2014/11/28(金)

光の箱を作ってみました

台場近隣企業の乃村工藝社から、被災地支援ワークショップのお誘いを受けました。
テーマは「光の箱」。
昼休みを利用していろんな会社の方が来ていました



作り方はいたってシンプル。まず、紙箱にミラーフィルムを好きな形に丸めて箱に詰めます
うんーー、イメージ通りの形にしようと思うと意外と難しいですが、それはそれで(笑)

 
 それから、箱の裏面に色とりどりのセロハンをはります


できました〜!


一緒に行った川野良子アナウンサーも素敵な作品を作りました!


みんなが作ったものが重なれば、巨大な「光の箱」となります。
それを東京と東北にこの冬飾られるそうです♪(イメージは乃村工藝社のホームページより)



CSR推進室 S)








 

投稿:CSRプロジェクトチーム l 16:22 l 個別ページ l アートの話

2014/10/14(火)

世界文化賞合同記者会見

今日は第26回高松宮殿下記念世界文化賞の合同記者会見に行ってきました。

今年はフランスのマルシャル・レイスさん(絵画部分)、イタリアのジュゼッペ・ぺノーネさん(彫刻部門)、アメリカのスティーヴン・ホールさん(建築部門)、エストニアのアルヴォ・ペルトさん(音楽部門)、南アフリカのアソル・フガードさん(演劇・映像部門)の5人が受賞しました。受賞者たちは受賞の喜びや日本の思い出などを語りあいました。
きょうの会見には、国際顧問や若手芸術家奨励制度の受賞者も一同に集まりました。

さすが陽気で個性的な芸術家たち。
会見終了後に、スタッフ10人がかりで目の前の長いテーブルをてきぱきと一斉に撤去したときには喝采と拍手が起こりました。
そして、「自分が建築家というより画家と思う時がある。毎朝2時間絵を描いている」という建築部分受賞者のスティーヴン・ホールさんのスケッチブックに注目が集まりました。
やはり、描いていました。
ホールさんは会見中自分の両隣にいる受賞者の顔スケッチを描いていたんです(^O^)
 
 
今年26回目を迎えた世界文化賞は、受賞者が26か国、134人に上っています。
授賞式典はあす明治記念館で盛大に行われる予定です。




 

投稿:CSRプロジェクトチーム l 17:11 l 個別ページ l アートの話

2013/12/02(月)

視覚に障害がある人との対話型鑑賞ツアー!

こんにちは!桜井です。バタバタしていたら、あっという間に12月。この後年末までずっとバタバタを続けて、2014年になりそうな予感。

と言いながら、昨日(12月1日日曜日)は、水戸まで行ってきました。水戸→梅→納豆とイメージしてしまいますが、水戸には音楽、演劇、現代美術を楽しめる複合施設「水戸芸術館」があります。



この右側のモニュメントは、天気予報などでも見かける水戸市のシンボル。青空に≪折り紙の筒≫がニョキッと伸びたイメージ。



水戸芸術館現代美術センターでは、「赤ちゃんからシニアまでの美術教育プログラム」を数々行っていますが、私が参加したのは年に数回行われている視覚に障害がある人との鑑賞ツアー「セッション!」

≪全盲の白鳥建二さんがナビゲーターをつとめるツアーです。見える人が見えない人とともに、作品の形態や印象を伝えあう「対話」を通して、鑑賞を楽しみます。見える人にとっても「今まで作品を見ていなかった」との気づきを得ることが多い鑑賞方法です。障害の有無や個々人の感性の境界を緩やかに解き放ちます≫というもの。

今回鑑賞するのは、写真や映像、時計などを使って現実と記憶の世界が交錯する作品で有名な、イギリス人作家ダレン・アーモンドの企画展。





芸術館エントランス。東日本大震災で被災したパイプオルガンが復旧され良い音色を響かせています。

そこに、「セッション!」ツアー参加者が集合します。この日の参加者数33名。5から6名のグループに分かれて鑑賞。

グループごとにまずは自己紹介。それぞれに全盲や弱視の方が参加していますから、声と名前を耳で覚えていただくことから始まります。

 

全員揃ったら、美術館の方が鑑賞方法を説明。



こういうおりこうさんも説明を傾聴しています。飼い主さんに頭をなでてもらって「大勢での美術鑑賞」を理解。


真ん中のピンクのシャツのおしゃれな方が、ナビゲーターの白鳥健二さん。全盲で本業はマッサージ師ですが、水戸芸術館現代美術センターの「視覚に障害のある人との鑑賞ツアー」には欠かせない人物です。




