愛はチキンカツ
「吉田美和風船作戦」と並んで、僕がディレクター時代に美術スタッフの協力で感激したのは、「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(現在CSのフジテレビ721で放送中)で「愛はチキンカツ」を収録した時のことです。
「愛はチキンカツ」とは、「やまかつ」で大ヒットした「愛は勝つ」(KAN)の替え歌です。これもあまり知られていませんが、実はこの「愛はチキンカツ」の作詞は僕がやりました。
ある日、いつものように「まるみ」(河田町にあるとんかつ屋)にADさんたちと夕飯を食べに行った時のことです。ラストオーダー間際に、チーフADのA君(その後「スマスマ」などをヒットさせて現在は編成部長)が駆け込んで来て「チキンカツ」をオーダーしたのです。周りにいた誰も気づかなかったけれども、僕はそこで「…最後にチキンカツ」というフレーズがひらめいたのです!
夕食を食べ終わりデスクに戻ると、僕は黙々と「瀬戸の花嫁」や「ブルーシャトー」に負けない替え歌を作ろうと、食べ物を盛り込んで替え歌を考えたのです。作家の鶴間さんにも相談して固まったのが下記の歌詞です。(テレビサイズに短く編集していますので残念ながらカラオケで歌えないのが玉に瑕です)
♪心配ないからあげ 君のおもちが
誰かにとうふ 明日がきつねうどん
どんなにこんにゃくで くじけそうめん
とん汁ことを 決してやめんたいこ
カレーうどん カレーライス
しばづけ 福神漬
愛するせツナサラダ 少し疲れ天丼 Oh…
どんなにこんにゃくで くじけそうめん
とん汁ことさ 必ず最後にチキンカツ
これを邦ちゃんがKANの扮装をして歌い、歌詞に合わせてベルトコンベアーに乗って「からあげ」や「おもち」などの食べ物が順番に出てきて最後にチキンカツが出てくるというのを考えたのです。
こんな企画を美術打合せで発表し、まずはセットを考えてもらい、次にKAN風の衣裳やカツラそして肝心の消え物(食べ物)なども発注しました。
そして収録の日、ベルトコンベアーの速度を計算しながら、歌詞に合わせてその食べ物がカット割りに入るように入念にリハーサルしました。少しでもタイミングを間違えると失敗しますので、食べ物をベルトコンベアーに載せる担当の装飾さんが一番大変でした。しかし本番は「一発OK」でした。フジテレビ美術スタッフが力を合わせると良い画が撮れるのです!
こうして放送された「愛はチキンカツ」は、反響も素晴らしくさっそく第二弾を撮るようボスに命じられました。ただ次はクロマキー合成で食べ物が歌詞に出るというシンプルな形でやりました。そして2週続けてOAしました。このクロマキー合成バージョンは何回かリピートされて放送されました。「愛はチキンカツ」はヘビーローテーションの道を歩み始めたのです。ただ僕としては、美術さんたちが苦労してベルトコンベアーにタイミング良く食べ物を歌詞に合うように乗せるという最初の作品の方が、今でも忘れられないほど気に入っているのです。
新装開店!「団塊ヒーロー香リン4」
大分駿です。来週月曜日よりいよいよ本編のスタートです。ただしタイトルを変更して「団塊ヒーロー香リン4(カオリンフォー)」として新装開店致します。
僕的には「哀愁と加齢臭の漂う団塊世代のおじさんが悪を倒す」という、ちょっと毛色の変わったヒーローものをやりたいという一念でみんなにわかりやすいスタイルのオリジナルストーリーを考えたのですが、あのままのタイトルだと別の人気シリーズと混同されて、社内外に迷惑をかけると判断して、タイトルやキャラクター名などを変更することにしました。ただ加齢臭アニメというコンセプトには全くブレはありません。
団塊おじさんの変身後のキャラクター名は、敵を倒せば3分間なれる「いい香り」をより強調するために、赤星→香リンローズ・青木→香リンマリンブルー・緑川→香リンハーブ・桃井→香リンピーチとし、おいしいカレーの香りはやめて人数も4人に変えます。色も白ベースにします。ついでに、悪臭怪人を送り込み悪臭を撒き散らして地球征服を企む汗体臭もちょっと名前が弱々しいので「悪臭大王」という名前に変えます。絵はそのままでおっさんぽいですが、最後に変身する時はすごいですから期待して下さいね。
というわけで、米良さんが歌う主題歌の「哀愁体臭加齢臭」のミュージッククリップも修正しておきました。引き続き応援して下さいね。そして来週月曜日から配信する「団塊ヒーロー香リン4」をお楽しみに!

