのミットのところに来ていた。」


練習後にインタビュー。
日本にいる時も、よくフォームを変えていた青木。
メジャーに対してはどうなのか―


「少しスタンスを広くしました。重心を軸足
(左足)に乗せたいので。
僕の場合、スタンスが広い方が乗せやすいんです。
メジャーの動く球を少しでも体の左側で捉えたいんです。」
つまり微妙に動く球をギリギリまで見極めたいということ。


バットもここ2
年間使っていたメープルからアオダモへ。
この変更はメジャーに行った日本人野手では異例の事だ。
普通は反発力のいいメープルに変えるのだが、青木は逆の選択をした。
「最初に試したのはホワイトアッシュ。これはダメ。しなりが良すぎて僕には合わない。
メープルの反発力を使うのも僕には合わないので、その中間のアオダモにした。
このくらいのしなりの方がいいんです。
反発力で弾く打ち方ではなく、バットに乗せて運びたいんで。」


スパイクの歯も刺さりやすい形状に。長さもやや長くした。
メジャーの深い芝に対応するためだ。


開幕からの出場停止処分が撤回されたブラウン
(去年のナリーグMVP)は レフトに決定。
ライトの1番打者ハートは去年26HRの強打者。
センターは去年も3(.304)打ったモーガン。
しかし、ハートが一塁練習を始めたらしく、コンバートの可能性も。
ならば青木にチャンスが広がる。
「狙いはセンターだけど、ハートが一塁なら右翼でも。出なきゃ話になりませんから。」
何とか開幕スタメンを勝ち取って欲しい。


ポスティングで入団しながら、異例のテストを要求された青木。
その悔しさはいかばかりか・・・だが、
「この経験はきっと僕にとってプラスになる、そう思っています。」
その通り。
「あの青木に、昔監督はテストをしたらしいぜ。」
そんな笑い話になるように、目にもの見せてやれ!


ということで、メジャーキャンプ日記はこれにて終了。
この取材の模様は、324日夜(たぶん20時〜)CSフジテレビ(たぶんONE)で放送します。
CSプロ野球ニュース・メジャーリーグSP」でお楽しみください。
僕としても、かなり良い取材になったと自負しています!


ではでは〜!


投稿:三宅正治 | 08:23 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 7日目
今日は青木宣親選手がいるブルワーズへ。
着いてすぐに青木選手発見。
今日はメディカルチェックで早くから球場入りしていたらしい。
その帰りをキャッチ!
「三宅さん、真っ黒じゃないですか?」

そうなんだよ。
選手を訪問している方が焼けてるって、変だよな(苦笑)
だんだん、みのさんみたいになって来た()

本人曰く、既にキャンプ地で練習は行っているので、
今日がキャンプインという感じではないみたい。
しかし、ユニフォームに袖を通しての練習は初。背番号7が新鮮だ。
メジャーのめまぐるしいメニューも既に織り込み済みで、
全く戸惑う事はなかったとのこと。

外野手が集まって、青木の挨拶。
「何て呼べばいいんだい?ニックネームはないのか?」
「ノリって呼ばれてたけど…」
「新しいのを考えてやろうぜ!」
「何がいいかな?」
「ニンジャだろう!ニンジャだ、ニンジャ!」
「ニンジャ、ニンジャーーー!」

ニックネームが決まる時ってこんなもんです。
最初のノックから、青木の呼び名は「ニンジャ」になってました。
青木は苦笑していましたが、
「それでみんなとコミュニケーションがとれたので良かったです()」…だそうです。

打撃練習は短く交代するけど、
1回目は左方向、2回目は右方向、3回目はミックス。
いろんな広角打撃を披露し、柵越えもありという青木らしい内容でした。
明日インタビューを取るので、詳しくはまた明日。



あとビックリしたのは、コーチにホージーがいた!
覚えてますか?
ヤクルトでホームラン王をとった、あのヒョウキンな男を。
今はブルワーズのマイナーのコーチをしているとか。
日本のファンにメッセージをと言ったら、
「キンキンキン、キン○○○リキッド、キンキンキン♪ キンキンキン……♪」
44歳になっても、アメリカに帰っても、
あのキャラは全く変わっていませんでした()




