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教えて!なっちゃん! 猛威を振るう台風15号の今後は?

教えて!なっちゃん! 猛威を振るう台風15号の今後は?

2017年09月01日 (金)

激しく打ち付ける雨。そして地面から噴き上がる水。



現在(1日午後3時時点)、小笠原諸島付近に停滞中の大型の台風15号は、きょう午前4時41分には最大瞬間風速39.8mを観測し、明日(2日)の朝までに200ミリの雨量が予想されています。
なぜこれほどの強風になったのでしょうか? また、今後どのような進路をたどるのでしょうか? グッディ! 寺川奈津美気象予報士に聞いてみました。



寺川「台風15号は、風についての警戒をしてください。関東はもう風が強まっているところもあります。現在の台風の位置を見てみると…」



寺川「大型で強い勢力の台風15号は現在、小笠原諸島の父島あたりでほとんど停滞している状況です。ここでエネルギーを補給して、このあと徐々に北上していく見通しです」

安藤「昨日もそのあたりにいましたよね?」

寺川「はい。昨日までの予想よりも、加速して北上するタイミングが少し遅れています。土曜日から日曜日を中心に日本の東の海上を北上する予想となっていて、日本列島に直撃するというコースは免れそうです。ただし油断はできません!」




寺川「こちら(図・右側)は2年前に発生した台風の経路図なんですが、実は気圧配置・進路ともに今回の台風とそっくりなんです! 2年前は北海道と秋田で大きな被害が出ました。6人が負傷し、住宅70棟に停電や浸水が起こりました」

安藤「じゃがいもとか、農作物にも被害が出ましたよね」

寺川「今回、このような被害が北海道で再び起こる恐れを考えておかなければなりません。では、直撃でもないのに大きな被害が出てしまう理由を見ていきたいと思います」




寺川「まず一つは、台風自体が大型だということです。2015年の台風23号は超大型だったんです。今回は大型の台風です。ランクが一つ下の大きさなんですが、直径がもう300kmほど大きくなると、超大型、一番大きなサイズの台風になる恐れがあります」

安藤「15号も超大型に発達する可能性があるんですか?」

寺川「あります。台風自体が大きいと、台風の中心が遠くにあったとしても離れているところで風が強まります。そしてもう一つ理由が…、北側に高気圧があると、台風からかなり離れたところでも風が強まるということがあります。風は気圧の高い方から低い方に向かって吹くという性質があるんですよね。台風は低気圧なので、北側に高気圧があると、台風に向かってかなり強く風が吹くんです」

寺川「それでは気になる週末の天気を見ていきましょう」




寺川「関東ではすでに風が強まり始めていますが、東京や仙台は土曜日中心に雨が降りやすい見通しです。風のピークは東京は土曜日で、仙台は日曜日まで続きそうです。北海道は東部を中心に日曜日は大荒れとなる恐れがありますので、十分警戒してください」


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