さて、私たちのグループも会場へ。6人のうち、弱視の女性と聴覚障害の男性が一緒です。目の不自由な方のアテンドは、それぞれのグループの一人が受けもちますが、自己紹介で打ち解けてすっかり仲良し。



美術館の学芸員が説明するのではありません。見える参加者がそれぞれ作品から感じたことを説明。障害のある方もそれに応えて「こういうイメージかしら?」と対話しながら鑑賞します。



聴覚に障害がある方には、参加者が筆談で会話内容を理解してもらいます。


ダレン・アーモンドの深山幽谷を映した写真の前では・・・
弱視の方は、漢詩に読まれた中国の景色をイメージし、自慢の詩吟を聞かせてくれました。
聴覚障害の方は、登山好きなので高い山の上で現実と非現実が交錯し、足が浮いていると錯覚した経験を筆談してくれました。
障害のある方同士が「そうそう!!」と握手。私たちも含めて、全員が共通のイメージが持てた瞬間でした。

障害の有無に関わらず、美術を鑑賞するということは「それぞれの経験や知識を総動員して、作品が発しているイメージをつかみ取ろうとすること」ではないでしょうか?

参加者全員で感想を話し合うワークショップまで入れて、2時間強。初めて会った方々と「対話」し、時間と体験と良い思い出を共有することができました。


会場を出たら、水戸芸術館のまた別の顔に遭遇。

中庭にサンタがいっぱい!大人も子どももみんなサンタさん。子どもたちの野外コンサートでした。ここでは、音楽を通して「時間と体験と良い思い出を共有」していたのですね。




投稿:桜井郁子 l 13:38 l 個別ページ l アートの話

2013/09/10(火)

光で遊ぶ体験型美術展

こんにちは!桜井郁子です。お台場は「お台場合衆国2013」が終わって静かになり、涼しくもなり・・・2013年の夏が終わるなぁと、しみじみ感じています。

さて今日は、お台場ではなく上野の話題。今、上野の森美術館では光を駆使した体験型現代アート展「光のイリュージョン 魔法の美術館」が開催されています。

これは作品ではありません。でも、入り口の看板に木漏れ日が当たってこれもまた美しい。

「光」とか「イリュージョン」と聞くと、なんかチープなイメージだったのですが、実際に体験してみると面白かった。(イリュージョンという表現、ちょっと違うかも)
コンピュータは使われていても、アナログテイスト満載の「光と遊ぶ美術展」です。


手をかざすと、それぞれの基板に取り付けられたセンサーが反応し、光が波紋のように広がります。それだけなのに、なんだかうれしい。


「ダンシング ミラー」という作品。まずスクリーンの前に立ちます。動いてみます。そうすると少し前の人の動きを記録して、早送りや巻き戻しで再生されます。これが楽しいのよー。ダンスを踊っているように見える自分を見ながら、思わずホントに踊ってしまいます。


「ハッピー ハロウィン」という作品。これ、大好き!カメラの前に立つと、顔を動画で撮影。その映像をリアルタイムでコンピューター処理し、顔に仮装メイクが施されます。(拡大してみてね)



↑後ろの人が仮装メイクされても楽しい。


巨大なミラーボールが部屋中を照らす。これは、お家にほしい作品。(台座付きなので、ちょっと大きいけど)


子どもも大人も楽しい展覧会ですよー。大勢でワイワイ楽しむのにおすすめ!


会場:上野の森美術館
                    〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
会期:2013年9月6日(金)-10月6日(日)(会期中無休)
開館時間:午前10時〜午後5時(入場は閉館の30分前まで)


投稿:桜井郁子 l 14:06 l 個別ページ l アートの話

2013/08/19(月)

目が見えない方々と美術鑑賞!

こんにちは!暑さで少々免疫力が落ちている桜井郁子です。突然、歯肉が腫れちゃった。マズイです!しっかり睡眠をとっているつもりでも、暑さの疲れは出るものですね。

さて、暑そーーーーな空の下にそびえる「横浜美術館」。現在は、「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」で賑わっています。



