新・週刊フジテレビ批評

クリティックトーク

〜親子で考える夏休み〜「明日のカルタ」にこめた想い

DATE : 2013.08.03(土)

CATEGORIES : | Critique TALK |

数々の名物テレビ番組を手がける、放送作家の倉本美津留氏が、子供たちのためのアートイベント生まれたカルタ「明日のカルタ」を今年6月、本にして出版した。番組ではまず、カルタの内容を紹介、そして倉本氏に、カルタに込めた想い、メッセージを聞いた。
あ、のカルタの「あ、明日は明るい日。明日の明日はもっと明るい。だから未来はすごく明るい」の言葉については、「ある時、明日という字をみて、気が付いてびっくりした。これは本当に明日だと。文字を分解すると、明日の『明』は『日』があって『月』がある。そしてまた『日』がある、日が出て、月が出て、また日が出る。ちょうど一日経っていることを表している。明日は本当に『明日』だと思った。しかも明るい日。未来は明るいということが文字の中に込められている。なんて面白いんだろうと思った」と解説した。さらに「みんなの事ばかりみんな」に触れ、「周りのことばかり気にして個性がなくなるのが良くない。自分が好きな事を胸張って堂々としていけばいい」と子供たちに対する思いを語った。
そして「カルタはアートと文学とスポーツが三位一体になって楽しめるから優れている」とカルタの素晴らしさに触れた上で「いろんな人に届けるためには本にしたほうがいいと思った」と出版の経過を明かした。
カルタに対する子供たちの反応については「これって何だろうというクエスチョンが出ればいい。子供に分かり易い言葉だけにしていない」と意図を説明。
「子供の頃に持っていた大切な部分は大人になると削がれていく。子供の頃を思い出した方がいいじゃないかという思いも込めた」と大人へのメッセージもある事を語った。
一方、長く放送作家してきた立場から今のテレビのあり方について「どんどんと面白くなる方向にあると思う。経済的なこともあり、ここ数年、実験的な事でなく無難な事をやりがちだった。でも、最近、いろんな可能性を試さないと、というところに迫られている気がする。それか感じている人間がやっちゃおうか、という感じなってきている。面白くなってきていると思う」と語った。
そして「テレビは子供にも影響力が大きい。テレビに面白いことが増えること、いろんなバリエーションが増えることが、子供たちへも、いろんなヒントになる。ポジティブにまだまだ面白いこといっぱいある。その気持ちで死ぬまで発信したい」と締めくくった。


■ゲスト
倉本美津留(くらもと みつる)
■プロフィール
1959年生まれ、放送作家として『EXテレビ』など画期的な深夜番組を次々と手がける。90年代半ばから拠点を東京に移し、『ダウンタウンのごっつええ感じ』『たけしの万物創世紀』『伊東家の食卓』『笑う犬の冒険』など数々のヒット番組を担当。
WOWOWのドラマ・ドキュメンタリー『勝・新(KATSUARA)』笑い飯のコントDVD『パン』も手がける。『ダウンタウンDX』のトスポや『一人ごっつ』の大仏、『シャキーン!』のウロベエなど、声の出演も多い。また、ミュージシャンとしてもNHKみんなのうたで「YOUに美津留」として「月」を発表。「峯田に美津留」で、オリコンチャートイン。
また「さくら学院」の"校長"としてアイドルグループをプロデュースするなど幅広く活動中。

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