2016年02月23日

小さいけど賢く

 20日、ベルリンのオリンピアスタジアムでヘルタ対ウォルフスブルクを観ていると、他会場の途中経過を示す電子掲示板に「バイエルン0ー1ダルムシュタット」という表示が……
この瞬間に「ヤー(イエス!)」という歓喜の声でスタジアムが包まれました。
これはきっとバイエルン以外の会場のどこでも同じだったはず。
みんなアンダードックを応援したい心情があるのですね。

 でも23日のCLとなると別です。やっぱりバイエルンには勝ち進んでほしい。
しかしディフェンダーが次々と怪我で離脱し、ダルムシュタット戦では冬に獲得したセルダー・タスキがあまり役に立ちそうでないのがわかった今、ユベントスを相手にどう立ち向かうのか。けっこう厳しいかもしれません。

 予想されるのは、左からラーム、キミッヒ、アラバ、ベルナトのフォーバック。
ラームとベルナトは170cm、キミッヒは176cm、アラバは180cmと小柄です。
ユベントスには185cm以上の選手が9人おり、バイエルンには3人。
空中戦になったら、あまり勝ち目がありません。
グアルディオラ監督は「自分たちのペナルティーエリアに相手を近づけない。そうすれば危険が減る」と言っていますが……
 
「小さいけど賢く」というのがキッカー誌の見出しで、解決法のようです。
 

2016年02月16日

ネビルの次は・・・?
 期待を背負って就任したものの、最悪の状態から抜け出せないバレンシアのガリー・ネビル監督。
 
 
 1−0で敗れた前節ベティス戦後には、ネビルはチームバスの前でバレンシアサポーターに罵声を浴びせられ、警備員が周囲を固めたほど緊迫感は高まっている。試合中には「ピーター(・リム。オーナー)出て行け!」のコールも聞こえるなど、監督も幹部も選手も批判の嵐にさらされている。
 
 そんな中、予想外に平然とした態度を保っているのが、当の本人ネビルだ。
 
 彼は敗戦にも会見では時折笑顔までみせ「私は自分の仕事に自信を持っている。今日も負けるには値しなかった。チャンスを活かせなかっただけ」と語る図太さを見せた。このあたりは長年共にしたファーガソンに教わったことなのだろうか。ファーガソンのマンUは、ここまで負けることはなかったけれど・・・。
 
 そんな中、アス紙はすでに「ネビルの後任は誰が適任か?」というアンケートをとっている。その中では、マンチェスター・シティの監督を今季いっぱいで退任するマヌエル・ペジェグリーニが44、61%の票を集め、2位のラファ・ベニテス(40、34%)を上回る結果となっている。
 ペジェグリーニはバレンシアの隣町ビジャレアル時代の魅惑のサッカーが好印象を与えたようで、ベニテスに関しては復帰を望む声は今も多い。
 
 一方で「ネビル継続」としたのはたったの7、46%。これだけ結果が出ていないのだから、これも仕方がない。一部報道では、すでにクラブはベニテスとコンタクトをとった、とも言われる。さてネビルのバレンシア、シーズン終了まで持つだろうか。
 

2016年02月16日

ドルトムント対ハノーファー戦

 ハノーファーが健闘してドルトムントはなかなかゴールを割れず、かなり忍耐力のいる試合でしたが、
途中でテレビにちょこっと映ったスタンド観戦中のオーバメヤンの姿に、釘付けになりました。
 
 ジャージの上に、真っ白の毛皮をまとい、頭には空色のキャップ……
特に寒くて暗い日だったし、周りの人たちはみんな黒っぽい格好をしている中で、完全に浮き立っていました。
いや〜、この日は打撲のため出場できなかったオーバメヤンですが、ピッチにいなくても、やっぱり目を惹きますね。
 
 テレビのレポーターに「あの格好をどう思いますか?」と試合後に聞かれたトゥッヘル監督は、
「オーバならぜんぜんやってもかまわないんじゃないかな」とニヤニヤしながら答えていました。
 
 ツイッターでも大反響を呼んでいます。
「オリビア・ジョーンズもスタジアムにいたのか!」
「洋服クローゼットを見てみたい」
「あの毛皮のジャケット、いつからファンショップで買えるの?」
 
 試合後、あの格好でゴールドのランボギーニ(今はポルシェも持っていて、ゴールドに塗装してもらったらしい)に乗って帰って行くオーバメヤン。「スターに会えた」って感じです。

