せーの!グッディ!

一連のオウム事件で初 麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が執行 なぜ今だったのか?

一連のオウム事件で初 麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が執行 なぜ今だったのか?

2018年07月06日 (金)

法務省はきょう(6日)、地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教の元代表、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)と元幹部の計7人の死刑を執行しました。



オウム真理教による一連の事件では、松本死刑囚のほか、12人の死刑が確定しています。



松本死刑囚のほかに死刑執行されたのは、井上嘉浩(48)、早川紀代秀(68)、中川智正(55)、新実智光(54)、遠藤誠一(58)、土谷正実(53)の各死刑囚。7人の同日死刑執行は異例のことです。

ではなぜ、このタイミングだったのでしょうか? そして、なぜ13人のうちこの7人がきょう死刑を執行されたのでしょうか?
「直撃LIVEグッディ!」のスタジオには、オウム真理教家族の会の代表・永岡弘行さん、伊藤芳朗弁護士、警視庁元捜査1課長の山田正治さん、フジテレビ社会部の平松秀敏デスクにお越しいただき、お話を伺いました。

安藤優子「死刑執行された7人と、いまだ執行されていない6人、どのように線引きされたと考えられますか?」

平松氏「明らかに、教団内の地位の高さや役割、大きい事件で深く関与している人間を選んで執行したと思います。林泰男死刑囚や横山真人死刑囚、地下鉄の中で実際にサリンを散布した人間は、今回死刑執行されていないんです。それよりも、それを教団の意思として決めた人間、犯罪行為を行わせた人間の罪が重いという考えから、この7人を選んだと思います」

安藤「きょうの死刑執行について、どういう思いを持ちましたか」

永岡氏「残念ですね。もっともっと、解明しなければならないことが多々あると思います」

安藤「松本死刑囚は法廷でも意味のないことをつぶやいて、法廷の場では何も語らないに等しかったですよね。なぜこのような事件が起きたのか、その解明は何一つされていないと言ってもおかしくないと、私も思います」

伊藤弁護士「松本死刑囚の死刑執行については、やっとここまできたか、という思いはあります。それ以外の6人については、法律で決まっていることでやむを得ないとはいえ、加害者の側面と、松本智津夫によって絡めとられた被害者の側面があるということは、忘れてはいけないと思います」

大村正樹フィールドキャスター「オウム真理教の13人の死刑囚は、東京拘置所に身柄を置いていましたが、今年3月に7人が移動しています」




大村「東京拘置所ではきょう、松本智津夫死刑囚、土谷正実死刑囚、遠藤誠一死刑囚の3人が死刑執行されました、1つの拘置所でこれだけ多くの人が執行されるのは聞いたことがないのですが…」

平松氏「私の知る限りは、1日の中でしかも午前中に、3人も同じ刑場で死刑執行するというのは、前例がありません」

安藤「東京拘置所の刑場はいくつあるんですか?」

平松氏「1つしかないと言われています」

大村「死刑執行までの流れが、こちらです」




〈死刑執行までの流れ〉
@死刑囚には、当日の朝に死刑執行されることが伝えられ、その後刑場へ移動する
A教誨室(きょうかいしつ)…宗教者と一緒に向き合い、希望に応じて遺書を残すことができる。お茶やまんじゅうを食べられる
B前室…死刑執行を正式に告げられる部屋。ここで、目隠しと手錠をされる
C執行室…踏み台の上でロープをかけられる。刑務官3人が同時にボタンを押して執行される

平松氏「今回は同じ刑場で午前中に3人が執行されました。これらの手続きは結構時間がかかると言われていますから、どれくらい時間の間隔をあけて3人の手続きが踏まれたのか?私も気になっているのですが…今のところ法務省に対する取材では、そのあたりの詳細や執行の順番など明らかにされていません」

大村「今年の3月に13人の死刑囚のうち7人が別の拘置所に移動し、近いうちに死刑執行があるのではないか?と言われてきました。4カ月近くたって、なぜ法務大臣がきょうを執行日としたのか?どうお考えでしょうか」

伊藤弁護士「すべてのオウム事件の裁判が終わりました。死刑囚を証人として呼ぶ可能性もなくなりましたから、あとはいつ執行するかだけだったと思います。法務省としては、死刑執行というとどうしても国内外でいろいろと反対意見もありますから、なるべく大騒ぎになってほしくない時期を選んだんだろうと思います」

安藤「1つの刑場で3人も執行するのは極めて異例だと思いますが、スケジュールを詰めて執行した意味は何かあるんでしょうか?」

伊藤弁護士「この7人は非常に主体的な役割を持った人たちです。こういう人たちを少しずつ執行していったのでは、そのたびに注目を浴びていくことになります。そのため、13人のうち世間的にもよく知られていて重要な役割を担っていた7人は一気に執行したのではないかと。あとの6人は世間的にはあまり知られていないメンバーだと思いますので、今後は大きく騒がれないだろうという計算ではないでしょうか」

安藤「今回の死刑執行によって与える影響を最小限に留めたかったということですね」




安藤「そして遺体の今後なのですが、特に松本智津夫死刑囚の遺体については、どうなるんでしょうか?」

平松デスク「松本死刑囚が、なんらかの遺言などを残していればその人物に遺体が渡るんですが、そうでない場合は、通常ですと親族に引き渡されます。親族は何人もいますし、逮捕された親族もいます。遺体を渡した親族が後継団体と何らかの繋がりがあった場合、遺体は神格化される可能性が高いです。変な話ですけど今、(松本智津夫死刑囚の)髪の毛一本が100万円とかって言われている話もあるので、遺体を燃やした後の遺骨はどうなるのか。警察も含めて、公安調査庁も注視していかなければいけないことだと思います」



【関連ニュース】
富山の拳銃強奪事件“さすまた”で児童を守ったが…小学校に拳銃所持情報伝わらず
実の弟への殺害容疑 姉が偽造したとされる“遺書”の驚くべき内容とは!?


カテゴリー: 安藤うーん
  • Twitter
  • Facebook
このページのトップへ
TOP
PAGE TOP