昨日の午前中で、チケットボックス前はこの列。20分並びました。



しかし、私が昨日横浜美術館に行った理由は、これだけではありません。

午後1時。横浜美術館入り口前に、10数人が集まりました。



老若男女、白い杖を突いている人達もいます。これから、みんなで <横浜美術館 コレクション展「収集のよろこびー美術館にみる個人コレクション」>を観るのです。

鑑賞するグループの名前は、「
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」



【視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップとは】
障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり、言葉を交わしながら一緒に
美術鑑賞をするワークショップです。
さまざまな視点を持ち寄ることで、一人では出会えない新しい美術の楽しみを
発見できるはず。誰もが気軽に美術館を訪れて、感じていることや印象、経験や考えを
自由に語り合う、そんな美術鑑賞のスタイルを目指しています。



目が不自由な方と絵を見る??私は、昨日初めて参加しました!いやー、何でも体験してみるものです。楽しかった。



見える人、見えないけど美術展が好きな人がグループを作り、1作品30分くらいかけて鑑賞します。昨日は、2グループに分かれての鑑賞でした。
写真は「篠田桃紅」の作品を鑑賞中の私たちのグループ。
「怖い感じ」「どう怖いんですか?」「右から左に白い線がクネッと描かれてて、真ん中あたりに赤い色が塗られ『助けてー』って言ってるみたい」「絵の大きさは?家で毎日見たい絵?」・・・・見えない人からは、ビシビシ厳しい質問も飛んできます。


ダリの彫刻、カンディンスキーの油彩、篠田桃紅や片岡球子のリトグラフを鑑賞しました。学芸員さんが説明するのとは違って、見える人のイメージを見えない人が再構築していくのが楽しいのです。

こんなに一生懸命絵や彫刻を見て、こんなに必死に言葉を探したのは初めてです。時に形を手の平に描いたり、身体の動きで説明したり。

このワークショップは毎月開かれています。集中力が必要で終了後グッタリしますが、私は次回も参加します!!
せめて視覚障害の方には、彫刻を触らせてもらえるといいんだけどなー。


ワークショップについて詳しくお知りになりたい方は、こちらで。
http://www.facebook.com/kanshows 

  http://kansho-ws.jugem.jp/





投稿:桜井郁子 l 15:06 l 個別ページ l アートの話

2013/08/12(月)

夏こそ美術館へ!「ネコライオン」展

暑いです。桜井郁子です。寒い日、暑い日、私は美術館に行くのが一番快適だと思っています。作品保護のため空調は効いているし、快適で安上がりで有意義な時間の過ごし方ですよ。

8月に入って、乃木坂の国立新美術館では「アメリカン・ポップアート展」が始まりました。


ジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻のプライベートコレクションです。アンディ・ウォーホルの最重要作品の一つ《200個のキャンベル・スープ缶》をはじめ、ロイ・リキテンスタインやジャスパー・ジョーンズの作品群が凄かった!


こういう大型展覧会とは別に、通好み(?)の展覧会もあります。恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館では、3つの展覧会を開催中。


3つの展覧会のうち、真ん中「米田知子〜暗なきところで逢えれば」というシブい写真展を見に行ったのですが、右のポスターを見てしまったら、行くでしょ!!岩合光昭さんの写真展「ネコライオン」

会場入り口にもドカーンとこの写真。


??なんか変ですね。向かって左が茶トラのネコ。右がタンザニア自然保護区のライオン。半分ずつ合成しています。耳と目以外は、区別がつきません。岩合さん曰く「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ。」

図録で見てみると・・・


牙の生え方なんか、おんなじです。



お母さんと子猫も、おんなじ。

この展覧会、観てる人がみんな楽しそう。思わず「まぁー可愛い」とか「へー、こんなことするの」と声が漏れています。

私は
石巻市の田代島の猫たちの写真がいっぱい展示されていて嬉しかった!


ライオン並みに力いっぱい魚を引っ張っています。田代島の浜猫は、新鮮な魚を美味しさを知ってますから。



ところで、「生後一か月以内の猫って、顔がライオンに似ている。耳が円くて顔の大きさの割に目が小さい」のですよ。(以下参考画像)


ねー、これは猫というよりライオンでしょー。極小のライオン。
進化の過程をたどって成長するのかなぁ???




岩合光昭写真展
「ネコライオン」 
会 場:東京都写真美術館 地下一階展示室
会 期: 2013年8月10日 ( 土 ) 〜 10月20日 ( 日 ) 


投稿:桜井郁子 l 15:01 l 個別ページ l アートの話

2013/05/24(金)

「牡鹿半島のみんなの家」

こんにちは!桜井郁子です。東京は暑い。お台場は、まるで夏みたいです。

さて、「夏の家」の話。先日、東京国立近代美術館のベーコン展の話を書きましたが、最後に掲載した写真の「夏の家」に関するプレスリリースが届きました!




