せーの!グッディ!

「サングラスのおじさん…」小2少女は不審者を見た? 犯人像を心理学者が分析

「サングラスのおじさん…」小2少女は不審者を見た? 犯人像を心理学者が分析

2018年05月10日 (木)

今月7日、新潟市西区の小学2年生・大桃珠生ちゃん(7)が殺害され線路に遺棄された事件。事件当日の朝、珠生ちゃんが同級生に不審な男の情報を伝えていたことがきのう(9日)、新たに判明しました。



<大桃珠生ちゃんが友人に話した言葉>
「黒い服を着てサングラスをかけたおじさんに追いかけられた」


『直撃LIVEグッディ!』の取材では、他にも不審者の目撃情報を入手。きょうのスタジオで、この新証言により浮上した“3つの仮説”を検証しました。



<新証言で浮上した3つの仮説>
仮説@ 遺棄現場は“第2の踏切”か?
仮説A 犯人は北東方向に潜伏か?
仮説B 犯人は20〜40代の男か?

広瀬修一フィールドキャスター「まずは、多く寄せられた不審者情報についてまとめました」



<事件当日(7日)の不審な男 目撃情報>
・午前登校前 珠生ちゃんが黒い服を着たサングラスのおじさんに追いかけられる
・午後8時ごろ 踏切近くの道路に白い車が止まっていた。近隣住民が近づくと顔を伏せて発車
・午後10時ごろ 珠生ちゃんの自宅近くに止まる白っぽい車を近隣住民が複数目撃

・去年10月と今年2月 白い車が女性のそばを通るとき、スピードを落とし通過、その後再び戻ってくる(運転席には色付きメガネの男性)
・帽子から服まですべて黒色、晴れていても傘を持っている不審人物の目撃情報が以前からあった

広瀬「この目撃情報が事件に直結するのかわかりませんが、サングラスなど特徴のある男の姿が度々目撃されています」

安藤優子「全身黒ずくめで、晴れていてもビニール傘を持っている。不審者としてはかえって目立ちませんか?」

出口保行教授(犯罪心理学者)「ふつう誘拐をしようと考えている人間は、見るからに怪しいという格好はあまりしないんです。ただ今回は、裏の裏をかくと、それだけ怪しい姿でいることによって、警戒はされるが人が寄ってこないので、自分が誰だと断定されることが少ないと考えていた可能性もあります」




高橋克実「(事件当日の)朝、珠生ちゃんが不審者を見たことを友達に話したって…、2年生くらいだと友達に言ってそれで終わりになっちゃうんでしょうか? もし先生に言っていたら、展開も違ってきたのかと思うんですよね…」

尾木直樹(教育評論家)「先生に言うのは、ハードルが高いんだと思います。先生方ももちろん何かあったら言いなさいと指導はしているはずですが…難しいですよね」


スタジオでは、東京未来大学こども心理学部長・出口教授の考えた犯人像を分析していただきました。



<出口教授の考える犯人像>
・知能が高くて計画的
・コミュニケーション能力に乏しい
・パニックに陥りやすい
・自分は社会的地位に恵まれていないと感じている
・年齢は20〜40代の男
・土地勘がある

出口教授「おそらくこの犯罪者が持っていた計画は珠生ちゃんを連れ去るところまでだったのでは。そこまでは完ぺきに準備していてその通りに進んだ…。ところが、例えば珠生ちゃんが抵抗することなどをあまり想定していなかったんだと思います。自分が完全に支配下に置いたら静かにしているだろうと思っていたら、違う展開になってしまった…。それでそれを抑圧するために殺害してしまったのではないかと」

安藤「犯人像の年代を、なぜ20〜40代と思われるんでしょうか?」

出口教授「ある程度能力の高い人間がこういう犯罪をやるんです。また、人からあまり評価されていないという思いが強い人間がこういうことをする。絶対的な支配ができる小さい子をターゲットにして攻撃行動をするんです。20〜40代くらいの人間が、社会の中核として生きている時代で、一番社会的評価を気にする年代なんです。この年代の人間がこのような事件を起こしやすい傾向があります」

安藤「土地勘があるというのは、近隣にいるということでしょうか?」

出口教授「土地勘があるというよりも、その土地に対して十分なリサーチが済んでいたということですね。基本的にこういった犯罪は、まず誰を狙うのかターゲットを決めて、そのあと周辺の調査を十分にします。どこだったら隠れられる、どこだったら連れ去ることができる、と周到に準備するわけです」

安藤「必ずしも近辺に住んでいるとは限らないということですね」


他にも遺体発見時は死後2〜4時間ほどだったのではないかという意見があり、誘拐後3〜5時間は生存していたのではという話もありました。

安藤「誘拐直後に殺害されていなかったと聞くと、本当に胸が苦しくなりますね…。その間に何とかして見つけられなかったのでしょうか?」

尾木「(登下校を狙う犯罪は)これまで何件も起きてます。かと言って集団登校の場合は、交通事故にあった時の犠牲がものすごく増えますよね。アメリカはスクールバスだし、他の国でも正門まで家の方が送り迎えをしているところもあります。日本は平和な国だったと思うんです。だから友達と行っても安全だったと思う。それが最近は変わってきた。その認識を変えていくのが大事だと思います」



【関連ニュース】
新潟小2女児殺害 なぜ犯人は遺体を線路上に?大胆な犯行から見える3つのナゾ
思い出の海で溺死に見せかけ妻を殺害?夫を殺人容疑で逮捕 事件前の不可解な行動とは?


  • Twitter
  • Facebook
このページのトップへ
TOP
PAGE TOP