2016年01月28日

リーガの”国産”FWたちの現在
 今季のリーガの特徴の一つが、国産スペイン人FWの好不調がはっきりと分かれているということだ。
 
 まずは実績のある選手から見ていこう。バレンシアのネグレド、アトレティコのフェルナンド・トーレス、セビージャのフェルナンド・ジョレンテの3人は“失格組”だ。
 ネグレドはリーガでたった3点しかとっておらず、チームも中位に沈む。今季2点のトーレスはグリーズマン、ビエット、ジャクソン・マルティネスに次ぐチームFW4番手で、クラブは来夏に切れる契約を延長しないということをすでに伝えたという。セビージャのジョレンテもたった3点だ。3人でわずか8点しか取れていないのである。
 この3人は、スペイン代表でのキャップ数も実績もある(ネグレドは微妙だが)選手たち。しかしこのパフォーマンスを見ていると、来夏のユーロ2016メンバー入りはまず厳しいだろう。
 
 対照的に好調なのが、下記の4人だ。
まずはボルハ・バストン。現在リーガで14点を取っており、これはスペイン人トップ。おそらく、今季のリーガで最大のサプライズだ。圧倒的にフィジカルが強いわけでも、抜群のスピードを誇るわけでも、かといって足元に脅威のテクニックを秘めるわけでもない。ゴール嗅覚とタイミング、無理をしない判断の速さなどが、エイバルの中にピタリとはまっている。
 彼に続くのが、アドゥリス(アスレティック)、ルーカス・ペレス(デポル)、イマノル・アヒレチェ(レアル・ソシエダ)だ。
中でもアドゥリスは2月に35歳を迎える中で、素晴らしいパフォーマンスを披露。ルーカスとともに13点を決めるなど、チームの得点源になっている。アヒレチェは12得点。いずれも、失格組とは比べ物にならないほどの勢いが、彼らにはある。

 リーガでの好不調は、そのままユーロ2016のメンバー入りに直結する。アルカセル、モラータら、当確と言われるCFもいる。
後半戦で彼らの争いはどんな展開になるだろうか。
 

2016年01月26日

後半戦開幕

 1ヶ月のウィンターブレークが終わり、ブンデスリーガの後半戦が幕を開けました。

 日本人選手で先発出場したのは酒井宏樹選手、大迫選手、原口選手、長谷部選手。武藤選手は後半途中から出場。香川選手、酒井高徳選手、山口選手はベンチ入りも出場せず。清武選手と内田選手がいつ復帰できるかはまだ定かでなく……と、日本人選手に関しては少し寂しいスタートとなりました。

 香川選手はドバイ合宿から帰ってから胃腸炎のため休み、その後もチームと別メニューで調整していたので、ボルシアMG戦で温存されても仕方ないと思ったのですが、本人は「(出場できなかった理由が胃腸炎だったかは)わかりません。その前からスタメン組じゃなかったから……まあわからないですけど」と暗い表情。確かに、キャンプ中の12日に行われたフランクフルトとのテストマッチ、15日の全北現代モータースとのテストマッチでもスターティングメンバーではなく、後半からの出場でした。

 ボルシアMG戦の翌日24日には、ウニオン・ベルリンの創立50周年記念の親善試合に、若手有望選手たちと一緒に出場した香川選手。欧州リーグやDFB杯も始まれば、これから十分出場する機会があるはずです。あまり考えすぎないで、いつもの笑顔を見せてほしいなと思います。

 

2016年01月19日

新指揮官

 ジダンが監督に就任してからというもの、見違えるように内容がよくなったレアルマドリー。運動量も増えるなど、選手の献身が随所に見られるようになった。選手の多くが、遠回しながらベニテスといい関係を築けていなかったことを匂わせている。クリスティアノ・ロナウドは「ジダンはチームを後押ししてくれた。監督には、親しみを感じられる監督とそうではない監督がいるもの。なぜかと僕に聞かないでくれ。でも選手達はジダンにより好意を抱いている」と発言。ベニテス時代は出場機会の少なかったイスコも「ジダンが求めることはよく分かる」とし、ヘセも「すごく嬉しい。選手と近い距離を保つ監督だし、いろんなことを気にかけてくれる」と歓迎している。もともとタレントではバルセロナにまったく引けを取らないレアルマドリー。選手と監督がひとつになり団結した後半戦は巻き返しが見られそうだ。
 
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