専用車両
美術制作局では中継車のデザインなどもやっています。うちのデザイナーがデザインしている車が街中を走っているのを見かけたら思わずうれしくなってしまいます。そんなこともあり、僕は最近増えた「電車」の「女性専用車両」も、「シールを貼るだけでなく、うちのデザイナーにデザインしてもらうとポップな感じになるなあ」なんて思ったりしています。そこで今日は「専用車両」について考えてみたいと思います。
僕は通勤でりんかい線を使っていますが、りんかい線には平日の朝のラッシュ時と23時以降に使う「女性専用車両」があります。よく使う東西線にもあります。これは痴漢から女性を守るための車両で非常に有意義だと思います。でも端っこの車両なのが、ちょっとかわいそうですが…。僕はもっと多くの鉄道会社が「女性専用車両」を採用すればと思います。お年寄りが全員座れるように平日の昼間には真ん中に「シルバー専用車両」を作るのも良いでしょう。
23時以降の電車にはよく酔っ払いが乗っていますが、シラフで乗っている時は非常に不愉快に思うことってありませんか? いっそのこと「酔っ払い専用車両」を作り、そこに酔っ払いだけ乗せれば酒臭くなくて快適に乗れますよねえ。あといちゃいちゃしているカップルもよくその時間帯に乗っていますが、彼らは「カップル専用車両」を作って乗せれば良いですね。オタク臭が嫌いな人も多いでしょうから「オタク専用車両」も作りましょう。ついでに「イケメン専用車両」や「お笑い好き専用車両」や「ハードゲイ専用車両」なんかもできたりして…。
このようになればいろいろな「専用車両」ができ、同じ匂いのする人たちがそれぞれの「専用車両」に集まるようになり、楽しく家路に着くことになります。そして真ん中の2両だけが「普通車」になり、何の特徴もないなと思う人たちが乗り込みます。最初のうちは「普通車」がいつも超満員になるでしょうが、そのうち「普通車」に乗っている人が「自分って本当に普通でいいのかなあ?」なんて疑問を抱きつつ、「明日は恥ずかしいけどイケメン専用車両に乗ろうかなあ」とか「明後日は飲み会だから酔っ払い専用車両に乗ろう」とか「合コンの日はカップル専用車両に乗るぞ」とか「ちょっと勇気を出して明日はハードケイ専用車両に乗ってみるぞ、フォー!」とか「お笑い好き専用車両に乗りたいけどあれに乗ってギャグがウケないと次の駅で降ろされちゃうからなあ」などと考えるようになったりして…。意外と23時以降に電車に乗るのが憂鬱じゃなくなったりしそうです。
皆さんはどんな「専用車両」があればおもしろいと思いますか?
吉田美和は風船に弱い!