そして更に、懐かしい顔を発見!
なんと、大塚晶則選手です。
最近は右肘のリハビリ中と聞いていたけど、どうしてここに?
どうやら、メジャー視察をしている、恩師の元近鉄、阪神投手コーチの久保さんに会いに、
わざわざサンディアゴから車を飛ばして来たらしい。麗しき師弟愛。

久しぶりに話をしたが、右肘は
5年間で5回もメスを入れたらしい。
一番最近の手術は(詳細は避けるが)本当に珍しい、難しい手術だったとか。
しかしキャッチボールを始めても、なかなか調子が上がらない。
それでも、持ち前の明るさで前を向く大塚投手。
「諦めてませんよね?」
「もちろんです!」

本当に偶然に会った奇跡。
復活を信じて戦う男がここにもいた。
嬉しかったな。
近鉄時代、そしてWBCで魅せたあの雄叫び。
もう1回聞いてみたいと思っているのは、僕だけではないはずだ。



投稿:三宅正治 | 10:10 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 6日目
今日のレンジャーズは投手陣みんなノースローデー。
アップの後、いきなりピッチャーフライ捕球の練習から。
こんなの日本ではあまり見た事がない。普通は投手は捕らないから。
メジャーでもそのはずだが、1年に数回しかない事に対しても
準備しておくということか?
その後はバントゲーム。
上原がうまく決めると、建山が「さすがセリーグ!」と、はやす。
その後ダルビッシュが入ると、カメラのシャッター音が数倍になる。
交流戦くらいでしか経験がないはずだが、うまく転がしていた。


あっという間に練習が終わったので、
30分離れたところの
マリナーズのキャンプ地へ移動。
そこでは初の実戦、紅白戦が行われていた。


イチローは今年予定されている「
3番右翼」で先発出場。
この前の練習で見た時にも気になっていたが、打ち方が変わっている!
右足がほとんど動かない「ノーステップ打法」なのだ。
全く動かないのではなく、ほんの僅かにステップするのだが、
いわゆる「振り子打法」を見ているものからすると、「あれっ?」という感じ。
これが今年のイチローの新たな挑戦か?


これは
3番に変わったことへの対応なのか、しょせん素人の僕にはわからない。
ただ日本でやっている時にも彼は常に何かを変えていた。
「周りの人には分からないと思いますけど」と笑った事もある。
それと同じ、単純に日々の進化の表れか。
それとも何かを大きく変えようとしているのか。
なかなか聞くチャンスが無いのがもどかしい。


川崎は「
6番遊撃」で先発出場。
ヒットは出なかったが、セーフティバントを試みるなど、
自分をアピールするんだという姿勢がよく見えた。
ライバル・正遊撃手ライアンは肩の調子が悪く、DHでの出場だが、
鮮やかな本塁打を放つ。
進む道は厳しいかもしれないが、前向きな彼なら必ず切り開いてくれるはず。
ベンチで日本語で大きな声でバッターボックスの選手に声をかける。
絶対に通じていないが、ベンチの雰囲気は上がっている。
その証拠に、途中で他の選手が「ガンバッテー!」と叫んでいた。
それを聞いて、つい笑ってしまった。
徐々に川崎イズムは浸透している。


投稿:三宅正治 | 09:48 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 5日目
凄かった。
多分、日本人メディアが100人近くいただろう。
その山がダルビッシュが動くたびに移動する。
話を聞くなんてとんでもない。目を合わせるのも一苦労。
我々メディアも大変だが、そのメディアに追いかけられる
ダルビッシュも大変だろうなあ。
まあ、僕も追いかけている1人なのだが…。


その中で、どうしても話を聞きたかったのが上原投手。
「またあ、どうせダルビッシュのついででしょ」とあしらわれていたが、
話を聞かせてよと言うと、「しょうがないなあ」と笑って応じてくれる。
こういうところが彼の可愛いところや()


