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病的なほど窃盗を繰り返してしまう…クレプトマニアとは? スタジオで解説!

病的なほど窃盗を繰り返してしまう…クレプトマニアとは? スタジオで解説!

2018年03月06日 (火)

先月、元マラソン選手である原裕美子被告が、窃盗容疑で逮捕・起訴されました。スーパーでキャンディーとチョコレート2つ、およそ380円相当を盗んだ罪に問われています。
原被告は去年7月にも万引きをして逮捕されており、当時の裁判で以前から万引きで2度の罰金刑を受けていたことも明かされました。



グッディ!では、原被告の父親から話を聞くことができました。



Q.万引きの兆候はいつから?
原被告の父親「俺が知ったのは2012、3年ごろかな。その時は弁当を盗って、店の中で金を払わずに食べちゃった」

原被告の父親「なんでやるのと聞いたけど、"やってやろう、これをとってやろう"いう気持ちがないと(言っていた)」

なぜ、万引きを繰り返してしまうのか? 父親も娘の衝動を理解できなかったといいます。
実は、万引きの衝動を自らの意志では抑えられないその症状を『クレプトマニア(窃盗症)』と呼ぶそうです。

酒主「まず、原被告の経歴から振り返ります」



・2005年に名古屋国際女子マラソン優勝、ヘルシンキ世界選手権6位(日本人トップ)の成績
・2010年ごろ〜厳しい体重制限で、現役時代から摂食障害を発症
・2017年8月、私生活でもストレスが重なり窃盗容疑で逮捕される
・2017年9月には「クレプトマニア」と診断され入院、執行猶予付きの有罪判決を受けるも、12月下旬に退院
・先月9日、窃盗容疑で再び逮捕


グッディ!スタジオでは、原被告が闘っている『クレプトマニア』という症状について、解説。



酒主「クレプトマニアに詳しい赤城高原ホスピタル院長の竹村道夫先生に伺いました。クレプトマニアとは精神障害の一種で、簡単に言うと病的な窃盗癖ということなんだそうです。物を盗む行為そのものが目的になっているので、盗んだものをそのまま捨てるという行動を繰り返す人も中にはいるそうです。クレプトマニアは、重度のストレスを抱えている人に多いといいます」

安藤「物を盗んでいるから、犯罪ですよね。犯罪なんだけれども、病気だっていうところが難しいですね」

酒主「自分の意志の力だけでは止められない、病気なんですね」




北村晴男弁護士「症状が、単なる常習窃盗犯とよく似ているので、誤解を受けやすいですよね。医学的に診断基準などをはっきり決めていただいて、我々(弁護士)が誤解しないように方策していただきたいです」

酒主「クレプトマニアは、治療すること自体も難しいそうです」




〈クレプトマニアの治療法〉
・クレプトマニアを克服した人と会話をして関係を築く→自分も立ち直れると思えてくる
・病院の売店内では見張りをつけ、万引きを抑制
・完治には何年もかかり、継続的に治療しないと再発してしまう可能性があり、最低でも2〜3年は経過を見る必要がある

安藤「原被告の場合は、退院した直後に万引きしてしまったということですから、治療はまだまだ続けなければならない状況にあったんでしょうか」

酒主「退院した後も、月に1回はしっかり通院して、長期的に完治を目指していたそうです。そのさなかで2回目の逮捕になったということです」

安藤「家族だって、ずっと付きっきりで監視しているわけにはいかないですもんね…」

酒主「原被告の父親へのインタビューでは、この病気と戦う娘への思いや苦悩を語ってくれました」




・退院後、娘には万引き時に使用した鞄を持たせず、財布のみを持たせていた
・1人の人間として見てあげたく、常に行動を共にしなかった
・周りは言い訳だととっている人はいるけど、自分の子どもだから信じてあげたい

安藤「一人の人として接したいというお父さんの気持ちは、痛いほど分かりますよね」

三田「いくら罰しても同じことの繰り返し、悪循環になってしまう可能性もありますから、きちんと治療をして原因を根本から解決しないといけないんですね」

安藤「そうですね。行動療法といって、一緒に付き添って窃盗しないことに対しての自信をつけさせるという治療法もあると聞きますし」


さらに逮捕直後の原被告は、父親に対してこのように語っていたといいます。



原被告の父親「反省とお詫びと、何でやったか分からないと言っていた。(中略)本人はとにかく1日でも早く再入院して治療に専念したいと言っている。治させたいし、本人も治したいと。それが半年なのか1年なのか分からないけど、1日でも早く入院して、治したいと、治すんだという気持ちになっている」


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カテゴリー: 安藤うーん
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