僕がディレクターだった頃に、美術スタッフの皆さんとの共同作業で最も記憶に残っているものの1つは、「うれしたのし大好き」という番組で、ドリカムの吉田美和さんを泣かせようとした時のことです。本人に内緒で美術スタッフとADさん総出で多量の風船を膨らませて、本番まで隠しておいたのです。
僕が横浜アリーナにドリカムを見に行った時のことです。「うれしい!たのしい!大好き!」を歌った後に、キャノン砲で銀紙が降って来て、吉田美和さんが感極まって泣いてしまったのです。それを見ていたお客さんたちももらい泣きしてしまいました。もちろん僕もです。美和ちゃんの涙って、観客を幸せな気分にしてくれるから不思議です。その光景を見て、僕も番組で美和ちゃんを泣かせて視聴者にもらい泣きしてもらおうと考えたのです。つまり「吉田美和は降らせものに弱い!」ということを利用して演出しようと思ったのです。そこで考えたのが風船作戦です。あくまでも内緒です。これも戦場です。相手に気づかれてはなりません。リハではその素振りも見せずに、本番のみの1回勝負です。「決戦は風船」です。
かくして本番の「決戦は金曜日」の歌終りで、多量の風船を吉田美和の頭上に降らせたのです。風船が降りてきたのに気づいた美和ちゃんの涙腺は、すぐにゆるんで泣き出しました。風船作戦大成功です。「我ら奇襲に成功せり!」です。美和ちゃんの泣き顔を見て中村正人さんやニーヒャまでもらい泣きです。陣内孝則さんにだけは我らの作戦を知らせていたので、彼は「これはね、美術さんたちみんながね、吉田のために、1つ1つ膨らませていたんだよ!」と言ったのですが、それを聞いてまた美和ちゃんの涙腺がゆるみ、さらに泣き出しました。撮っていた僕も思わずウルウルしてしまいました。風船を1つ1つ膨らませてくれた美術スタッフに感謝しながらです。きっとテレビを見ていた人も多くもらい泣きして幸せな気分になってもらえたと思います。「いい画が撮れたなあ」と自己満足しました。
僕は通常は「笑かす」ことに重きを置いているのですが、「うれしたのし大好き」に関しては吉田美和さんを「泣かせる」ことにも重きを置きました。このあとも、さらに数を増やした「風船作戦」を実施したのです。「今日はないな」と上を気にしている美和ちゃんの意表を突いて、歌終りでセットの七色の扉の奥から一斉に風船をジェット扇風機で飛ばしたのです。風船が美和ちゃんの視線に入るやいなや見事に泣きました。これも美術スタッフに助けられて大成功を収めたのです。
こうして「吉田美和は風船に弱い!」という伝説が生まれたのです。
大道具さんの繊細な仕事
今日は「ミュージックフェア21」の収録です。ゲストはBONNIE PINK、風味堂、中村中、MAROON5です。今回は和洋折衷の豪華なラインナップです。間違える人はいないとは思いますが、BONNIE PINKさんはバリバリの日本人で、MAROON5がアメリカ人です。ちなみにBONNIE PINKと泉ピン子を混同してBONNIE PINKOと間違えないで下さいね。また山本山みたいに中村中さんを「なかむらなか」さんとか読まないで下さいね。森三中みたいに「なかむらちゅう」でもありませんよ。「なかむらあたる」さんが正解です。
「ミュージックフェア」では曲ごとに照明や電飾などを変えるのですが、今回美術的なおすすめは、中村中さんの曲「リンゴ売り」の時のピアノにカーテンオブジェです。吊ったカーテンで壊れたピアノを包帯のように包んでいるイメージです。このカーテンオブジェに赤い照明が素敵ですので、是非ご覧下さいね。
さてこのカーテンオブジェは、実は大道具さんがメインで美術進行さんと一緒に作っているのです。手作業です。普通大道具さんと言うと、大きな柱やパネルを建てたり、重いものを軽々と担ぐというイメージがあるかと思いますが、実はこんな繊細な作業もしているのです。ちなみに、うちの大道具さんは新倉君と中島君という183pと185cmの大型コンビです。でも手先は器用なのです。

美術のお仕事
そう言えばまだ美術のお仕事について語っていませんでしたね。TV制作の現場には、制作・技術・照明・美術スタッフなどが裏方としているのですが、簡単に言えば我々美術スタッフは「一番早くスタジオに入って、一番最後にスタジオを出る」チームなのです。それを「ミュージックフェア21」の仕事の流れの中で説明しましょう。