やはり去年のポストシーズンの悔しさが残っているのかなあ。
でも僕は、彼のレギュラーシーズンは最高のパフォーマンスだったと思っていた。


「そう思います。僕にとって最高のシーズンだった。
ただ僕の気持ちとしては、レギュラーシーズンでやりきった…そんな気持ちだった。
そのメンタル面がポストシーズンに出てしまった。
今年はもっと先まで見据えてプレーしたい。
去年の悔しさ? そんなの振り返ってちゃ、やっていけませんよ」
そう決意を話してくれました。
イチローと同じ。
先を見ていなくては、この世界では生き残れない。
まだチームに残留するか、トレードか、確定していないもどかしさ。
でも、どこでも彼はやってくれる。そう信じている。
東海大仰星高校の同級生・建山も昨季の終盤は良かった。
このコンビが常に一緒にブルペンにいますように。




練習後行われたダルビッシュの公式記者会見も人が多過ぎて
手を挙げてもなかなか司会者に指されない。
ようやく当たって、質問のチャンス。


「ここ数年、肉体改造やボールの質を上げてきましたが、
その中で、メジャーで勝負できる、そう感じているところを
具体的に教えてください。」


「自分は細かったので、とにかく苦しくても食べて体を大きくしてきた。
今はメジャーでも遜色ない体になったと思っている。
テクニック的なところはまだ分からないけど、
その部分では十分勝負できるかなと思っています。」


本当は肉体的な部分ではないところまで突っ込みたかったが、
それでも彼がメジャーでやれるという自信を持っている事は分かった。


彼が去年のキャンプで話してくれた事。
「もっとボールを強くしたいんです。速い球を投げたいんじゃない。
直球も変化球も強くしたいんです。」


それが最終的な目的なのではないか?
それはメジャーに向けての準備だったのか?
時間があれば、もっとその部分を本人に聞いてみたいが、
この状況では無理っぽい()
そうしているのは、我々メディアなので、しょうがないが。


投稿:三宅正治 | 09:55 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 4日目・その2
マリナーズは3人日本人がいるので、2回に分けて…。
最後はもちろん、岩隈投手です!
最初は慣れなかったらしく、いろいろ大変だったみたいだが、
だいぶ表情にも余裕が出てきた。チームメイトとも談笑している。


この日はブルペン+バッティング投手も。
まだバランスが万全ではなく、時々抜ける球もあったが、
ウィリス投手コーチも「投球の作り方、低目に落ちる球は素晴らしい」と絶賛。
投手の方が仕上がりが早いとはいえ、バッターもほとんど球を捉えられていませんでした。


「乾燥した気候もあり、ボールは去年の統一球とも全然違う。
スライダーがうまく曲がらないんですよね」と話す岩隈。
新しいボールに替わると、また滑りやすくなるので、
フォークをワンバウンドさせられないとか、いろんな悩みも…。
でも暗さはない。開幕までにはアジャストできる。
そんな表情でした。
「中4日にも対応するよう、毎日肩に負荷をかけています。」
和田と同じように、岩隈もシーズン全てを見据えています。


真新しいマリナーズカラーのグローブを見せてもらうと、そこには「希望」の刺繍が。
去年は確か、「絆」だったはず。
「自分にとっての希望という想いと、もう一つはやはり東北の皆さんに希望を与えられるように
という意味もある。僕は東北の皆さんの想いも抱えて、メジャーで勝負したいんです」
この時は、ひときわ真剣な表情で答えてくれた。


寂しい想いで、でも岩隈の夢のために、送り出してくれた東北のファン…
彼はそれを忘れてはいませんでした。


諦めない心。


大震災から
1年が経とうとしている今。
それでもなお、今の日本に必要な「心」を持って、彼は夢の舞台で挑戦をしていく覚悟です。


投稿:三宅正治 | 14:05 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 4日目・その1
前日のうちにフロリダからアリゾナへ移動。
フライト5時間、時差2時間…アメリカは広いぜ!

