新・週刊フジテレビ批評

1 Week TOPIC

夏休み大調査!小学生とテレビの今

DATE : 2013.08.03(土)

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生まれながらにネットや携帯が普及していた世代となる今の小学生。多くの小学生で賑わう上野を中心に小学生100人に調査を行った。様々なメディアの中で好きなものを聞いてみると、多くの子供たちがテレビをあげた。では、子供たちはどんな番組を見ているのか最も好きな番組を聞いてみると、1位は100人中11人の「ワンピース」など5位まで全てアニメとなり未だに小学生にとって、アニメが大切なコンテンツであることが分かった。その一方で、アニメ、バラエティ、ドラマなど46にものぼる多種多様な番組が挙げられ、誰もが見ている「お化け番組」と呼ばれるような突出した人気番組は減っているのかもしれない傾向が見られた。また、テレビのあるサービスに、子供たちが興味を持っている事が明らかになった。それはリモコンを使って、番組に参加できる「データ放送」。「めざましテレビ」やNHKの番組などデータ放送が好きと答える子供が見られた。子供とメディアの関係を研究するベネッセの木村氏は「パソコンやタブレットなど自分が入力したことがダイレクトに返ってくることが子供たちは大好きでデータ放送もそういう中で参加することを楽しんでいるのでは」と分析した。一方でテレビは、現状に胡坐をかいてはいられない実情も見えてきた。放送している番組と録画した番組のどちらを多く見るか聞くと、100人中、61人が「録画」と回答。録画と答えた子供たちの多くは習い事を行っており、テレビをリアルタイムで見る時間が限られていた。木村氏は「習い事も8割位の子供がしている。生活が非常に多様化して、見たい時間に好きな番組が見られない。その一つの手段として好きな番組を録画して後でみるという行動が増えている」という。小学生には当たり前になっている録画視聴。「テレビ番組について友達と話をするか」と聞いたところ、話をしないと答えたのが44人と多くの子供がしていない結果となった。ベネッセの木村氏は「子供によって見たいものや時間が多様化し、それだけ子どもたちが選択する番組の幅の広がりが生まれている」と分析した。コメンテーターの上智大学音好宏教授は「興味深い100人インタビューだと思った。多分放送業界の人たちが見ると少しほっとするのではないか。若者のテレビ離れが言われている中で子供たちは結構テレビを見ているな。データ放送は大丈夫かという中で、結構使っているとか。ただ、もう一方で録画視聴があったり、多メディア時代、多チャンネル時代の彼らの選択的な接触というものが垣間見えて、次の時代のテレビ番組作りのヒントのようなものが、たくさん入っていたのではないか。」と語った。

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