新・週刊フジテレビ批評

テレビウィークリー

第465回フジテレビ番組審議会

DATE : 2017.03.11(土)

CATEGORIES : | テレビ ウィークリー | バラエティ |



3月8日(水)、フジテレビ3月の番組審議会が開催された。議題となったのは、2月24日に放送された金曜プレミアム『さまぁ〜ずの神ギ問 そもそも神ってる2時間SP』。この番組は視聴者から寄せられた様々な疑問の中から素晴らしい疑問を“神ギ問"と認定、それを検証し、解決していくというバラエティ番組だ。
委員の大半から好意的な意見が寄せられ、麗澤大学教授の八木秀次委員は、「簡単に調べて分かるようなことではなく、テレビならではの組織的な力を使って初めて分かるようなことを提示してみせた。テレビの底力を見せている」と述べた。また弁護士の但木敬一委員も「スタジオがよくできていた。スタジオゲストに存在感がないというのはあるが、VTRとの関係でスタジオが浮いていないところが非常に良かった」と述べた。
その一方で早稲田大学教授の岡室美奈子委員からは、「かつてフジテレビがやっていた『トリビアの泉』と比べてしまうが、全体を貫くコンセプトが少し足りない気がする。面白いが明確な斬り込んでいくような思想のようなものがないと、攻める番組にはなりにくいと思う」という意見が寄せられた。また作家の林真理子委員は、「昔のフジテレビのバラエティは直接取材先に行って粘り強く交渉していたのだが、パソコンで:検索して電話してOKをもらえた所に取材に行くというのがちょっと安易だなと思う。検索に頼らず、粘るところは粘り、嫌がる質問もガンガンする、というくらいの気概を持ってこの番組を作って欲しい」と述べた。
これらの意見に対し、番組の塩谷亮ディレクターは、「皆、同じ条件でグーグルから調べられるが、こうやると番組として紹介できるものになるという考えで、グーグルから電話交渉というスタイルを使っている。ネットを利用して好きなものを調べられる時代において、ネットの情報が本当に正しいのかということと、テレビだから自分が知りたいと思わないことも提示され、逆に興味を持って楽しんでもらえると考えてこの番組を制作している」と回答した。

コメンテーターの江川紹子氏は、
「結構面白く見た。特に取材プロセスをチョロッと見せる部分はすごく面白かった。ただモノによって、すごく面白い疑問とそうは思えないものの両方があった感じだった。また“神ギ問"という言葉だが、個人的には“神"という言葉をこんなに軽く使っていいものかと、どうしても気になってしまった」とコメントした。

 

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