この日はマリナーズのキャンプ地・ピオリアへ。


まだキャンプが始まる前、アーリーワークのケージにいました!
ムネリン!川崎選手。
でもビックリ!
何と髪が五厘刈り!
「やっぱり日本人はこれでしょ!()
かなり気合が入っている。
イチロー選手に「大丈夫ですか?ムネリンは」と聞いてみたが、
「あいつはどこでも生きていける男ですよ」と笑っていた。
そのまま、イチロー選手にも話を聞く。
やはり去年の悔しい想いもあろうかと思い、
「今年は気合いが入っているんじゃないですか?」と聞いたら、
今年はじゃないよ。今年もだよ。の使い方が間違ってるよ()
すみません!
やっぱりイチロー選手はイチロー選手や。
もう既にいつものルーティンに戻っている。
こうでなくては、この厳しいメジャーでトップは張れない。


川崎の練習は見ていて楽しい。
チームメイトに日本語を教えながら、盛り上げている。
(ベースランニング) 2周目!」「頑張って!仕事!」「(ノッカーに向かって) おやじ〜!」
What you say !?(何言ってんだあ?)」とか叫ばれながらも、終始ムードを作り続けていました。


守備練習を見て、気付いた。
正遊撃手のライアンがスローイングをしていない!
出遅れているとは聞いていたが、こんな状態なんだ…。
まだ近距離のキャッチボールを始めたばかりらしい。
担当記者の方に聞くと、筋肉ではなく、神経の故障のようで、果たして開幕に間に合うか、
微妙なところのようだ。
もしかしたら、川崎が開幕メジャーどころか、開幕ショートスタメン…なんてこともあるかも。


「手応えなんか全然ないけど、でも毎日が楽しい!」
彼はいつもの爽やかな笑顔で笑っていた。


投稿:三宅正治 | 13:38 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 3日目

この日はパイレーツのキャンプへ。
ここには、マイナー契約ながら、メジャーを目指して必死に頑張っているあの男。
そう、五十嵐亮太投手がいるんです。
2日前にご家族も一緒にご飯を食べ、いろんなお話を聞いていたのですが、
改めてインタビュー。
ちなみに彼は、僕がすぽるとを卒業した事を知らず、
本当にビックリしていました。
そりゃそうだ。2年間帰ってないんだもんね。


このメジャー挑戦の
2年間は本当に悩んで、苦しみ抜いたそうです。
「ホントにおかしくなっちゃうんじゃないかと思った」
そう話していました。
「でも勉強になったし、自分を成長させてくれた2年だった。
今年やらなきゃ、この2年が無駄になっちゃう。だから絶対やりますよ!」


この
2年で彼は自分に何が足りないのかをずっとつきつめて考えていました。
ストレートで押したいと思っても、五十嵐程度の速さの投手はごまんといる。
石井一久がやはりメジャーで投球スタイルを変えたように、
五十嵐も自分を変えようとしています。
ブルペンを見て驚きました。
ほとんどが変化球。それも様々な球を駆使しています。
「覚えて、一番大きかったのはスライダーかな。あとは左打者の外角に沈むツーシーム。
去年覚えて、それをこのオフのドミニカウインターリーグで完成させたんです。」


この
2年で戦う術を探し、身につけた五十嵐亮太。
ドミニカでも、厳しい環境の中、メンタル面も成長したみたい。
今年こそ、やってくれる!
そう確信させるインタビューでした。


「ずいぶん大人になったなあ」
「いやいや、何年か前にも三宅さんにそう言われましたよ。
本当に大人になりましたかね。」
「うん、スタートが子供過ぎたからな。ようやくって感じだな()。」


頑張れ!亮太!



投稿:三宅正治 | 18:52 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 2日目
この日はサラソタから南に1時間半ほど南下したフォートマイヤーズに行って
レッドソックスの松坂投手や田沢投手に久しぶりに会おうと思っていたのですが、
ヤンキース黒田博樹投手がキャンプインという情報が…。
ディレクターの判断で黒田の取材に行くことに。
松坂投手に行けなくなった旨を報告したら、
「こっちはひっそりとやっているので大丈夫です。
こちらに気を遣う必要は全くないですよ(^−^)」
という言葉が…。
そう言われると余計申し訳なかったり…。

さてさて気持ちを切り替え、逆に北に1時間行ったところにある
フロリダ西海岸最大の都市、タンパへ。
このヤンキースのキャンプ地は松井秀喜がメジャーキャンプ初日に、
すぽるとで生中継をした想い出の場所。

ロッカールームに入ると…いました黒田投手!
ピンストライプのユニフォームが新鮮!

