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人気漫画雑誌のアプリ 15日で30万ダウンロード突破

DATE : 2013.08.17(土)

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今月16日、集英社は1日に配信を開始したスマートフォン・タブレット向けのアプリ「ジャンプLIVE」が、15日間で30万ダウンロードを突破した、と発表しました。

Itmedia eBookUSER編集長西尾泰三氏は
「すごいペースで伸びているので、これはジャンプのブランドが当然あるからというのが寄与していると思うんですけど、基本的にはコンテンツを読ませるタイプのアプリのダウンロード数としても、突出してるなと。」と解説しています。

このアプリは「週刊少年ジャンプ」の電子書籍版増刊号として位置づけられているもので、漫画だけではなく、動画コンテンツ、ゲーム、小説などを毎日更新し、配信するという出版界初の試み。

その内容は鳥山明氏の人気作品「ドラゴンボール」や、
37年間連載されている秋本治氏の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の復刻版、ここでしか読めない人気作家が手掛けた漫画などの連載。
更に「ジョジョの奇妙な冒険」で人気の荒木飛呂彦氏がパスタ料理を作る動画や、連載漫画をモチーフにしたミニゲームなどが配信されており、注目を集めています。

週刊少年ジャンプ副編集長細野修平氏は
「やっぱり最初の目標というのは、100万人にダウンロードしてもらうことが、一番最初の目標だと思っています。」
「今回の『ジャンプLIVE』では(100万人に)届かないにしても、次の(電子版)雑誌を出そうと思っているので、それを重ねていけば、大丈夫だろうと思っています。」
 
出版不況の中、電子書籍の市場規模は2012年度の約729億円から、5年後には2390億円へと成長が見込まれています。

出版社のこのような取り組みが電子書籍の将来にどのような影響を与えるのか。
Itmediaの西尾氏は次のように語りました。
「毎日更新だという感じで、かなりデジタルに寄ったアプローチのコンテンツ作りをされているところなので、雑誌のブランドを生かしたアプリを作るかどうかはわからないですけど、同じような取り組みというのはどんどん増えていくんだろうなと思いますね。」

コメンテーターのジャーナリスト、江川紹子氏は集英社のこの取り組みについて
「作品を見る機会が増えるということになるわけですから、読者にしてもいいことだと思うんですね。ただ、やっぱり一番大事なのは、コンテンツ、中身ですよね。それを作るのは『人』で、やっぱり作者、あるいは編集者ですよね。そういう『人』をどうやってこれから育てていくのか。媒体だけに目を奪われずに『人を育てる』ということが一番大事なのかなと思います」
とコメントしました。

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