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「心と体がかみ合っていなかった」現役復帰した橋大輔選手(32)が盟友鈴木明子さんに語った今後

「心と体がかみ合っていなかった」現役復帰した橋大輔選手(32)が盟友鈴木明子さんに語った今後

2018年10月09日 (火)

2014年ソチオリンピック以来の現役復帰戦としてフィギュアスケート近畿選手権に出場した橋大輔選手(32)は、ショートでは1位につけていたものの、きのう(8日)のフリーではミスが続き、総合3位となりました。



橋選手は2010年のバンクーバー五輪で、高い技術性と「世界一」と称された華麗なステップで日本に男子フィギュア初のメダルをもたらしたスター的存在。
きのうのフリーではジャンプで転倒が続き、演技直後は悔しさと晴れやかさが入り混じった表情を浮かべていましたが…、演技終了後の会見では…



橋選手「少しでも早く4年前の現役まで戻したいなと。それ以上越せるように目標もってやっていかなきゃなというのは、改めてこの近畿ブロックで強く思えたので、より一層気合いが入りました」

試合後には「ヤバい」を連呼していた橋選手ですが…その表情は「笑顔」でした。

フィギュアスケート解説者の佐野稔さんも、



佐野さん「このままではふがいないことも本人が一番よく分かっている。(橋選手が)その状況さえも楽しんでるんじゃないかなっていうふうに思えてならない」

と橋選手の復帰後の変化に、今後の大きな期待を寄せていました。

「直撃LIVEグッディ!」のスタジオには、盟友である鈴木明子さんが生出演! 現在の橋選手の状態と今後について解説していただきました。



三田友梨佳アナウンサー「実はわたくし、個人的に大阪へ行って見てきました。もちろんトリプルアクセルの失敗はあったんですけれども、冒頭の3 回転連続ジャンプはきれいに決まっていましたし、芸術性を評価する演技構成点は81点台という素晴らしい評価をされてますから、そのあたりも詳しく鈴木明子さんにうかがっていきたいと思います」

安藤優子「高橋選手と鈴木さんは1歳違いなんですね」

鈴木さん「そうなんです。初めて一緒に国際大会に出たときが、私が12歳とかで、そこからずっと一緒です」

安藤「今回の4年ぶりの現役復帰はどう思われます?」

鈴木明子さん「本当にすごいチャレンジだなと思うんです。日本の男子シングルで初めてオリンピックでメダルを取り、ある意味歴史を作った彼が、再チャレンジをして地方の近畿ブロック大会から出るっていうのは…。スケートという点ではアイスショーという選択もあると思うんですけど、あえてルールの中で戦う中に戻っていくというのは、やはり彼の並々ならぬスケートへの情熱を感じます」

三田「鈴木さん、フリーの演技はどのようにご覧になりましたか?」

鈴木さん「ショートが終わった時点で首位で、まとめられた演技ができていたので、意外と落ち着いてできているんだなと思ったんですね。フリーは体力次第だろうなと思っていたら、やはり思うような演技はできなかったと。終わったあとに電話で話したんですけど…」




橋さん「自分の心と体がかみ合っていなかった」

鈴木さん「ショートとフリーではどちらが緊張したのか聞いたら、ショートの方が緊張したそうなんですよ。最初の復帰の第一歩なので、すごく緊張していて。フリーは落ち着いているなと自分では思っていたそうなんです。演技のスタートからすごい迫力で踊っていたんですけど、実は間違えていたんですって」

全員「え〜!」

鈴木さん「このプログラムは今回がお披露目だったので、間違いは分からないんですが本人が言うには間違えたそうなんです。ずっと練習してきたのに、無意識でやって“あれ?間違えちゃった”って後で気づいたんですって。でもそうすると落ち着いていたと思ったのに緊張してるのかなっていう焦りが…、体と心がかみ合ってなかったっていうのは、まさに自分が思っているより体が緊張しているのかなって。思うように体が動いてくれないというのが、後半ミスが続いてしまったんですけど、そこの焦りを取り戻せないまま行ってしまったのかなって」

安藤「終わった時は笑顔でしたけど、自分自身に苦笑している感じでしょうか?」

鈴木さん「それは言ってました。演技で後半、立て続けに転倒したりと続いてしまって、その時点で、その時は表情には出ていませんけど心の中では“なんだこれ”って笑っちゃったって言ってました」

三田「高橋選手の復帰は、後輩たちも注目しています」




宇野昌磨選手(20)「僕は西日本選手権も観客の1人として見に行こうと思っているし、もし同じ試合に出られたら楽しみ。見て学べることは学びたいです」

田中刑事選手(23)「持っている“引き出し”が僕の比ではないので戦うとなると厳しいですが、しっかり演技を見て、感じて、吸収して、自分の成長につなげていきたいと思っています」

三田「もちろん高橋選手も若い世代の選手から刺激を受ける部分もたくさんあると思うんですが、若い世代にもこれは大きいですよね」

鈴木さん「だって、ずっと小さい頃にテレビで見てきた人と戦うことができるって」

サバンナ高橋「なんならスケートを始めるきっかけの人かもしれないですもんね」

鈴木さん「そういう人と同じ舞台に立てるって、その空気だけでも感じること学べることってたくさんあると思うので、お互いにすごく良いですよね」

安藤「さっき、4年前の現役時代に戻れるかどうかと高橋選手自身がおっしゃっていたじゃないですか。鈴木さんはどう思われますか?」




「自分が思い描く理想のスケートを突き詰めてほしい」

鈴木さん「戻ってきたのは、オリンピックや点数うんぬんということよりも、まず自分がスケートをやりたくて競技に戻りたくてきたんだから。彼がここからどこまで自分のスケートを突き詰めていけるのかというところに注目していきたいですね。彼はこの4年間でスケート以外で経験してきたことがたくさんあります。ダンスの舞台だったり、ニューヨークへの留学、あとは解説として全日本選手権に一緒に携わってきた。その経験が4年前に“戻る”のではなく“越えていける”と思うんです」



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カテゴリー: 克実なっとく
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