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“紀州のドン・ファン”覚醒剤中毒で死亡 愛犬イブの死が飼い主の死の真相を導き出すのか?

“紀州のドン・ファン”覚醒剤中毒で死亡 愛犬イブの死が飼い主の死の真相を導き出すのか?

2018年06月07日 (木)

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家、野ア幸助さん(77)の死因がきのう(6日)、和歌山県警より発表されました。これまで野アさんの死因は「急性循環不全」とされていましたが、県警は「急性覚醒剤中毒」と特定し発表しました。野アさんの遺体から、致死量を超える覚醒剤の成分が検出されたといいます。



さらにきょう(7日)県警は、先月6日に突然死し埋葬された野アさんの愛犬・イブちゃんの掘り起し作業を行いました。イブちゃんの死から約1カ月、死骸から何を調べようとしているのでしょうか?

「直撃LIVEグッディ!」のスタジオでは、元警視庁刑事の吉川祐二さんと、法科学鑑定研究所の古山翔平さんをゲストに迎え、様々な角度から解説していただきました。



大村正樹フィールドキャスター「警察が捜査のために埋葬された犬を掘り起こすなんて、前代未聞ですよね。愛犬のイブちゃんも野アさんも高齢ではありましたが元気だったのに、相次いで突然死。警察がイブちゃんに注目するのもわかる気がします」

安藤優子「イブちゃんが死んだのは先月6日、土葬されたのが12日ということですが、土に埋葬されて1カ月たった亡骸は検査可能なんでしょうか」

古山翔平氏「当然腐敗は進みますが、空気中に触れているような状態と比べると地中に入っている時の方が腐敗の進行は遅くなるんです。筋肉や毛などが残っている可能性はありますから、そういったものから検査の反応が見られる可能性はあります」




安藤「イブちゃんの死因も特定できる可能性があるということですね。もし覚醒剤が検出されたとして、野アさんの死因となった覚醒剤と同一のものか確認する作業は行われるんでしょうか?」

吉川氏「身体の中に入った覚醒剤が、同一のものかどうか調べるのは非常に難しいことだと思います。通常、粉の状態で覚醒剤が同一か調べる時は、そこに含まれている不純物などの状況によって特定しますから。それぞれの(野アさんとイブちゃん)身体の中から出てきたとしても、同じ覚醒剤だとは言い切れないと思います。第三者が投与した可能性が出てきますので、いわゆる“状況的な証拠”にはなり得ますね」


野アさんの死因となった“急性覚醒剤中毒”とは、どのような症状になり死に至るのでしょうか?



古山氏「覚醒剤を服用した初期段階は、気分が高揚するなど精神的な症状が現れます。血中濃度が上がっていくにつれて、妄想や幻覚症状に対して大声を出したり、じっとしていられなくなります。最終段階では身体的な症状で、汗をかいたり不整脈のような状態となって苦しみ、最終的にはけいれんや昏睡という状態になり、摂取からおよそ2〜4時間で死に至ります」

安藤「イブちゃんも苦しんで死んだということでしたが、動物と人間で同じ反応を示すものですか?」

古山氏「一般的に動物実験というのは、動物に摂取してどういった症状が出るかを見るということをおこないますので、(人間と動物と)同様の症状が起こる可能性は十分に考えられます」


イブちゃんはデヴィ夫人によると、病院に運ばれる車中でもがき苦しみ死んでいったそうです。野アさんも同じように苦しみ亡くなった可能性が高いとすると…、家政婦Aさんが語った遺体発見の状況に疑問が沸いてきます。



〈疑問@:家政婦Aさんの聞いた“ドンドン”という音〉
・家政婦の話では、野アさんのいる2階から“ドンドン”という音が聞こえた
・急性覚醒剤中毒になると、激しく暴れたり叫んだりする症状が現れる

古山氏「急性覚醒剤中毒になると、激しく暴れたり叫んだりする症状が現れます。野アさんの声が階下に聞こえなかったのは疑問です」



〈疑問A:“遺体発見時”の謎〉
・野アさんの遺体が発見された時、家政婦によると寝室のソファに座った状態だった
・県警も、荒らされた痕跡や争った痕跡はなかったという
・急性覚醒剤中毒になると身体に異常が起こり、けいれんや貧乏ゆすりなどの症状が出る

古山氏「座った状態と聞くと、落ち着いている印象を受けます。しかし覚醒剤は、一般的に“情動行動”といって、意味のない行動パターンを繰り返す症状が特徴として見られるんですが…、」

“急性覚醒剤中毒”にも関わらず、野アさんはおだやかな状態で亡くなったようにみえます。しかし…



古山氏「一気に意識を失ったりけいれんが起きちゃうような、覚醒剤の濃度が短時間に急激に上がるようなケースがあれば、もしかしたら大きな声を出したり、暴れる時間もない、というケースは考えられるかもしれません」

高橋克実「致死量の1gというのは、平均の量ですよね。野アさんはわりと体格が小柄ですし、脳梗塞を2回ほどされているから、そういった状態によって、1gに満たなくてもこういった症状を引き起こす可能性もあるのでは?」

古山氏「十分に考えられます」

三田「野アさんの胃や肝臓から、覚醒剤の成分が見つかったということですが、そこから摂取量を推察することはできるんですか?」

古山氏「薬物が身体の中に入って、どういう動きをしてどう代謝されていくのかというのは、年齢や体重による個人差が大きいんです。さらに体温が高い状態だと代謝が早くなるようなケースも見られるので、実際どれくらい摂取したかという詳細を出すのは、かなり難しいと思います」

吉川氏「警察から、“死因は急性覚醒剤中毒”という発表がありました。これは、これまでの発表にあった“急性循環不全”という死因の過程に覚醒剤が関わっていたということ、つまり覚醒剤と野アさんの死に因果関係があるとはっきりしたということです。捜査が進展しているんだと思います」


愛犬・イブちゃんの死因を調べることで、野アさんの死の真相究明に近づくことはできるのでしょうか?


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カテゴリー: 安藤えっ!
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