      「牡鹿半島のみんなの家」( 2013年5月帰心の会)
インド・ムンバイを拠点に活動をされているビジョイ・ジェイン氏からの申し出を受け、東京国立近代美術館にて2012年8月〜2013年5月の期間展示されておりました「夏の家」を、同美術館の協力を得て、みんなの家として宮城県石巻市十八成浜に移設する運びとなりました。
概要につきましては、下記の通りです。
○ マスタープラン:スタジオ・ムンバイ+城戸崎和佐/京都造形芸術大学
○ 設計:スタジオ・ムンバイ
○ 所在地:宮城県石巻市十八成浜白山神社前
○ 主要用途:集会・休憩所、お祭りの拠点、イベント会場
○ 運営者:宮城県石巻市十八成浜行政区
○ 期間:2013年6月〜

 設計者であるスタジオ・ムンバイの代表ビジョイ・ジェイン氏は、「夏の家」の設計・施工にあたり、東日本大震災の津波によって散り散りになってしまった多くの家が、再び寄り集まっていくという思いを込めており、また、かねてより、会期終了後も「夏の家」が人々に利用され続けることを望まれていました。

そこでジェイン氏は、震災後、被災した方々が集える建物を設置する「みんなの家」プロジェクトを提案・実施している「帰心の会」(伊東豊雄、山本理顕、内藤廣、隈研吾、妹島和世)に声をかけ、同会の協力のもと、今回の移設が実現しすることになりました。
東京国立近代美術館は、東日本大震災で被災された地域の復興を目的とした「夏の家」の継続的な利用方針に賛同し、今回の移設に協力しています。




素敵な企画です。このなごめる家が、被災地石巻で集会・休憩所やお祭り拠点、イベント会場になってお役にたつなんて。一見チープだけど、なんか入って座りたくなる優しさがあるのです。<アート作品>なのに、敷居の高さがゼロ。好きだわーこういう作品。

この夏石巻に行ったら、十八成浜に行ってみよう!


投稿:桜井郁子 l 14:03 l 個別ページ l アートの話

2013/05/20(月)

ベーコンさんの「怖い絵」

こんにちは!桜井郁子です。なにやかや忙しくサボっておりました。すみません。

国立近代美術館で開催中の「フランシス・ベーコン展」にやっと行ってきました。5月26日までなので、ギリギリセーフな感じ。


「フランシス・ベーコン展」に私の足が中々向かなかった理由。
1)フランシス・ベーコンの絵に関して「語りたがる」「解釈したがる」人が多すぎて、うんざり。語っていいのは、画家本人だけだと思うのですよ、私は。
2)展覧会のキャプションに「ピカソと並ぶ美の巨匠」とあること。これって、ピカソに失礼でしょ。ベーコンにも失礼です。日本で知名度の低いベーコンのPRのため、人気の高いピカソを持ちだしたのですね。では、マチスはどうなの?美の巨匠じゃないの??

ま、そういうことでベーコンに罪はない理由が2つ。もう一つの理由は、なんとなく「不吉な絵」だから、自分の体力が万全の時しか見たくないのです。


端正な古典が好きというわけではないのですが、ベーコンの「歪み」は怖い。自分の部屋には飾りたくない。毎日見たら、発狂するか自殺する…的な怖さ。


自分が描きたいように描いたら「こうなった」とベーコン本人は言うでしょう。しかし、さすがに「美の巨匠」だけあって、色の見事な三幅対の作品などハッとする凄さ!<作品にガラスのカヴァーを付ける>事にこだわったことも興味深い。「ガラスを隔てて、見る側と作品を区切る」つまり、あの世とこの世みたいな感じでしょうか。

ミュージアムショップも賑わっていました。ベーコンの描いた顔モチーフのクッションとか…。私は図録だけ買って帰りましたーーー。


さて、東京国立近代美術館の入り口はこんなのが出来ています。ほっとするねー

仮設の「夏の家」という作品。怖い絵を見た後、皆さんここで一休み!






投稿:桜井郁子 l 14:34 l 個別ページ l アートの話

2013/04/17(水)

良いぞ!日本の日常。梅佳代展

こんにちは!桜井郁子です。と書きつつ思い出したこと。このごろSNSでは「こんにち」って書いている人が多いようです。いつからでしょうか?「こんにちは」は、「今日ご機嫌いかが?」という問いかけが短くなって「こんにちは」になったのではないでしょうか?「こんにちわ」って子どもっぽくて可愛くはあるけどねーーー。
ま、そんなことに文句を言って始まらない。

写真家・梅佳代さんの展覧会が、東京オペラシティ―アートギャラリーで開催されています。梅佳代さんは、現在32歳。<2007年、写真集『うめめ』で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞している実力派>なのですが、作風は「脱力派」。そこが素晴らしいのですよ!