2016年02月09日

原口元気VS香川真司
 2月6日のヘルタ対ドルトムント戦。2位と3位の上位対決になりましたが、プレスルームでスタメン表をもらうと……香川選手の名前がありません!
よ〜く目を凝らしてもう一度見てみても……やっぱりない。
試合後の記者会見でトゥッヘル監督はいくらかムスッとした様子で、
「フィールドプレーヤーは16人しかノミネートできないから」とだけ説明していました。
地元紙も「17歳のプリシッチが香川のライバルになった」、「忘れられていたモーリッツ・ライトナーに席をとられた」、「香川とチームへの警鐘」とか、この異例な処置に対して大きく反応しました。
 
 さて、ドルトムントに0−0で引き分けたヘルタに対する評価は高いです。
なにしろドルトムントは今季52得点もしていて、1得点も決めさせなかったのはヘルタが初めて。
ヘルタの番記者さんたちが「いや〜良い試合だったな」「よくやった」と興奮気味だったのは、ドルトムントの記者さんたちが「まったく何もできなかったな」「退屈だ」と言っていたのと対照的でした。
このままで行くとヘルタは来季チャンピオンスリーグです。
「いやいや……うちはトップチームじゃない」とパル・ダルダイ監督はブレーキをかけていますが、ベルリンっていちおうドイツの首都。たまにチャンピオンスリーグがあっても良いのでは?
 
 そのためには、引き分けではなくて勝負をつけられるようにならないと、下のチームとの差がどんどん縮まってしまいます。
後半戦の3試合いずれも引き分け(アウグスブルク戦0−0、ブレーメン戦3−3、ドルトムント0−0)。
「ずっとここ何試合も負けてないっていうのはチームとして粘り強く戦えている証拠。でも後半戦勝ちきれていないというのも事実なので、複雑な感じ」と原口元気選手は喜んだらいいのか悔しんだらいいのかわからないといった表情でした。

 

2016年02月03日

ジダン体制で最も走るようになったのは・・・

 ジダンに変わり内容が見違えるように改善したレアルマドリー。特に選手個々の献身性や守備時の運動量増加には目を見張るものがある。
 ジダン自身が「選手たちの貢献に感謝しているし、いうことはない」と語るほど。それでは新生ジダン・マドリーにおいては、誰が一番走っているのか?
 
 通常であれば守備的MFやサイドバックが運動量は多いものだが、意外な結果がでている。天才MFとも言われる、イスコが平均走行距離で1番の数字を出しているからだ。
 
 大勝したエスパニョール戦では11キロを越す数値を叩き出した。これは他のMFを超えており、ベニテス時代とはまるで違うものだ。
 
 ジダンはマラガ時代のイスコに心酔し、レアルマドリーへの移籍を彼に直接説得したのは有名な話。イスコもジダンをアイドルのひとりとするなど、相思相愛の関係はイスコのパフォーマンスと数字にも確かにつながっている。
 
 ベニテス時代は出場機会に恵まれず、ユーロ2016のスペイン代表メンバー入りすら危ぶまれたイスコだが、現在は活き活きと躍動し攻撃陣をけん引しており、代表入りもまず間違いない。ジダン体制になり、ほっと胸をなでおろしたのは、誰よりもデルボスケかもしれない。

2016年02月02日

意味深なコメント
 1月30日、全豪オープンテニス、女子シングルでアンゲリーク・ケルバーが優勝。
翌31日にはハンドボール男子代表が欧州選手権を制覇したため、珍しくブンデスリーガの陰がずいぶん薄くなったように感じた第20節でした。
 
 ケルバーの優勝は、ドイツ人選手としては1999年のシュテフィ・グラフ以来で、ドイツがかつてテニス大国だったことを思い出させた快挙でした。
そしてハンドボールも、ドイツではとても人気があるのですね。マインツ対メンヘングラッドバッハ戦が始まる直前まで、プレスルームでは記者たちが準決勝ドイツ対ノルウェーの均衡した戦いを見ながら大フィーバーしていました。
 
 さてマインツは、メンヘングラッドバッハに1−0で勝利。武藤選手は先発に復帰も、後半の途中でコルドバと交代になってしまいました。
この冬の移籍期間での移籍がなくなったので「吹っ切れてというのはあるか?」との質問には、「ハ、ハ、ハ」と笑いながら、「ノーコメントで」との答え。意味深です。
これまでの報道に間違いがなければ、マンチェスター・ユナイテッドから1500万ユーロのオファーをマインツが断ったということですが、本当は別のクラブからもオファーがあったのかもしれません。
 
 来夏にも同様のオファーをもらうためには、前半戦くらいの活躍を見せなくてはならないと思うのですが、途中で代えられてしまうときついでしょう。武藤選手自身も「自分自身が生きてくるのは、最後、相手の足が止まった時でもある」と言っています。もうそろそろ、ラッキーボールが来ないかなと期待しています。
 
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