2013/02/25(月)

相馬で食べる「安全で美味い魚料理」

こんにちは!桜井郁子です。

一昨日、福島県相馬市に出張してきました。ずっと小雪が舞う一日でしたが、ここでもまた「地震・津波・原発事故」の被害に負けずに前向きに一歩を踏み出している方々のお話が聞けて、嬉しかった。どこの被災地にも、復興リーダーのような頼もしい方がいるんですよね。2011年3月11日までは、フツーの人だったかもしれないけど。

真ん中の男性が、NPO法人相馬はらがま朝市クラブ理事長の高橋永真さん。水産加工会社に勤務したのち、2007年独立して水産加工会社を経営していましたが、津波で工場が被災。現在は仮設住宅に住みながら、福島県「絆づくり応援事業」に雇用される形で、相馬の被災者支援、復興事業に取り組んでいます。


ここは「活魚発祥の地」と言われ、震災前までは近海高級魚が主力産業だった街。その美味しい魚を売り物にした観光産業も大きな収入源だったと言います。

高橋さんの案内で、何も無くなった港を見学。




この浜で亡くなった300人の鎮魂のため慰霊碑が建っていました。


高橋さん曰く「放射能汚染の食品安全基準100ベクレルに基づくと50%以上の魚が基準を超えてしまいます。海に除染は、自然拡散を待つしかありません。街の6割の産業(漁業・観光・農業)が従来の形では再生できないでしょう。相馬市は、東北3県の中で最も復興が困難な街(30km圏内を除く)となってしまいました」「400年前に津波が来てるのに、そんなこと何も考えずにみんな海辺で暮らしてきた。災難は忘れたころにやってくるんじゃなくて、忘れたところにやってくるんだよ


ただ、じっとしていては何も始まりません。
相馬市、相馬商工会議所の協力と、全国からの支援で「朝市」が出来上がりました。水産加工品の仕入れ、レシピ指導、材料提供などの支援を受けて、松前漬けや甘酒を使った塩辛の加工工場も建てました。




この建物の中に、ある『喰う処 報徳庵』で昼食。高橋さんたちが、静岡をはじめとする全国の皆さんの協力を得て<何もかもみんなで手作りしたお店>です。


美味しいんですよ、どれもこれも。まずは、タコのマヨネーズドレッシング和え。


赤魚のアラ煮。でっかい魚なので、アラにもたっぷりと身がついています。写真を撮る前に、思わずしゃぶってしまいました。



サバの甘酒醤油漬け。ほんのり甘く風味豊かで、うまーーーーい!

余りの美味さにお土産に2袋購入。350円って超お値打ちです。


さて、魚はどこから来たのか?もちろん、地元の魚は何ひとつ使えませんサバはノルウェー産でした。全国のサバを試して、脂がのっていて甘酒醤油漬けに適していたのがノルウェー産だったそうです。


自慢の松前漬けも甘酒(甘くは無くて麹風味)を使った塩辛も素晴らしい。おかわりしました!

やっぱり、こういう色紙がありましたーー。ホントに美味しいのですから。


NPO法人相馬はらがま朝市クラブ理事長の高橋永真さんはこう言います。
「震災後に作った加工所の商品は物凄く売れたの。可哀想だからっていうのか、ドンドン買ってくれた。そしたら、2年目で途端に売れ行きが落ちた。結局、高いか安いか、美味いか不味いかなのよ。被災地商品によりかかっていてはだめなんだよね」

大きな港のある相馬市、高級活魚の産地だった相馬市で、ノルウェー産のサバを食べる。矛盾はあるけど、「美味い」ということが、地元経済の復興につながるでしょう。

高橋さんはこういって笑いました。
「オレ、震災前は今より15キロ太ってたの。糖尿病も痛風もやばかった。それが今の生活になってスマートになっちゃって、薬も要らなくなったの。<震災ダイエット>って本、書こうかな(笑)」



NPO法人相馬はらがま朝市の詳細はこちらで
http://www.ab.auone-net.jp/~haragama/







投稿:桜井郁子 l 16:20 l 個別ページ l 旅の話

2013/02/18(月)

みなかみ町で食育イベント!

2月8日 群馬県みなかみ町で食育出前授業【ハロー!どっこくん】を行いました。
この日は朝から冷え込み、雪がちらちらちと舞う中、最初の訪問地
わかくりこども園に到着。
昨年12月18日の茨城県龍ヶ崎市についで、今回も『どっこくん体操』を考案してくれた
田中光先生のご紹介があって実現
さらにみなかみ町まちづくり交流課のご協力も得て、3つの園に伺いました。

(月夜野幼稚園にて 左から:司会の松尾紀子アナ 田中光先生 ラフくん)
3ヵ所で出会った子どもたちは約170人。
どっこくん』体操を踊るなど、楽しい時間をすごしました
スペシャルゲストのラフ君も大人気でしたよ〜

     (にいはるこども園での食育の紙芝居の様子)
みなかみ町は温泉地としても有名で、今度ゆっくりプライベートで来たいなぁ〜と
思いました

 

投稿:木幡美子 l 14:34 l 個別ページ l CSR活動報告

2013/02/13(水)

奇跡を生み出す手!!!

