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巣立ち


春から手塩にかけ育ててきたアイツが
昨日とうとう巣立っていきました。
 
小さくて泳ぎが得意で意外にも肉食・獰猛なアイツ。
まさか、いなくなってこんなにポッカリと心にが空くとは思っていませんでした。
 
アイツってね……子供が学校で貰ってきた……ヤゴのことです。
 
いやね、おめでたいことなのですよ、本当は
だって当初10匹以上いたヤゴの中でも
成虫になれたのは、アイツ、ただ一匹だったんですから。
・・・ですが、私は空虚感。
朝起きると水槽があった場所をついつい癖で見てしまうの。
 
 
ヤゴ→トンボの成長は常識として知っていたけれど、
本物のヤゴを見たのは実はこの年齢にして初めて。
 だからヤゴの捕食を見たときには心底びっくりしました。
 
どこから出てくるのか、長い舌のようなアゴが強烈なアタック力でエサを捕獲!
ボクシング選手も顔負けの俊敏さです。
毎回それが楽しくて、エサやりタイムは水槽前から離れられなくなっていました。
 

しかし、実はそこは食べて元気なヤツだけが生き残っていくサバイバルの世界。
水槽の中で繰り広げられた弱肉強食・淘汰の”THE生き物”の世界を見て

小食な息子に「ヤゴを見てごらん。食べないと生き残っていけないのよ!」
「このままではヤゴの生命力に負けちゃうぞ!」などと
叱咤激励する我が家の食卓・・・という構図に、この6〜7月はなっていました。(笑)
 


たまに脱皮して大きくなったり、食べるスピードと量が格段にUPしたのを見て喜んだり、
最終的にはエサやりの時にアイコンタクトができるようになったり
(と私は感じていましたが)

ヤゴに「うちの子」感がかなり出てきていた7月中旬
 


ある日、食欲がパッタリとなくなり心配して、即ネット検索!
どうやら羽化する前は食べなくなるらしい……。
 
ならばそろそろか……とソワソワしていたら、絶食モード2日目。
しっかと水中から顔を出しているではありませんか。
しかも黒目が一段と大きくなり、目が合っている感が半端ない!
 
更に待つこと一日。
朝起きて、ハッ!
水槽に入れていた木の枝を上り尽くし、枝の先っちょにしがみついてる!!
朝から「みんな〜!見に来て〜!」の大騒ぎ。






 
この姿・・・けなげ。そして本能ってスバラシイ。
母はこういう姿にもの凄くキュンキュンしちゃうのです。
そしてこのしがみつきのスタイル・・・ものすごく羽化の予感!
 
出来ることならずーーーっと見ていたい!けれど、残念ながら仕事に行かねば……。
後ろ髪をひかれながら台場へ



と、OA中、主人から衝撃の写真が!






トンボになった!




ヤゴの時より体は大きくなり、羽化したばかりで羽はセロファンの様に真透明!
ついにやった!!かなり育て上げた感でいっぱい。

すぐにでも駆けつけたい気分でしたが、
結局何の種類かもわからないまま飛んで行ってしまったヤゴ、いや、トンボさん。

でも主人の話によると、羽化したトンボを見て、子供たちはかなり感動し、盛り上がったのだとか。
教育上もよかった、よかった



巣立った今、残された母は
水槽もエサもカルキ抜きの薬剤も、
もう不要と思うと淋しくてキュン。
 
あんなに「面倒だ〜〜(〃ω〃)どうしよぅ〜〜」と思っていた
飼い始めの頃が嘘のようです。



どこを飛んでいるのか、うちのトンボさん。

子どもが世話のしたのではなく、100%母がやりましたが、
家族全体で自然の摂理を感じることができ
大変よい夏の経験となりました





懸案事項はエサの冷凍アカムシの行き場かな・・・・。(笑)




 

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