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あなたの処方箋は大丈夫? 薬剤師の意外な役割に克実・安藤ビックリ!

あなたの処方箋は大丈夫? 薬剤師の意外な役割に克実・安藤ビックリ!

2018年01月16日 (火)

医療機関を受診すれば誰もがもらう処方箋。
この医師が作成する処方箋のうち、2.3%に不備があり、薬剤師のチェックによって訂正されていたことが判明しました。

実際にどのような不備があったのか?グッディ!では、現役の薬剤師の方にお話しを伺いました。

倉田「まず、1つ目の事例がこちら」



〈証言1:同時に服用すると危険なもの〉
・同じ病院内で、ある患者が内科で睡眠薬を、耳鼻科で抗生物質を処方される
・しかしこの2種類の薬は同時に服用すると睡眠薬の効果が高まり、強い眠気で転倒してしまう恐れのあるものだった



倉田「なぜこのようなことが起きたのかというと、患者さんがそれぞれの科の先生に処方されている薬を伝えていなかったので、飲み合わせなどが考慮されなかったんです。実際に薬が処方される前に、薬剤師さんが“これでは眠気が強くなってしまうから”と訂正してくれた事例です」

サバンナ高橋「同じ病院内でも情報が共有されていない場合もあるんですか…」

克実「あのお薬手帳はきちんと見せないといけないね」

倉田「そうですね、患者さんの申告がなければ防げないことでもありますから。市販薬を服用していて、それを面倒に思って伝えない、というのも注意が必要ですね」




〈証言2:必要量の10倍を処方〉
・記入ミスにより、必要量の10倍の薬が処方された
・強い鎮痛剤の場合、呼吸困難で死に至るケースも

倉田「2つ目の事例は記入ミスということですが、実は処方箋の入力は医師ではなく事務員の方が行う場合もあるんです。医師との伝達が上手くいかず起こってしまったことですが、薬剤師の方が桁が違うことに気づいて医師に直接確認をしてくれたので、正しい処方に訂正されました」

中にはこんなややこしいケースも…



〈証言3:薬の名前が違う〉
・正しくはアルマール(血圧を下げる薬)を処方するべきところに、アマリール(血糖値を下げる薬)が処方されていた
・高血圧の人がアマリールを服用すると、低血糖でふらつきなどの症状が出る場合も

倉田「アルマールとアマリール、とても似ている名前ですが全く異なる効果の薬なんです。薬剤師さんが見たときに、“この患者さんは高血圧なのに、なぜ血糖値を下げる薬が処方されているのか”?と気付いてくれたので、防ぐことができた事例です」

克実「これはややこしいわ〜!」

安藤「処方箋には、どんな症状で受診したかって書いてないんですよ。なのでこれは薬剤師さんが聞いてくれたんでしょうね、何で受診されましたか?って」

克実「たしかに。薬を受け取るときって、“どういう症状ですか?”とか“前にこの薬使ってますか?”とか、必ず聞かれますよね」

倉田「薬剤師さんのお仕事は、医師から処方された薬をただ出すだけではないんです。まさに安藤さんが言ったように、確認をしているんですね」




倉田「医師と薬剤師の関係には、医薬分業制度というものがあります。医師は診断に応じて薬を処方する。薬剤師は処方箋と患者の状態を確認するんです。そしてそこで不備があれば訂正をするという明確な役割が、薬剤師にはあるんです」

サバンナ高橋「ダブルチェックのような役割をしてくれているんですね」

倉田「さらにこの分業によりまして、最小限の薬剤で最大の効果を目指しています。実際にこの制度によって、薬剤費や副作用にかかる医療費も大幅に削減されているんです。年間で推定2200億円削減できているそうです」

克実「これは…すごい金額だね!」

安藤「いま多剤投与ってすごく問題になってますもんね。薬剤師さんが気付いてくれているんですね」



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カテゴリー: 安藤おしえて
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