新・週刊フジテレビ批評

テレビウィークリー

第451回フジテレビ番組審議会

DATE : 2015.10.17(土)

CATEGORIES : | テレビ ウィークリー | バラエティ | 放送倫理 |


10月14日(水)、フジテレビ10月の番組審議会が開催された。議題となったのは、10月5日に放送された『バイキング』。この番組はMCの坂上忍と出演者たちが、旬の話題や疑問を徹底取材して伝えていく情報バラエティ番組。この日は坂上忍が、お世話になった方に自腹で高級料理をごちそうするという名物企画を放送した。
麗澤大学教授の八木秀次委員は「どの層を視聴者の対象にしているのか分からない」と述べ、弁護士の梓澤和幸委員も「何を面白がらせようとしているのか、という発明・発見、ひらめきを感じられない」と述べた。さらに作家の林真理子委員も「緩いと言おうか、どういうコンセプトなのかよく分からなかった」と述べるなど、様々な批判の声が上がった。
番組の小仲正重チーフプロデューサーは、「20年近くバラエティをやってきたが、最初の10年くらいは『自分はこれを見せたい』ということに視聴率がついてきた実感があった。しかしその後、直感が視聴率に結び付かないという経験をして、今回、ターゲットは何を求めているかという調査をフジテレビと関西テレビにお願いしている」と回答。これを受けてフジテレビの亀山千広社長も「『笑っていいとも!』はいろいろな事情で昨年終了した。ところがバラエティのスタッフ諸君が30年続いた番組の後をやらせて欲しいと手を挙げてきた。その熱意に打たれてバラエティをやろうと決断した。今後、バラエテイの諸君がグルメネタをニュース番組のように取り上げる努力を続け、それがうまくいくようになれば、この枠の鉱脈になると信じているので、長い目で見てやって欲しい」と述べた。
この発言を受けて、さらに脚本家の大石静委員は、小仲チーフプロデューサーに対し「自分の感覚をもっと出さないと、命張ってこの時間を背負っているとはならないと思う。プロデューサーの想いをもっと出した方がいい」と叱咤激励した。

コメンテーターの江川紹子氏は、
「私も大石さんと同じような感じを持った。やはり『ターゲットが何を求めているか』ではなくて、『自分が何を見たいか』『何をやりたいか』ということをやってもらうと、このように中途半端にならずに済むのではないか。自分の直感をもう少し信じて、番組を作ってほしい」とコメントした。

 

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