せーの!グッディ!

ヒアリに60回刺された専門家が登場! 襲われたときの“奥義”はヒアリダンス!?

ヒアリに60回刺された専門家が登場! 襲われたときの“奥義”はヒアリダンス!?

2017年07月12日 (水)

“殺人アリ”の異名を持ち、刺されると中には死に至るケースもある“ヒアリ”が日本で初めて発見されてからおよそ1カ月。尼崎、大阪、名古屋と各地の港で発見され、ついに今月3日には東京・大井ふ頭に! そして6日にはとうとう内陸部の愛知・春日井市の倉庫でヒアリが1匹発見されました。

全国に広がりつつあるヒアリの侵入を食い止めるのに重要なのは“水際対策”。そこで、きょう12日午前10時半ごろから東京港の品川ふ頭で環境省によるヒアリ調査が行われました。



政府は殺虫剤の入った毒入りの餌をヒアリが生息する地域との定期航路がある全国68の港に配布する方針を決定。さらに、国土交通省は、国際線が就航する全国29の空港に対し緊急点検を要請し、捕獲キットを置くよう求めています。



その影響は相撲界にまで広がっています。現在行われている名古屋場所でも愛知・春日井市でヒアリが発見されたことを受けて、支度部屋にはこのような注意書きが・・・。



「ご注意 猛毒を持つヒアリが名古屋でも発見されました。稽古場への行き帰りも裸足では行かず、履き物を履いて行動し、普段の生活からも十分注意して下さい」


現在、国をあげてヒアリの水際対策にあたっていますが、もしヒアリに襲われしまったら、どう対処すればいいのでしょうか。
きょうのグッディ! ではスタジオにヒアリの生態調査を行っているの村上貴弘九州大学准教授にお越しいただき、解説していただきました。



酒主「村上先生は世界の6つの国と地域でヒアリ調査を行ってきたということで、これまで60回もヒアリに刺されたということなんですね。これは実際の写真ですか?」

村上准教授「左手の親指の付け根を6カ所刺されたときの写真です」

安藤「これは1匹が何度も刺したということなんですか?」

村上准教授「いや、この場合は何匹にも同時に襲われて刺されました。ビニール手袋を付けてヒアリの巣を崩して卵などを調査していたんですが、汗で手袋がゆるんだときに刺されたんです」

酒主「では、実際に刺されたらどのような痛みなのか。村上先生によると、“火のついた線香を皮膚に押し当てられたような痛み”だそうです」




安藤「…、火のついた線香を押し当てないでしょ(笑)」

村上准教授「夏に線香花火をしているときに、ちょっと皮膚に触れてしまうことがありますよね。あの熱さと痛みが伴っている感じですね。火のついたような痛みということがヒアリの名前の由来にもなっています。台湾で刺されたときに一度だけ、吐き気や手の震え、眼の焦点も合わなくなってきて軽いアナフィラキシーショックになったことがあります」



アメリカでは年間1000万人が刺され、10万人がアナフィラキシーショックを発症。そのうち100人が亡くなったという報告も上がっているヒアリによる被害。ここでヒアリに襲われたときの対処法について教えていただきました。


酒主「普通のアリは臆病な性質なので人が向かっていくと逃げていくんですが、ヒアリは人に向かってきて体を登ってくるんです。ではヒアリが体についたとき、やってはいけないことはなんでしょうか?」

村上准教授「それは手で払いのけることです。普通、虫が体についたら払いますよね。ただヒアリを払うと払った手が刺されちゃうんです。ミツバチなどと違ってヒアリは何度も刺してくるので、刺激を与えちゃうと(その手も)敵と認識されてしまいます」

酒主「そんなヒアリから身を守る方法は…、“ヒアリダンス!”先生、ヒアリダンスというのがあるんですね」

村上准教授「大したことじゃないんですけど、こうやって手足をぶらぶらして払えということです。こういう風な動きをしている人がいたら、ヒアリダンスしてる人…」




カンニング竹山「ウソでしょ、先生(笑)」

村上准教授「ホントなんです!振り落せってことなんです」

克実「先生、このダンスを東京でやるために九州大学から来られたんですね…」

村上准教授「いやいや(笑)。でもこうやって体を振ればヒアリは落ちますから。手で払わないでヒアリを取るには、体を振った方がいいってことです」

克実「先生、ありがとうございます!」


まだ国内ではヒアリに関する人的被害は報告されていませんが、知っておいて損はないヒアリを寄せ付けない方法。そこで効果的というのが・・・、



酒主「ヒアリを体に寄せ付けない方法として、靴や服にベビーパウダーをつけるというのが正しい予防方法ということなんですよね」

村上准教授「ベビーパウダーはヒアリだけじゃなくアリ全般に効果的です。パウダーの粒が非常に細かいので、アリの手足や毛に絡まって滑っちゃうんですね。だから付けておくと登って来にくくなります。ただ日本はまだ、ここまで警戒する段階になっていません。最近のマスコミの報道で世の中が少し過剰に反応しているかなとも思います」



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カテゴリー: 安藤えっ!
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