せーの!グッディ!

オリンピック3連覇から11年。畳に立ち続けた野村忠宏選手を支えた妻への想いとは?

オリンピック3連覇から11年。畳に立ち続けた野村忠宏選手を支えた妻への想いとは?

2015年08月31日 (月)

アトランタ、シドニー、アテネ。
前人未到のオリンピック3連覇を成し遂げた“日本柔道界のレジェンド”野村忠宏選手がきょう31日、引退会見を開きました。



野村選手「豪快に一本負けしてすっきりしました。寝そべってすぐに立つことができなかったんですが、上手く投げられた瞬間、“豪快に投げられたなあ”というのが頭をよぎり、“これで真剣勝負の戦いが終わったんだ”と少し寂しい気持ちにもなりました」



天井を見上げながら、野村選手はどんな思いをはせていたのでしょうか?
この試合は、先週24日に行われた全日本実業柔道個人選手権大会。約2年ぶりの実戦でけがも完治せず満身創痍で臨んだ大会でした。しかし、初戦は一本背負い、2回戦は背負い投げと野村選手らしい豪快な一本勝ちで勝利。しかし迎えた3回戦では、開始26秒で23歳の椿選手に一本負け。ずっと一本にこだわってきた野村選手らしい、最後の試合となりました。

オリンピック3連覇から11年。度重なる怪我に悩まされながらも畳に立ち続けた野村選手。

「グッディ!」では野村選手を支えた妻・葉子さんとのエピソードを紹介しました。



「オレが負けたら妻が悪者になる」
2001年に結婚した野村選手は、「自分が弱くなったのは妻のせい」と言われないためにも勝ち続けることを決意。そして2004年のアテネオリンピックで前人未到の3連覇を成し遂げたのです。



その後、右ひざ前十字靭帯断裂という大怪我。「野村は終わった」とも言われたとき、野村選手は涙ながらに妻・葉子さんにこう語ったといいます。

野村選手「手術をしないで頑張ってきたけど思った以上に足が動かない。どうしてええのかわからんのや」

これまで家では柔道の話をあまりしなかったという野村選手が妻に漏らした初めての弱音。
妻の葉子さんは…

妻・葉子さん「そこまで思い詰めていたなんて…。分かってあげられなくてごめんね。でも話してくれないとわからへんやん。何があっても一緒に頑張っていこうよ」

と、野村選手を勇気づけたそうです。野村選手は「一人で抱え込んでいた苦悩を吐き出して、ずっと張り詰めていた気持ちが少し楽になった」と語っています。

このエピソードを受けてスタジオのマキタスポーツさんは、

マキタ「ベタッとした関係で“あんた頑張りや”みたいなことじゃない、野村さんの性格とか闘争心とか火の付け方を全て分かっての言葉。(この奥さんがいてこそ)野村さんの長い競技人生があったんじゃないかと思うとすごいですね」



日本柔道界の一時代を築いた男の裏側に、夫婦のこんなやり取りがあったとは…。
数々の感動を与えてくれた野村選手、本当にご苦労さまでした!

【関連ニュース】
「現役復帰はゼロです」一時帰国の橋大輔さんがスタジオ生告白!
夏の甲子園、準決勝に進出! 清宮選手の貫録発言ベスト3!
倉田アナウンサーお帰りなさい! 絶好調 全日本女子バレー


カテゴリー: 克実なっとく
  • Twitter
  • Facebook
このページのトップへ
TOP
PAGE TOP