2014/04/21(月)

復活した「ゆりあげ港朝市」で復興支援プロジェクト!

4月20日、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)で、フジテレビの美術スタッフと関連会社による被災地復興支援イベント『子ども笑顔プロジェクト』を実施しました。
日頃、フジテレビの有名番組で美術セットを作ったり衣装やカツラを用意しているスタッフたちですから、ゆりあげ港朝市に集まったこども達とパパママは大喜び。


ヘルメットと手袋を着用して、人生初ノコギリ体験。



プロに「ズラ」を被せてもらって…


ハイ、「あんみつ姫」の出来上がり!


こちらは、「ももクロ」の出来上がり!
参加者も嬉しい、スタッフのおじちゃんも嬉しい。和やかで微笑ましいイベントです。


このプロジェクトの会場となったゆりあげ港「メイプル館」はカナダ政府が東北復興支援の一環で建設してくれたもの。




仙台市内から車で20分の名取市は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた場所です。死者911人・行方不明者40人、半壊以上の建物5,000棟以上の甚大な被害を受けました。
揺れによる被害がその地震規模の割には比較的小さかったのに対して、津波による被害が大きかったと言います。 死者・行方不明者は、全て津波の被害であり、沿岸部では家屋の全壊が多数を占め、閖上では海から1q以内の木造住宅は、ほぼ全て流失しました。更に火災も発生するなど津波によって何もかも無くなってしまった港なのです。

丸3年以上たった今も、海に続く道には何もありません。



閖上復興の希望に灯となっているのは、昨年12月1日に再開したゆりあげ港朝市。メイプル館の建設に合わせて、震災前から有名だった朝市が復活したことで、観光客が戻ってきています。









ゆりあげ港朝市の一番の名物は、自由に使える「炭火」の設備があること。


市場で買った新鮮な魚介類を囲んで、みんなで炭火バーベキュー。



子どもも大人も大喜びです。


私が閖上に初めて伺ったのは、2011年7月。震災の爪痕が港に向かって延々と続いていました。
一番印象的だった港近くの小さな丘「日和山」。被災した方々の唯一の祈りの場でした。
2011年7月の様子は…







3年ぶりの閖上で見た日和山には、地元の宮大工さんが建てた社が再建されていました。朝市見物ツアーの観光バスも止まっています。









参拝記念のお札授与所もできています。


日和山の斜面には津波被害を受けた桜の大木から芽が出ています。「ど根性サクラ」と地元の人は呼んでいました。


ボランティアが植えた空き地のハマナスにも小さな芽が出ています。


ゆりあげ港朝市の復活がこの閖上の復興の一歩になっていると実感しました。亡くなった方々のご冥福を改めてお祈りします。






投稿:桜井郁子 l 12:09 l 個別ページ l CSR活動報告

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