こんにちは、Cure管理人 乾たつみです。
今日はシーズン1からよく耳にする「ライオンボード」について紹介したいと思います。
★ライオンボードとは
甲冑や衣装の一部、仮面や武器などでよく使用される「ライオンボード」とは、
本来クッション材に使われる独立気泡の発砲体です。
コスの素材によく使われる理由は、
1.やわらかいので切るのが楽。
2.コンロやライターなどで熱する事により、簡単に曲線をつける事が出来る。
3.一度曲線をつけると、平温(-30度から80度まで)で再度変形しにくい。
4.重量が軽い。
5.接着や塗装がしやすい
などからでしょうか。
とても使い易いので、コスプレの造形素材として高い人気があります。
★ライオンボードの使用例と購入方法
「ライオンボード」にそのまま塗装しても、それなりに綺麗に仕上がりますが、
布や硬い物に擦れると塗装が剥げるというデメリットがあります。
そこで、光沢のあるエナメル生地「ラリッサ」の裏地をはがしたものを、
「ライオンボード」に貼って、塗装の替わりとします。
すると、写真映りの良い、硬質感にあふれるパーツに仕上がり、グレード感がぐっとアップします。
「ライオンボード」は、ハンズなどの大型の工芸センターや通販で購入することが出来ます。
厚さや大きさなども、ある程度バリエーションがあるので、
パーツの大きさによって選択することが可能です。
「ライオンボード」は、造形初心者にもオススメの素材です。
一度、手にとってアレコレと造形を想像するだけでも楽しいですよ♪
KAYAです。
僭越ながらこの場をお借りしまして
コスプレに使える小道具の製作記を公開させていただきます。
今回はNARUTOの額当てです。
今は安価で出来の良いものもあるので、手作りされる方は少ないでしょうが
こういうやり方もあるんだなぁとご覧にいただければ幸いです。
まずは、用意するもの。
・アルミ板(0.2ミリ〜0.3ミリ厚)
東急ハンズ、ホームセンター、100円ショップなどで売ってます。
・ハサミ
そのアルミ板を切るためのもの。意外と普通にハサミで切れます。
刃こぼれする可能性があるので、安いハサミを使いましょう。
厚さが0.3ミリだとちょっと力が要るので、不安な方は0.2ミリ厚のアルミ板がいいです。
・マジックとテンプレート
額当てにマークを書くためのマジックと、マークを切り抜いたテンプレート。
いきなり書いてもいいんですが、テンプレートがあると失敗率が減ります。
・ペンチとハンマー
・画鋲
・瞬間接着剤
アルミ板を好みの大きさに切って、角も丸くしておきます。
大きさは人にもよるんですが、私は縦5センチ、横16センチで作りました。
切った部分は鋭利なので、ケガに十分注意しましょう。
そして、両端に画鋲をつけるための位置をマジックで印をつけておきます。
画鋲はホームセンターなどで、頭が丸っこい形のものが売っています。
頭の直径は8〜10ミリくらいがいいでしょう。
当然色は銀色。
画鋲の針の部分をペンチでつまみ、ハンマーで画鋲の頭を叩いて針をもぎ取ります。
画鋲の頭の裏から叩いて、針が左右に1〜2回づつ曲がるような感じでやれば結構あっさりと取れますが
コツをつかむまでが難しいです。色々やってみましょう。
木材などの台の上でやったほうがやりやすいかな。
鉄やコンクリなど、固い台は画鋲の頭が傷つきやすいのであまりお勧めしません。
これはちょっと危険な作業なので、周りに人がいないことや、
針が飛びそうなところに何も無いことを必ず確認してからやってください。
針先はかならず刺さらないように処理して捨てましょう。
あと、ニッパーで針先を切り取るという手もあります。
画鋲の頭を瞬間接着剤でアルミ板に固定する。
その際、画鋲の頭は小さく、手で持って接着剤をつけるのは難しいので、
セロテープなどを画鋲の頭にくっつけて、それを持って作業すると幾分やりやすいです。
接着剤はほんのわずかで十分です。つけすぎると、乾くまでかなり時間がかかってしまいます。
続いてマジックでお好みの里マークを入れて、軽く曲げる(自分の額に合うように)。
これまでの工程で、多分傷とかつくと思うけど、
忍者なんだから額当てに傷くらいつくから問題無いということにしておくと精神衛生上良いです。
そして、裏側にマジックテープを貼ります。ノリ付きのやつを適当な位置に貼ります。
あとは自分がやりたいキャラに合うようなもの(ナルトだったらハチマキ)に
マジックテープをつけて額当てをつければ完成!
ちなみにカカシのグローブの手甲なども同じ方法で作れます。
手や物が当たりやすい場所なので、身に着けているときは周囲に気を配り、注意しましょう。
以上です。
ご覧いただけた皆様の、何かのお役に立てれれば嬉しいです。