新・週刊フジテレビ批評

The 批評対談

テレビって面白いか

DATE : 2014.07.05(土)

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「今のテレビは面白いと思っているのか」という質問に対し、大宮エリー氏は「面白いと思っている」と答えた。「ほとんどテレビを見なくなった」という宇野氏は「テレビが面白いのならもっと視聴率は上がるだろうし、話題になるのでは」と指摘。「昔はテレビしかなかったが今は、ネットもあるしゲームもある時代だから仕方がないのでは」と大宮氏は述べた。また、大宮氏は「好きなテレビ番組は?」という質問には「タモリ倶楽部」と答え、出演者やスタッフのファミリー感があって面白いと答えた。

A    ネット世代とテレビ
「今のテレビは昔あったキラキラ感や魔法が切れてしまった感じがする。今テレビがやっていることはネットでやってもいいのでは」と宇野氏が語ったのに対し、大宮氏は「ネットとあえて比較しなくてもいい。ネットは確かに情報を得るには、大事なツールであるがお茶の間で見ることはない。テレビはお茶の間で楽しめるものだからこそ、“王道”なテレビ番組が見たい」と語った。

B    これからのテレビに求めることは?
大宮氏は「今のテレビは同じスタッフで同じ出演者が出ている」と指摘し、「視聴率が悪くてもテレビ制作者は自分を信じて続けて欲しい。作品性があるテレビ番組が見たい」と語った。一方宇野氏は「テレビはザッピングする人が多いからこそ、他局と違うことを放送して、偶然の出会いを仕掛けて欲しい」と語った。
さらに宇野氏が「家族の形態もバラバラの時代、特定な視聴者に向けて番組を作るのではなく、幅広い視聴者層に向けた方がいいのでは」と意見を述べると、大宮氏は「今のテレビは視聴率のことしか考えてなくて、この人に見せたいという気持ちが足りていないように思える」と語った。

@    大宮エリーとテレビ
GUEST PROFILE
大宮エリー (作家 /演出家 /映画監督 /脚本家 / CMディレクター / CMプランナー)
1975年大阪生まれ。
広告代理店勤務を経て、2006年に独立。映画「海でのはなし。」で映画監督デビュー。主な著書に、『生きるコント』また、2007年よりテレビドラマの脚本、演出も手がけている。「木下部長とボク」「ROOM OF KING」「the波乗りレストラン」、「三毛猫ホームズの推理」(脚本のみ)、「サラリーマンNEO」(脚本参加)。2012年より来場者が参加する体験型個展を数々発表。
現在、週刊誌『サンデー毎日』、雑誌『DRESS』にて連載中。
J-WAVE他、JFL5局ネットで放送中のラジオ番組「TOYOTA FRIDAY DRIVE WITH ELLIE」ではパーソナリティーを担当。(毎週金曜日16:00~)

COMMENTATOR
宇野 常寛 評論家

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