「ミュージックフェア21」では、前の番組の「ココリコミラクルタイプ」の収録が終ってからそのセットをばらし、空っぽになったV4スタジオにデザイナーの引いた図面通りにセットを建てるのです。これを「建て込み」と言います。大体いつも深夜に始まり、早朝に終ります。建て込みが終ると、制作スタッフが入って来て、歌手やバンドなどの「位置決め」をします。それに合わせて今度は照明チームが入ります。そして曲ごとの照明を仕込むためにバトンを下ろしてライトを吊ります。これを「照明仕込み」と言います。照明仕込みが終ると、今度は技術スタッフがカメラなどの調整に入ります。それが終って初めて「収録」に臨めるのです。ちなみに照明と技術の仕込みの間は、美術スタッフは休憩できます。
「収録」になって初めて出演者の登場です。まずは音合せ・サウンドチェックをし、次に「カメリハ」ことカメラリハーサルをします。美術的には電飾やスモークなどの特殊効果もあれば、一緒に本番さながらのリハーサルをします。そして照明など直した後に、「本番」となるわけです。つまり歌手は最低3回は歌うのです。そしてディレクターの「OK」が出て、無事その曲の収録は終ります。大体1日に5、6曲+トーク収録があるので、結構時間がかかるわけです。
全部の「収録」が終って、オールオーバーで「お疲れ様でした!」となります。この「お疲れ様でした」をみんなに言えるのは、制作PやDの醍醐味でもあります。この言葉でスタッフ全員が満足感を得られるのです。みんな「お疲れ様でした」を聞くために仕事しているようなものですから…。「お疲れ様」の後は、みんなで後片付け=「バラシ」です。我々美術スタッフは技術や照明が終った後にやっとセットをばらせます。そして2時間ぐらいでスタジオを空っぽにして、次の番組のスタッフに明け渡すのです。
こんな感じで、美術スタッフは「一番早くスタジオに入って、一番最後にスタジオを出る」わけです。途中仮眠はできるものの、丸一日(24時間)ぐらい拘束されるわけです。結構きつい仕事であります。でもみんな頑張っています、TV番組を作るのが好きだから。
テルミンでコント!
テルミンと言えば、僕は「ポンキッキーズ21」の「爆チュー問題」でテルミンを使ったコントをやったことがあります。
これは僕の「爆チュー問題」の演出作品のうちでもお気に入りの1つで、たなチューがロックミュージシャンのネズローリーが落としたテルミンを拾ってきたという設定で始まるコントです。もちろんネズローリーとは、テルミンも演奏できるROLLYが扮したネズミです。
「テルミンをコントのテーマとして使ったのは業界で初めてではないか?」と僕は自負しています。もちろんその時にちょうど映画「テルミン」の公開でテルミンブームが来ていたのと、僕がかつて「音楽バカTV」(1996.6.15深夜放送)でローリーホットブラザーズ(ROLLY、嘉門達夫、小川文明)でテルミンを使った経験があったのとで、テルミンコントをやろうと考えたのです。
この時は「箱型テルミン」を使いました。僕が持っているのと違って高価なテルミンです。この「箱型テルミン」はそんなに生産されていなくて持っている人は日本でも数少ないので、ROLLYの知り合いの東京音大の教授にお借りしました。竹内正実氏が持っている茶色い木製の箱型テルミンと違い、黒い箱型テルミンでした。爆笑問題の2人もテルミンは初めて見たようで、リハの時に音が出るとやはり不思議がっていました。それを見て太田さんは台本にないボケも思いついたようです。
さて、実際にテルミンを使ったコントはどういうものかわかるように構成を書きます。
※「たなチューテルミンの巻」構成
・チューエックス「さがしものはなんですか」にネズローリーが出演し、黒くて大きな楽器をなくしたと発表。
・それを見ていたぴかりのもとへ、たなチューが「テルミン」を拾って帰ってくる。
・いつものように「何だろう?」と考える2匹⇒「わかった。これは掌ツボ押し器だ」とぴかりはアンテナに手を当てるが、「違うなあ」。
・そこでスイッチを発見しスイッチを入れて左手をアンテナから放すと「ブーン」という音が鳴りびっくりする2匹。ぴかりはあわてて左手でアンテナを掴むと音は止む。
・「わかった。これは泥棒よけの警報器だ!」と言いぴかりは泥棒を演じる⇒左手を放すと音が鳴りあわてる泥棒⇒しかし左手でまたアンテナを掴むと音は止み、泥棒テルミンを持って逃げようとする⇒「それじゃ逆じゃないか!」とたなチューがすかさず突っ込む。
