恵方巻いろいろ
節分と言えば「豆まき」だと思っていましたが、最近は「恵方巻」を食べるのが流行っているような感じです。節分の夜にその年の「恵方」に向かって目を閉じて願い事を思い浮かべながら、終始無言で太巻き寿司を一気に食べるのが慣わしとされているそうです。
「恵方」とは陰陽道で言う「良い方角」のことです。今年の「恵方」は西南西なのだそうですが、誰が決めるのでしょうか? 余談ですが、陰陽道では忌み嫌う方角のことを「鬼門」と言います。これは丑寅(うしとら)つまり北東の方角と決まっています。猪群山ストーンサークルは、宇佐神宮の奥宮・大元神社からちょうど鬼門である北東の位置にあります。
話は恵方巻に戻りますが、調べてみると恵方巻の起源については諸説があります。大阪が発祥だという説が強いようです。江戸末期から明治初期にかけて大阪商人による商売繁盛祈願で始まったという説と、豊臣秀吉の家来・堀尾吉晴が節分の前日に巻き寿司を食べて出陣し大勝利を収めたのを由来とするという説があります。また、栃木県が発祥という説もあります。栃木県下都賀郡壬生町の磐裂根裂神社(いわさくねさくじんじゃ)の節分祭では、参列者に振る舞われる「夢福巻き寿司」を、宮司の神事の後に太鼓の合図とともにその年の恵方に向かって丸かじりするそうです。太巻きを鬼の金棒に見立てて邪気来福の祈念を行うのだそうです。
僕は九州出身なので恵方巻を節分の夜に丸かじりしたことが未だにありません。数年前にコンビニが恵方巻の販促キャンペーンをするようになって初めてその存在を知りました。最近はどのコンビニでもやっているし、いろいろなお店で恵方巻を売るようになったので、かなり一般的にも認知されていると思います。
今年の恵方巻は、オーソドックスな太巻き寿司だけでなく、海鮮巻・ヒレカツ巻・牛しぐれ巻などいろいろな太巻き寿司もあるようです。寿司だけでなく、恵方巻ロールケーキもあるそうです。恵方巻の太巻き寿司を丸かじりした後、デザートで恵方巻ロールケーキを終始無言で一気に丸かじりするのは結構労力がいりそうです。
さらにイタリアン恵方巻もあるようです。中華恵方巻こと恵方春巻きもあるのでしょうか? 恵方巻クレープや恵方巻ブリトーなどもあるのでしょうか? はたまた、有名人の作った恵方巻もあるのでしょうか? 水野真紀さんが作った恵方巻を恵方水野真紀として売ると売れるような気がします。EXILEのマキダイさんプロデュースの恵方マキダイも人気となりそうです。みんな恵方マキダイを持って西南西向きで踊ったりして…。他にもいろいろな有名人の作った恵方巻が出てきて、恵方坂井真紀・恵方後藤真希・恵方カルメンマキ・恵方カルーセル麻紀・恵方牧伸二・恵方真木蔵人&恵方マイク真木などがお店の棚に並んだりして…。そんなわけないですよね。
こんなことを考えているうちに、恵方巻を食べてみたくなりました。でも一本大きいのを終始無言で一気に食べるのは大変そうなので、「恵方巻ハーフ」で良いような気はします。