「ドジャースの1年目は何もかも初めてで緊張しっぱなしだったけど、
今回は余裕がある。それはこれまでメジャーで積み重ねてきたものを
周りも評価してくれているということがわかるから。」
もう5年目。堂々としたものです。

いろんな話を聞きましたが、一番聞きたかった質問はこれ。

「カープに戻って来てくれますか?」

完全にカープファンの質問です。
元すぽるとキャスターの質問ではありません。

「新天地でキャンプ初日を迎えた人間にいきなりその質問ですか?」
と笑われましたが、今日しかいないんだもん!
絶対、この質問はしたいんだもん!

「心の中にいつもその事はあります。
でも僕は来年の事を考えながら野球ができるタイプではない。
今は野球人生をかけて、ヤンキースのために戦いたいんです。
そして戦い抜いた後に、また考えたい。
でも、あまり期待されても、そのイメージじゃなくなっていたら申し訳ないなあ()

いいんです。
戻ってきてくれれば。

言葉の端々に出る、「野球人生をかけて」「覚悟を決めて」という言葉。
彼の今年にかける気持ちは相当のようです。
「リスクもある、年齢的なこともある。そのくらいの気持ちでないと戦えないですよ。」

最後に書いた色紙には「世界一!」の文字。
ワールドシリーズの舞台に立つ黒田の姿が見たい!
そして、その後は…。
いやこれは、今はやめておきましょう()


投稿:三宅正治 | 09:40 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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メジャーキャンプ取材日記 1日目
いや〜久しぶりの投稿です。
私、三宅は久しぶりにメジャーのキャンプ取材に来ています。
MLB中継も担当していないのに何でだ!…という声も聞こえはしますが、
そこはそれ、権力という…いやいや、そうではなく、
今回メジャー行きを決めた選手は、昔から仲の良い選手が多く、
取材のコーディネーターを兼ねて…というところです(笑)。

初日は大学の後輩、和田毅投手。
昔からメジャーへの夢を話してくれていた和田。
彼が夢の舞台に進むのは感慨深いものがあるのです。
彼が所属するのはオリオールズ。
フロリダはサラソタでキャンプ(メジャーではスプリングトレーニング)イン。
強豪ひしめくアリーグ東地区で4年連続最下位の弱小チームですが、
このオフは、和田、チェンという日本野球から2人の左腕投手を補強しました。

朝、ロッカールームで会った和田は普段の冷静な和田ではなく、何か落ちつかない様子。
「緊張しているんです(笑)」という言葉はあながち冗談ではないよう。
新人の頃に戻ったみたいでした。
練習終わりでじっくりお話を聞く事に。

不安は?という質問に、
「もちろん不安はあります。でも今まで自分がホークスでやって来たものを
ちゃんと出せれば、メジャー相手でも、やれる自信はあります」とキッパリ。
ただアリーグ東地区は強打者が揃った投手受難のリーグ。
「特にデータを見て驚いたのは、ヤンキースのジーターやアレックス・ロドリゲス。
低目の両隅のチェンジアップを全部ヒットにしているんです。ありえないでしょ。
僕の決め球なんですけど…(笑)。だから、去年から試しているツーシームが有効かなと思っています。」

彼はメジャー行きに備え、ツーシームだけでなく、いろんな事を準備していました。
彼が一番不安なのは中4日でフルシーズン働けるかどうか?
1日も休みがないメジャーに備え、3年くらい前から、本来先発投手に与えられる「上がり(お休み)」を返上。
筋トレなどをして休むことなく体を動かし続けたのだそうです。
最初はかなり疲労がたまったそうですが、その中で一昨年は17勝、去年は16勝。
気がつけば、一番疲れが出る9月になっても全く疲労を感じない体になったそうです。

準備は万端。
三振の取れる130`台の直球を携えて、和田の挑戦が始まります。

「僕はまだメジャーリーガーではないです。メジャー練習生です。
僕がメジャーでバリバリ勝って、本当のメジャーリーガーになったら、また来て下さいよ!」

嬉しいこと言うなあ。
またアメリカに来る口実ができちゃったではないか。


投稿:三宅正治 | 09:35 | 個別ページ | アナウンサーのコメント(0) | 三宅正治
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