2016.09.08 知られざる受動喫煙の実態

今回、グッディ!取材班が注目したのは…「受動喫煙」の危険性。

「受動喫煙」が原因で亡くなった人の数は年間で、推計1万5000人に上るという。
そして日本の受動喫煙対策は「世界最低レベル」とWHOから指摘されるほど…。
 
そこで、産業医科大学・大和浩教授の監修のもと、受動喫煙の危険性を徹底検証!
 
検証@


街の中の喫煙所は高い仕切りで囲まれているタイプを見かけるが、
近くを歩いている人に煙は及ばないのか?
 
たばこに含まれる煙に含まれる微粒子を感知する粉じん計を使用。
これを喫煙所から5m間隔で構え、どこまで粒子が届いているか測定。



数値が0.035以上ならたばこの煙が届いているという判断ができるというが
最も近い5m地点では最高「94」という数値が!
最も遠い20m地点の粉じん計の数値を見てみると、なんと最高「44」!
20m離れていても、煙が届いてる事が分かった。
 
教授によれば、煙の拡散を防ぐには仕切りの高さが3m以上必要だという。
 
検証A


お店の喫煙スペース。ドアで仕切られているが、
開け閉めする時、煙はどこまで漏れているのか?
 
喫煙スペースから離れた室内に粉じん計を用意。
スタッフがたばこを吸い終えて、
一番奥のテーブルまで歩いた時の粉じん計を見てみると、気になる結果が!
スタッフが粉じん計の横を通った後に数値が急激に上昇!
 
どういうことなのか?大和教授に聞いてみると…
「体の後ろにできる空気の渦に巻き込まれ煙が大量に持ち出され、
粉じん計に反応した」という。

人は前に進む時、空気を押しのけていく。
その空気は体に沿って、後ろへ巻き込むように流れるため、背中に渦が出来るという。
目に見えない大きさのたばこの煙も映し出す、緑のレーザー光線を当てて見てみると…


喫煙所から人が出てくると…


煙がついてきている!

つまり、人は知らない間に煙を外へ運び出してしまっているのだ。

思わぬ受動喫煙の可能性。それは家庭の中でも潜んでいた。
ベランダや換気扇でたばこを吸ったら、大丈夫かと思いきや…


べランドの窓の隙間から、室内に煙が…


換気扇を外れて、天井付近に煙が…

実はこのように知らないうちにたばこの煙を吸っている可能性も!

なかなか完全に防ぎいれないたばこの煙。
少しでも受動喫煙を抑えるためには、どうすればいいのだろうか?
大和教授によれば…



喫煙者は非喫煙者への気遣いを持たなければなりませんね!