・そんな所にネズローリーが入ってきて「それは俺のなくした楽器テルミンだ!」「本当にあなたの楽器なの?だったら証拠を見せろよ」とたなチューに言われ、ネズローリーはテルミンで「かえるの歌」を演奏。
・「すみませんでした。これはネズローリーさんにお返しします。でもせっかくだからテルミンを教えてよ」と言われ、ネズローリーのテルミン教室始まる。
・幽霊が出る音やUFOが来る音などを演奏してみせるネズローリー。
・ぴかりもやってみると言い、テルミンに挑戦⇒「ブーン」という音の後自分のほっぺたを叩く⇒「蚊じゃねえだろ!」とすかさずたなチュー突っ込む。
・引き続き「お・ま・え・は・ア・ホ・か」を伝授するネズローリー⇒たなチューもやってみて「お・ま・え・は・ア・ホ・か」を見事に演奏⇒ぴかりもやると言い、またしても蚊。
・そしてお約束の「でたらめ」に突入。
・「でたらめな歌テルミンバージョン」(ネズローリーがテルミン、ネズブンメイがピアノを演奏し、爆チュー問題が歌う)
・歌終わりでテルミンをネズローリーに返し、ネズローリーはうれしそうに帰って行く。
・「テルミンなくなって寂しいなあ」とぴかりつぶやく。
・ワイプ明け、たなチュー段ボールを体に被り、右手を上げて左手も横にしてアンテナのようにしている
・「たなチューテルミンだ!」と言ってぴかり、たなチューテルミンの後ろに立ち演奏するとたなチュー口でテルミン風に「ブーン」と言ったりしてテルミンになりきる。
このような構成で、テルミンの特性をほぼ生かしたコントができたと思います。ちなみに「蚊」が太田さんの考えたボケです。
あとテルミンコントの収録後に、ROLLYの要請で急遽♪「星に願いを」の演奏を収録することになりました。ネズローリーとネズブンメイのアドリブ演奏です。この申し出にカメラさんや照明さんは快く対応してくれて、結構感動的な演奏の画を即興で収録することができました。地上波では放送していませんが、ROLLYはファンの集いで流したらしいです。かなり好評だったようです。もちろん僕の中でもお宝映像であります。
緑の戦場で珍記録!
今日は「緑の戦場」です。先週の土曜日のゴルフコンペに続いて2週連続です。我々美術スタッフではゴルフが盛んなのです。「よく働きよく遊ぶ」のが美術スタッフです。まあ、たまたま美術での大きな大会が2週続いたのですが…。
今日も51人のコンペですが、先週のコンペも57人が参加した大コンペでした。そこで僕は99というスコアでハンディとメンバーに恵まれて、8位に入りました。うちの会社のコンペで8位といえば「8チャンネル賞」で結構良い賞品がもらえるのです。この日は会費制の同好会のコンペでしたけれども、まずまずの賞品をゲットできました。ありがとうございました。
さてその日僕は、すごい珍記録を達成しました。前半は45という僕にしてはかなり上出来なスコアでした。4番ホールからパー2回・ボギー4回と好調だったのです。そして後半のハーフにすごいスコアが出たのです。10番から12番までパー4でボギーが続き、9ホール連続ボギー以下と好調を維持していました。しかし13番のショートでついに崩れトリプルボギーを打ってしまいました。続くロングはボギーと持ち直しましたが、15番のショートでまたしても6を打ってしまったのです。そして16・17番のミドルで立て続けにトリプルボギーと完全に崩れてしまいました。あんなに好調だったのに、このまま最後のロングでもトリプルだと100を切れないということになってしまいました。
18番はパーを狙いたいと思っていたのですが、結局遠くに5オンでした。ここで「7で上がれば…」というのが頭をよぎりました。もう珍記録狙いです。そして近くに寄せるべくパットしたのですが、1mぐらい残してしまいました。そうです、これを入れれば「555666777」というスコアで上がれるのです。しかもトータル99と100も切れるのです。そんなわけでしびれるパットに臨みましたが、運良く沈めることができました。「555666777」と「フィーバーフィーバーフィーバー」しちゃったのです。こんなスコア出したのは初めてです。
そんなわけで、珍記録をマークしたのが先週のコンペでした。今日は普通に頑張るぞ!

