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“チームメイトを救いたい”声明文に込めた日大アメフト部員全員の思いを読み解く

“チームメイトを救いたい”声明文に込めた日大アメフト部員全員の思いを読み解く

2018年05月30日 (水)

日本大学アメリカンフットボール部の選手が悪質な反則行為で関西学院大学の選手を負傷させた問題。きのう(29日)、日大アメフト部の現役部員らによる声明文が発表されました。



発表された声明文に書かれていたのは…
@ 今後も話し合いを続けること
A タックルをした選手に対して、チームメイトとして責任を感じていること
B 監督・コーチの指示に盲目的だったこと
C 今回の事態への反省
D 部の指導体制も含め、生まれ変わること
E タックルした選手の復帰希望

安藤優子「きわめて自己内省的な声明だったと感じました。選手たちが“自分たちがコーチの指示に盲従してしまった責任がある”という内容でしたね」

生沢浩氏(アメフトライター)「この声明文ですが、トーンはすごく柔らかい表現だけど非常に言いたいことは言えているという印象ですね。“監督の指示に盲目的だった”というのは、監督の指示があったということの裏返しですから。ミーティングではコーチから“(声明文を出すと)自分たちの首を絞めるぞ”というような脅しみたいなこともあったようですし、報復を恐れて、こういう表現になったのではないかと思いますね」

大村正樹フィールドキャスター「しかしこの声明文の先にある思いは、3年生と4年生で若干の違いがあったそうです」




<4年生>「早く穏便に解決したい」
・リーグ戦を経て、甲子園ボウルで再び大学日本一を目指したい
・就職活動への影響を懸念し、支障が出ないように考慮?

<3年生>「とにかく体制一新を」
・同学年であるタックルした選手がチームに戻れる体制を作りたい
・就職活動の懸念はなく、体制一新アピールを優先したい?

安藤「声明文を出すという行為自体が、相当勇気が必要だったはずですよね」



西園寺薫(メディアプロデューサー)「声明文を見るときちんと考えられて論理的に説明されているし、トーンも非常に抑えて練りに練った文章だということはわかりました。もっと過激な表現にもできたと思いますが、この問題を早く解決するという意味では、非常に偏差値の高い声明文だと思います」

日大アメフト部は昨日関東連盟から、「2018年シーズン公式試合の出場停止」の処分を受けましたが、抜本的なチーム改革の断行や改善報告書の提出を行ったうえで、成果が連盟理事会で承認されれば、処分の解除が認められます。



大村「8月には合宿、9月からは秋季リーグ戦が始まります。7月に連盟への登録締め切りがあります。ここまでに登録が間に合わなければリーグ戦には出られません」

安藤「コーチ陣も辞めて、選手だけで自主的に練習するってことはできないんですか?」

河田剛氏(米スタンフォード大学アメフトチームコーチ)「練習を禁止するという処分は出ていないので、ぜひやってほしいですね。あと、この話題で、日大って言うと就職活動に悪影響が出るっていいますけど、そんな会社だったら行かなくていいですよ。逆にアイスブレイクトークでこの話題を使ってもらって、日大アメフト部だけじゃなくて、日大の学生みんながピンチをチャンスに変える取り組みをしてほしいですよね」




カンニング竹山「これだけきつい練習に耐えてきた4年生は、社会に出ても立派な人材ですよね」

安藤「西園寺さんもおっしゃってましたけど、声明文は自己内省的で自分たちを見つめる力がすごいなと思いました」

河田氏「今回の登場人物のなかで一番大人な文章じゃないかなと思いますよね」


発表された声明文から読み取れる現役部員たちのさまざまな思い…今後のチームの動きに注目が集まります。


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