新・週刊フジテレビ批評

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国民的アニメ番組を審議

DATE : 2013.10.12(土)

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10月9日、フジテレビ10月の番組審議会が行われました。
議題となったのは、毎週日曜夕方6時30分から放送のアニメ「サザエさん」の10月6日放送分です。

八木秀次委員は、
「サザエさんというのは、私の感覚では、1970年代の風景なのかなと見てたんですけれども、この中では3世代同居で、専業主婦がいて、家族みんな仲良くて、
それをずーっと同じスタイルでやり続けているというところに、
魅力があるんだろうなと思うんですね。」とコメント。

脚本家の大石静委員、作家の林真理子委員は、それぞれ専門的な立場から、
サザエさんを分析。

大石静委員は、
「台本書きとしては、言葉遣いが非常に美しいのにも、衝撃を受けるほど、
きちっとした日本語を喋ってるなと思いました。
『いいんだよ』とかと言うところも『いいわよ』と言うし、
『何々しなさいよ』と言うのも『何々なさいよ』って言うんですね、サザエさんでは。」
とコメント。

林真理子委員も
「脚本家の方に毎回毎回新しいストーリーを作っているんですが、
必ず4コマ漫画に出てきたネタを、ちゃんと忍ばせてあるんですよ。
配分の仕方が実に絶妙で、
私はほとんど神懸かっているくらいの配分で、おそらく何かの法則に、
人間の心理の法則に則って作られているのではないかと思うくらい絶妙です。」
とコメントしました。

各委員から、サザエさんに対する様々な見方が示される中、番組担当者は
制作における工夫などを説明しました。

フジテレビ編成部の情野誠人は、 
「長谷川町子先生の原作、実は6477話あるんですけれども、
その原作を必ず1話は使って作品を構成するようにしております。」
「サザエさんに関してはおなじ服を全く着ないという、実はこだわりがございまして、
7000回、すべて違っているんですね。」
「毎月お花が変わったり、衣替えもサザエさんはしているんですけれども、
そういったところは非常に意識して制作はしております。」とコメントしました。

コメンテーターのジャーナリスト 江川紹子氏は
「マンネリ化もしれないんだけど、ちょっと安心感があるというか、例えていうならば、昔お母さんが作ってくれた弁当みたいな感じで、開けるまで何が入っているかわからないけど、でも、この範囲のものが入っていて、そして、何かあったかくて、おいしくて。
そういう安心感があるっていう、そういう感じの番組ですよね。
いつも『前へ、前へ』と、私たちの世界はいくじゃないですか。だけど、前に経験したようなところに舞台がなっているので、そこもほっと安心する、という、そんな感じのところもありますね。」とコメントしました。

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