<愛用のカメラはキヤノン EOS 5。基本的に標準レンズ、プログラムモードのみで撮影する>そうです。これを知って、私もキャノンEOSを買ったんですけどね

技巧の対極のあるような作品は、フツーの人のフツーの生活の一瞬。老いも若きも、梅佳代さんの透明人間的存在感に気を許す?気が付いたら、シャッター押されてたって感じかも。



なかでも、10数年来撮り続けている祖父祖母、妹や飼い犬の写真はどれだけ見ていても飽きません。プライベートな家族写真なのに、普遍性があるのです。2008年には「じいちゃんさま」という写真集も出していて、梅佳代さんの代表的なシリーズ。

飛びついて買ってしまった「じいちゃんさま」の飼い犬のクリアファイル。


梅佳代さんの写真を見ていると、「ニッポン、良いじゃない」「日本、嬉しいじゃない」という気がしてきます。日本の日常が愛おしい、涙が出るくらいに。



『梅佳代展 UMEKAYO』
期間:2013年4月13日[土]─ 6月23日[日]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00 ─ 19:00
(金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日、ただし4月30日[火]は開館)


投稿:桜井郁子 l 14:29 l 個別ページ l アートの話

2013/02/05(火)

上野へ!円空とエル・グレコが待っています。

こんにちは!桜井郁子です。
12月に足をねん挫して、すっかり「足が痛い人」になっていました。「足が痛い人」は、通勤以外ほとんど出歩けません。なかでも辛いのが<美術館へ行くこと>。お正月にはエイヤッと上野に出かけましたが、上野公園の移動も美術館内の移動も辛かった―

美術館のバリアフリー化は進んでいますが、車椅子を使うほどではない「足が痛い人」は、どうしたらいいんだろう。美術好きのお年寄りは困っているだろうなと実感しました。

さて、やっと痛みもとれたので、リハビリを兼ねてまたまた上野へ。見たくてたまらない展覧会が二つあるのです。



まずは、東京国立博物館へ。
平成館では「書聖 王羲之」展、本館では
特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」
書聖より仏像聖!円空展には這ってでも行きたい



いつもならスイスイ歩く東京国立博物館のお庭も、ゆっくり進みましょう。


各地の霊山を巡り、生涯で12万体の仏像を彫ったという円空(1632-95)。木の生命力を崇めながら作られた円空仏は、庶民の仏です。心休まる表情、荒々しいノミ後、一度見たら誰でも好きになる仏像。
この展覧会では、岐阜・千光寺(せんこうじ)所蔵の円空仏61体を中心に、岐阜県高山市所在の100体が展示されています。立ち木にそのまま彫った仏像もあります霊力がビシバシ飛んできそうでありがたい。

展覧会は4月7日までですが、会場が狭いので込まないうちに行ってください。たぶん、小さい仏は見えない状態になります。

さて、続いては東京都美術館の「エル・グレコ展」 絶対見逃してはいけません!!!


エル・グレコ(1541−1614)とは「ギリシャ人」という意味のあだ名で、ギリシャ生まれの画家です。彼は生地でイコン画家として画業をスタートさせ、その後イタリアで西欧絵画の技法を習得。35 歳頃スペインのトレドにたどり着きます。そして没するまでの後半生をそこで過ごしました。
ベラスケス、ゴヤとともに、スペイン三大画家と呼ばれる巨匠エル・グレコですが、ギリシャ人なのですよ。

最高傑作の一つ「原無罪のお宿り」が来ています!「オリーブ山のキリスト」「聖衣剥奪」「神殿から商人を追い払うキリスト」も来ています!「悔悛するマグダラのマリア」も「受胎告知」も!!
端正ではなく、ドラマチック。グイグイ押してくる躍動感。いやー、足の痛さも忘れました。

展覧会は、4月7日まで。お早目に


「端正な絵画」がどうしても見たい方は、こちらへ。

国立西洋美術館の「ラファエロ」展は3月2日(土)から始まります。ルネサンス絵画を完成させたラファエロの作品、さすがに看板になっても美しいなぁー


投稿:桜井郁子 l 12:47 l 個別ページ l アートの話

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