こんにちは!桜井郁子です。まだまだ寒いと言いながら、東京は「冬の寒さ」の実力が落ち始めている気がする。なんかどこかが「春」の気配。

さて本日は、この写真。

手です。しかし、ただの手ではありません。調理器具であり、6年連続でミシュラン3つ星に輝く芸術品を生み出す魔法の杖。しかも、持ち主は87歳

『すきやばし次郎』のオーナーであり、今も毎日600貫の鮨を握っている87歳の鮨職人・小野二郎さんの手です。ツルツルでピカピカ、しかもピンク。

他のお店より固い<人肌>の酢飯をこの手で握り続けています。うーーーん、手相もくっきりはっきりして素晴らしい。

全米で大ヒットし、世界30ヵ国で上映されて話題となったドキュメンタリ―映画『二郎は鮨の夢を見る』が、日本で公開されています。クラシック音楽のBGMが多すぎるのが気になりますが、監督はメトロポリタン・オペラ総師を父に持つ20代のアメリカ人だから、まあ仕方ないか…

『すきやばし次郎』の予約は、一か月以上待たないと取れませんが、映画はすぐに観られますよー。
それでも鮨を食べたいという方は、HPでご確認ください。
http://www.sushi-jiro.jp/







投稿:桜井郁子 l 11:09 l 個別ページ l こぼれ話

2013/02/07(木)

南三陸ミシン隊が作るチャギントン手製バッグ♪

こんにちは
CSR推進室の木幡です。

気が付くともう2月半ば。
お子さんをお持ちの方は、そろそろ新学期の準備を始める時期でしょうか。

私も娘の中学進学を控え、あれやこれやで大変です。

進学時につきものなのが、バッグや上履き入れの準備。
手作りをする人もいれば、市販のものを用意する人も・・・・
(私も6年前、必死で作りました

実は、いまフジテレビe!ショップ(オフィシャルオンラインショップ)で、
【チャギントン】の「手作りバッグ」と「体操着入れ」がオーダーできちゃうんです
タテ、ヨコのサイズを1p単位でカスタマイズできます
もちろん、通常版もあります。

上履き入れと、コップ入れも(通常版のみ)とってもキュート

しかもこれを作ってくれるのは、
宮城県 「南三陸ミシン工房」のおかあさんたちなんです。
ミシンを使って作ったものを販売することで、被災地に雇用を生み出そうというもので、
ふんばろう東日本プロジェクトのとりくみの一環です。

●レッスンバッグ 通常版は2,625円 オーダー版2,887円  

●体操着入れ 通常版1,155円 オーダー版1,417円
その他、上履き入れ(1,575円)やコップ入れ(787円)もありますよ

お子さんたちのテンションが思わずUPしそうな、チャギントンバッグで被災地支援を・・・。

ご興味のある方はぜひこちらをごらんください!







投稿:木幡美子 l 14:00 l 個別ページ l CSR活動報告

2013/02/05(火)

上野へ!円空とエル・グレコが待っています。

こんにちは!桜井郁子です。
12月に足をねん挫して、すっかり「足が痛い人」になっていました。「足が痛い人」は、通勤以外ほとんど出歩けません。なかでも辛いのが<美術館へ行くこと>。お正月にはエイヤッと上野に出かけましたが、上野公園の移動も美術館内の移動も辛かった―

美術館のバリアフリー化は進んでいますが、車椅子を使うほどではない「足が痛い人」は、どうしたらいいんだろう。美術好きのお年寄りは困っているだろうなと実感しました。

さて、やっと痛みもとれたので、リハビリを兼ねてまたまた上野へ。見たくてたまらない展覧会が二つあるのです。



まずは、東京国立博物館へ。
平成館では「書聖 王羲之」展、本館では
特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」
書聖より仏像聖!円空展には這ってでも行きたい



いつもならスイスイ歩く東京国立博物館のお庭も、ゆっくり進みましょう。


各地の霊山を巡り、生涯で12万体の仏像を彫ったという円空(1632-95)。木の生命力を崇めながら作られた円空仏は、庶民の仏です。心休まる表情、荒々しいノミ後、一度見たら誰でも好きになる仏像。
この展覧会では、岐阜・千光寺(せんこうじ)所蔵の円空仏61体を中心に、岐阜県高山市所在の100体が展示されています。立ち木にそのまま彫った仏像もあります霊力がビシバシ飛んできそうでありがたい。

展覧会は4月7日までですが、会場が狭いので込まないうちに行ってください。たぶん、小さい仏は見えない状態になります。

さて、続いては東京都美術館の「エル・グレコ展」 絶対見逃してはいけません!!!


エル・グレコ(1541−1614)とは「ギリシャ人」という意味のあだ名で、ギリシャ生まれの画家です。彼は生地でイコン画家として画業をスタートさせ、その後イタリアで西欧絵画の技法を習得。35 歳頃スペインのトレドにたどり着きます。そして没するまでの後半生をそこで過ごしました。
ベラスケス、ゴヤとともに、スペイン三大画家と呼ばれる巨匠エル・グレコですが、ギリシャ人なのですよ。

最高傑作の一つ「原無罪のお宿り」が来ています!「オリーブ山のキリスト」「聖衣剥奪」「神殿から商人を追い払うキリスト」も来ています!「悔悛するマグダラのマリア」も「受胎告知」も!!
端正ではなく、ドラマチック。グイグイ押してくる躍動感。いやー、足の痛さも忘れました。

展覧会は、4月7日まで。お早目に


「端正な絵画」がどうしても見たい方は、こちらへ。

国立西洋美術館の「ラファエロ」展は3月2日(土)から始まります。ルネサンス絵画を完成させたラファエロの作品、さすがに看板になっても美しいなぁー


投稿:桜井郁子 l 12:47 l 個別ページ l アートの話

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