新・週刊フジテレビ批評

1 Week TOPIC

番組の付加価値を生む、テレビメタデータの活用とは?

DATE : 2012.11.10(土)

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テレビの「メタデータ」とはテレビ番組において"出演者""内容""時間放送"などを番組内容を詳細に記録しているデータのこと。このテレビのメタデータは企業のマーケティングなどに活かされてきたが、近年は、新しい消費者サービスに使われ始めている。地図データや目的地までの道のりを紹介しているサイト、「ナビタイム」で「TVスポット検索」をクリックして「めざましテレビ」と入力すると、「国営昭和記念公園」という地名が出てきた。この施設はめざましテレビで紹介された場所だった。ナビタイムは番組で紹介された施設をナビに登録、ルート検索が簡単にできる仕組みを作り、その場所に行きたいという視聴者のニーズに答えている。さらに、検索サイト「ヤフー」でも番組で紹介されたCDが欲しいと思った場合はトップ画面で「番組名」を検索し、「(番組名)の情報」をクリックすると、番組で紹介された商品などの情報が現れ、テレビで見たものがすぐに買える仕組みになっている。これらはテレビの詳細データ、「テレビメタデータ」を使ったサービス。このデータはどう作成されているのか「メタデータ」を提供する企業エムデータでは、約100人のスタッフが24時間交代制で、放送を実際に視聴しデータ化するという人海戦術がとられている。テレビを見ながら、リアルタイムで番組の概要、出演者情報などを入力している。視聴者がより便利にテレビの情報を使えるよう進められる「メタデータ」の利用。さらに、サービスはテレビそのものにも広がっている。東芝が先月末に発表した新しいテレビは、例えば「田中真紀子」というワードを選ぶと、関連するシーンを録画してある様々な番組の中から抜き出し、自動で教えてくれる。メディアに詳しいフリージャーナリストの西田氏はこのテレビメタデータの今後について「メタデータを使って、簡単にリモコンで選んでショッピングすることもできる。すなわち、流れていってしまうテレビ番組をもっと活用する、そういったことができるようにするための情報として、映像プラスメタデータの情報を使うという形で活用されていくと思う。」と予測した。
コメンテーターのジャーナリスト江川紹子氏は「テレビを見ていて紹介されてすぐにメモを取れなかったりするときには便利だと思う。ただ、個人としては情報があふれていて、これ以上情報やデータに振り回されたくないという気持ちもある。」と語った。

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