コアラの名付け親
先日「三原じゅん子と元コアラ、離婚か?」という芸能ニュースが取り上げられていましたが、各局「ハッピハッピー。」でなく「元コアラ」としていたのにはちょっとびっくりでした。「ハッピハッピー。」だと長いからスーパーを入れにくいという理由からです。
コアラは細木数子さんによって「ハッピハッピー。」に改名しましたが、実は「コアラ」に改名させたのはあまり知られていませんが、僕なのです。「Mars TV」という深夜番組(1994.10〜1995.3放送)をやっていた頃だったと思いますが、三軒茶屋の居酒屋で「アニマル梯団で相方がおさると名乗っているのに○○○○という本名を名乗っているのはおかしいだろう」と指摘して、その流れで「ウォンバッドはどう?」「いえ、ウォンバッドはちょっと…」「じゃあ、売れたらお菓子のCMが来るようにコアラってどう?」「はい、それにします」という風な感じで、コアラと改名することになったのです。
こうしてアニマル梯団はおさるとコアラになったのですが、売れたら売れたでやがてコンビは解散してしまいました。そしてピンになった「おさる」はいつしか「モンキッキー」に、「コアラ」は三原じゅん子さんと結婚して「ハッピハッピー」に改名してしまいました。二人とも細木数子さんによってです。「やっぱり細木さんには叶わないなあ」と思いました。
ところが先日「元コアラ」と各局で報道されたのです。ふと思いました、「細木さんに勝っちゃった!」と…。
♪哀愁体臭加齢臭
ちょっと問合せが多かったので、主題歌の「哀愁体臭加齢臭」のミュージッククリップを予定より早く今日アップさせていただきました。もうおわかりだったと思いますが、歌っていたのは米良美一さんです。哀愁漂う団塊世代を励ます神様みたいな感じで歌っていただきました。
大分駿(おおいたはやお)は、音楽にもこだわります。最近のアニメは、アニメの内容に関係なくテーマ曲とエンディング曲をタイアップで決めているのもありますが、僕はそういうのはイヤです。「宮崎作品」もそうですが、音楽も含めて全部作るのが「大分作品」なのです。したがって主題歌もオリジナルで作りました。それが♪「哀愁体臭加齢臭」という曲です。
♪「哀愁体臭加齢臭」というテーマ曲が浮かんだ時に、僕はピアニスターのHIROSHIさんに作曲を依頼しました。HIROSHIさんは、結構派手な衣裳を着て、右手でショパン・左手で都はるみを同時に弾いたり、お客さんに曲名を10曲ぐらいしりとりであげてもらい即興で演奏したりするエンタテイナーです。僕が「音楽バカTV2」(1996年8月16日深夜放送)をプロデュース・演出した時に出演していただいたことがあります。その時はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」が「スーダラ節」に変わっていくという「アイネ・クライネ・スーダラ・ムジーク」を弾いてもらいました。
さてそんなHIROSHIさんなのですが、実は優秀な作曲家でもあるのです。僕は3月2日の「デジタルメディアカーニバル」での発表に間に合わせるため、今年2月6日に「哀愁体臭加齢臭」のラフな歌詞を持って行って作曲打合せをしたのですが、彼はちょっと歌詞を並べ替えたりして30分ほどで曲を作ってしまったのです。哀愁漂う良い作品です。「さすが天才だ!」と思いました。
僕は短時間で生まれた奇跡の楽曲♪「哀愁体臭加齢臭」に2番の歌詞を足して、2月26日に米良美一さんに来ていただいてレコーディングをしました。これも3回ぐらい歌ってOKになったのですが、米良さんの美しい歌声で♪「哀愁体臭加齢臭」は名曲として産声をあげて誕生したのです。そして引き続きそのスタジオで、ミュージッククリップも撮らせていただいたのです。当日ブルークロマキーの布も持って行って合成の相談をしたら、米良さんは快諾して下さり、5つの顔で歌って下さったのです。
こうして♪「哀愁体臭加齢臭」のミュージッククリップは完成し、すばらしくてなおかつちょっとおちゃめな仕上がりとなったのです。









