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9歳にして既に勝負師…仲邑菫さん史上最年少プロ棋士へ!の強さの秘密は?

9歳にして既に勝負師…仲邑菫さん史上最年少プロ棋士へ!の強さの秘密は?

2019年01月07日 (月)

今春、日本囲碁界で史上最年少の10歳0カ月のプロ棋士が誕生します。



囲碁界に現れた天才少女、仲邑菫さん(9)。きのう(6日)東大阪市で行われたイベントでは、国民栄誉賞を受賞した囲碁界のレジェンド・井山裕太五冠(29)と公開対局を行いました。
結果はなんと…、時間切れによる引き分け
対局後、井山五冠は…



井山五冠「途中まではこちらがはっきり押されているというか…(中略)、今まで見たことがない才能だと思います。自分の9歳のころとは比べものにならないくらい強いです」

と、菫さんの実力はレジェンドも絶賛するほど!

実は、菫さんの父は現役のプロ棋士、母は囲碁の元インストラクター。さらに叔母もプロ棋士という、囲碁の“最強DNA”を菫さんは受け継いでいるんです!

そこで、きょうの「直撃LIVEグッディ!」は、スタジオにプロ棋士の関山利道九段をお招きし、菫さんの強さの秘密について解説していただきました。



立本信吾フィールドキャスター「今年の4月1日付けで、史上最年少でのプロ棋士誕生となります。仲邑菫さん、まだ小学4年生の女の子です。菫さんは3歳から囲碁を始めて、3歳7カ月でアマチュア大会初出場。さらに5歳のころ、アマ女流名人戦Bクラスで初優勝を果たしています」

安藤優子「この流れは、やはりとても早いんですか?」

関山利通九段「はい。ものすごく早いです! 過去に例がないと申しますか…、本当に彼女が初めてだと思います。もちろん努力もありますし、本人の持っている才能がないと、なかなかここまでの記録は成しえないと思います」




立本「今回、プロの入り方が異例中の異例だったということで、まずはプロに入る一般の流れをご紹介します」


<プロ棋士になる一般の流れ>関山九段によると…
・日本棋院で、14歳までにプロ候補の院生になる
・院生同士でリーグ戦を戦う
・リーグ戦での成績上位者のみがプロに採用される
・プロになれるのは23歳未満のみ

安藤「院生になるには、資格など必要なんですか?」

関山九段「審査に通らないことがありまして、(院生になる)その時には、しっかりとした実力がないといけません」

立本「院生になれたとしても上位者のみがプロに採用され、さらに年齢制限もあって、狭き門なんです。ただ、今回菫さんがプロになったのはこの方法ではなりません。菫さんは“英才特別採用推薦棋士”第1号なんです」




<英才特別採用推薦棋士とは>
・プロ棋士2人以上の推薦と、7大タイトル保持棋士など6人による審査が必要
・審査で、3分の2以上の賛成があると認定される
・採用年齢は原則、小学生

立本「今回はこの審査で6人全員が賛成だったそうですよ」

関山九段「菫ちゃんと試験対局をした張栩(ちょうう)名人も菫ちゃんの技量にいたく感心されていて、プロと遜色ないということです」

スタジオ「へえ〜!」

安藤「関山さんは、若くしてプロになるメリットって何だと思いますか?」

関山九段「早くにプロ同士の対局、真剣勝負が打てますよね。その真剣勝負の場、一局一局がそれこそ血となり肉となります。日本棋院の小林覚副理事長が、早くに年齢を下げてそういうことを経験させてあげたい、さらに世界を狙わせたいということでこの“英才特別採用推薦棋士”の制度採用となりました」


プロをうならせるほどの強さを持つ菫さん。その強さの秘密に迫りました。


<強さの秘密@>
打つ手が早い!
⇒日々“早碁”のトレーニングを積んでいる。決断力が人一倍早い

関山九段「“早碁”というのは、10秒とか20秒とか、制限時間内に一手を打たなければならないもので、決断力が非常に重要になってきます。菫ちゃんはその決断力が非常に優れているんです」


<強さの秘密A>
・勝負へのこだわりが強い
⇒大人が手を抜くと「わざとだ!本気で来て」と言うほど

関山九段「碁盤から離れているとお母さんと一緒にいてとてもにこやかなんですけど、碁盤の前に座ると勝負師の表情になるんです」


<強さの秘密B>
・子供と思えぬ大局観
⇒子供は打つところに集中しがちだが、碁盤を俯瞰で見る能力が高い

関山九段「サッカーで言うと、フィールドを上から眺めている感覚があるなと感じていて。ふつう子供は局部的に集中してしまうんですけど、集中しながらも上から見ていく、そういう感覚がすごいですね」

<母 幸さんが語る「菫さんの囲碁への情熱」>
「娘は小さなころから囲碁が好きでした。ある時から自然とプロを目指したいと思うようになり、
 親としてできることを応援しました」
 
⇒7歳の時、約1週間ほど初めて韓国に行き囲碁を勉強。
8歳になると平均月1〜2週間。
9歳少し前から1〜2カ月単位で韓国へ。2018年は合計240日ほど行っていたそうです。
 
菫さんの今後の活躍に、大きな注目が集まりそうです!



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カテゴリー: 安藤おしえて
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